タグ： 睦月PC

貧弱。色白。めちゃめちゃ細い。目のクマも酷く、目つきは相当に悪い。 家庭環境はHOの通り。その上でASDにかかっている。（具体的には対人関係が苦手かつ強いこだわりを持つ発達障害。人により症例は様々だが、彼の場合は人と視線を合わせることが出来ない。独り言が多い。人に関心を持てない。騒音や集団等、目や耳に刺激の多い場所への苦手意識。体幹の弱さ）本来支援が必要な状態にあったにも関わらず、親がアレなので悪化する一方。学校についても刺激が多い＆対人を必要とするため向いていなかったのだが通わざるを得ず、孤立し勉強にもついて行けなくなる。その性格から友人が出来ることも無く、唯一の心のよりどころと呼べる存在は兄ただ1人だったが、大学入学と共に家から去ったことから絶望と諦めの状態に至っている。 また、ASDの症状の一つである体幹の弱さと低緊張によって、姿勢の悪さとじっとしていられなさ（貧乏ゆすりに繋がっている）と運動面の苦手を抱えている。これに関しても支援の欠如と慢性的な引きこもり・運動回避が災いして筋力が著しく低下。笑えないレベルになっている。そのため持てる荷物は最小限に（どうせ持ってってもクラスメイトに壊されるし）、そもそも外出も運動もしないをモットーに掲げている。ペンとノートと布団と新聞とご飯の乗ったトレーが日常生活で持つものである。 普段は学校と自室の往復をしている。生活能力が身につかないため、生きるために家に居続けており、食事は耐え忍ぶようにリビングで。それ以外はずっと自室にこもっている（正確には布団）。 〈家族〉 ・父。人間の屑。死ねばいいのに。 ・母。ヒス。病院に行け、二度と出てくるな。 ・祖母。喋りかけて来るな。早く死ね。 ・4つ上の兄。逃げた。優しい態度を取り続けてたけど、それも全部結局のところ可哀そうな障害者を憐れむための社交辞令か。笑えてくるな。 ・部屋。俺の部屋。安寧の場所にしたい。まずは壁の増設。うるさい。それさえクリアすればここだけでいい。 〈学校〉 ・クラスメイト。カス。苦しんで死ね。 ・教師。無能。辞めろ。 ・勉強。嫌い。出来ない。 ・運動。この世から無くなればいい。 ・いじめ。早く終わればいい。 〈自分〉 ・顔。陰気。死んだ目をしている。生きた目なんて今更貰っても。 ・前髪。長くて悪いことは無い。どうせハサミで切られるんだから、散髪要らずで最高にクールで効率的。 ・頭脳。出来は最悪。 ・体。使い物にならない。寝て起きる機能しか持ち合わせていない、残念な体。 ・力。鉛筆しか持てない。ペットボトルも瓶も空かない。俺が一人で生きていけない全ての原因。 ・癖。貧乏ゆすり、というより震え。チック症。 ・趣味。ノートに駄文を書き連ねること。図書室での本の流し読み。 ・バイト。新聞配達。早起きしてバイク乗るだけで誰にも顔を合わせず金がもらえる割の良い仕事。 ・学校。家族のご立派な意向で通わされている。不登校キメた時には酒を被らされた。当然出来の悪い学校で、ちょっとばかし頭の良い奴が王様気取りではびこってる。お前等も社会の底辺だよカス。 ・障害。ASD（自閉スペクトラム症）。この厄介な発達障害様のせいで全てが狂ったのかもしれない。 ー－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－ 俺の居場所はどこにもない。 クズみたいな父とカスみたいな母、頭のいかれたババア。消えたバカ兄……で、出来の悪い息子の俺。 少なくとも俺の人生に温かい家庭の五文字は並ぶことは無いし、他の人の家にもし”それ”があったとしても、それを俺が享受することは無い。きっとそういう運命のもとで生まれたんだ。これは悲観的じゃなくて、諦観。詩的だな、あほくさ。 これだけクソみたいな環境をこしらえておいて、俺が賜った天からの授かりものは何も無かった。 むしろその辺の猫にでも与えられたんだと思う。最悪なことに、俺の要領は死ぬほど悪いし、勉強も運動も出来ず無能の札を首から下げている。一人で生きていけないからこの狭い部屋から出てもいけない。何も出来ないカスに生きる道なんて社会は用意して無い訳だ。だから高校にも通うしかない。 高等学校、高等な学校と俺の通っている施設は呼ばれているらしい。実情は頭の悪い猿どもが醜い顔を引っ提げながら闊歩している動物園という扱いが妥当だと思う。陽気な奴は陰気な奴を踏み台にするって小学校の道徳の教科書にも書いてあったわけで、クラスの主人公様は律儀に教科書の前半部をなぞって生きている。あと参考にしてる書物は犯罪心理学とか？丁寧に解決策や非難の段落は読み飛ばしているらしい。さぞ優雅な人生を謳歌していることだろうな。早く死ねばいいのに。 人生には夢とか幸せとか生きる希望がいるんだって。 どっかの本に書いてあった仰々しいお言葉。俺の全てを否定するようなお言葉が太文字で書いてある。 これが世界の常識で、これが理想として掲げられているなら、やっぱり俺の居場所はここにはない。死ぬときは苦しまずに死にたいもんだ。神様が見守ってて俺だけ天国に連れて行って奴らを全員地獄に落とせばいい。それは何て良い想像だろう！ ま、こんな文章をつらつらと布団にこもってベッドライトの光を頼りに書き殴っている性格の悪い落ちこぼれに差し伸ばされる手なんて存在するわけなくて、その上俺は臆病だから自ら神のもとに直談判に行くことすらできない。生も辛いのに死は怖い。完全に俺は詰んでいる。 あーあ、可愛い女の子が俺の人生全部救い上げてくれないかな。 無理か、この顔面じゃモテねぇわ。カスがよ。死ね。

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