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烏が群れては、無彩色 HO1青い烏 国島泉那 くにしまいずな 人当たりがよく、常に相手が何を求めているかを汲み取って発言･行動を"やろうと思えば"出来る子。誠実。以前までは押しに弱かったが、ここ数年でようやく自分の意見を言えるようになった。丁寧な言葉遣いに気をつけながら煽る。カラーギャングにしてはおおらか(？)な性格をしているが、戦闘中は体全体を使った荒々しい動きで敵を翻弄する。両利き。箸は右で武器は負傷時以外は左で持つ。 元ブルーインフェクサー所属。看護専門学校時代にクラスメイトに誘われ、断れず。そして抜け出せずにいたら重傷者になっていた。鳥黒の衆に潜伏していた一年間ずっと北条骸殺害のために動いていたが失敗。裏切り者であったにも関わらず認めてくれた黒羽根元親や北条骸たちのことがよく理解できない。 3年前のあの日、結局烏になりきれなかったことに少し後悔をしている。鳥黒の衆の烏たちに徐々に心を開き始めていたが、やはり後ろめたさが残る。心から仲間だとは言えない。 黒羽根元親の遺言だったため鳥黒の衆に残っていたが、帰ってきたため抜けるつもりだった。段々アジトやゴミ捨て場に行く回数を減らし自然消滅してやろうとしたが北条骸に捕まり失敗。無彩色では諸事情でブルーインフェクサーに転向することになる。 一人暮らし。コンビニバイトは辞め、短期バイトで食いつないでいる。最近UberE○TSを始めた。ごく稀に知り合いが務めている介護施設のヘルプに入る。ご老人に「あんた若いのに髪白いねぇ」とよく言われる。北条骸暗殺もろもろのストレスはなくなっても白髪は治らなかった。 寝てるときに連絡が来てもいいよう、常に枕元に武器を置き、物によっては身につけている。ただ、たまにそのせいで怪我をする。最近寝ているときに角指(棘のある指輪)で首を引っ掻いたため包帯を巻いている。この間も掌と親指をやはり角指で刺したので薄手の手袋をするようになった。 趣味は散歩と人間観察。隣に立つ人に合わせて振る舞いや格好を変えるタイプの人間。(極彩色では対象が北条骸だったため、かわいい後輩らしい振る舞いと格好をしていた)。 青蛇たちの隣に立つために黒を捨て、青を基調とした服装をするようになった。そして幼さや未熟さを演出していたセンター分けから、清潔さや若い男性らしさを意識した髪型に変えた。左耳には蛇のピアスをつけている。表情も固くなった。固くした。 渋沢さんと話すときはとくに目を見るように心がけている。(渋沢さんは言葉より目のほうが効くだろうという予想。)久瀬さんに対しては白黒はっきりした発言を心がけている。 本当の国島はどんなやつかと聞かれたら答えられない。だが3年前より今の方が活き活きしているのは確か。幼くていつも困ったように笑う国島も、ハキハキと喋り少し固い印象の国島も国島泉那という男である。 好きな食べ物は砂糖醤油をつけたお餅と竹下通りのわたあめ。 苦手な食べ物は生姜焼き。食べづらくて…… 以下武器説明 ここは極彩色のと変わりません。 基本戦闘時はマチェットしか使う気ないです。ただ持たせたかっただけなんです…… 武器はマチェット。刃渡り36cm、全長55cm。重さ約560g。そこそこ手に入りやすく包丁よりも刃渡りが長い。いい事づくめだね。二本所持している。1本は予備。負傷時以外は左で構える。ショルダーハーネスをつけて脇あたりにしまってる。 もしものときのために左の靴の踵に刃渡り5cm程度の刃物を仕込んでいる。木製のケースに入れているため足は切れない。拘束を解いたり、マチェットを奪われたとき用。 ベルトにも仕込みナイフがある。刃渡りは7~8cmほど。 右手の中指と薬指に角指(かくし)をつけている。棘がついた指輪。棘を内側にして、引っ掻いたり握ったときに痛みで意識を右手に集中させてから左から斬る。軽装の相手にしか通用しない。 胸ポケットから顔を覗かせる棒付き飴は仕込み針。棒部分がチューブ状の鞘になっており、中にはニードルが入っている。4~5cmほど。 呼び方 黒羽根 元親 →ボス 逆様 八 →隊長さん、八さん、サカサマさん(言えない) 北条 骸 →隊長、北条さん、たまに骸さん呼び (敵対時はフルネーム呼び) 渋沢 鋭一 →渋沢さん、青蛇様、青蛇さん 久瀬 生人 →久瀬さん、青蛇様、青蛇さん 「渋沢さん。それは違います。久瀬さんが正しいです。」(目を一切そらさず) 「……なるほど、なら俺はこちらを選びます。……物わかりがいいわけではないです。ただ、久瀬さんが好むだろう対応をしてるだけです。」 育ち(読まなくても問題ないとこです。性格のようなもの。) 泉那は悪人になりきれない凡人である。彼には、悪人になる才能がない。それと同時にヒーローになる素質もなかった。 幼少期から人の顔色を伺うのが得意であった。彼がそうなったのは一つ下の弟が関係する。甘えたがりの時期に弟が産まれ、両親がそちらの世話に追われてしまい、一人でいる機会が増えたのだ。決して両親からの愛情が欠けていたわけではない。ただ、寂しい期間が少しだけ長かった。それだけ。 人を困らせてはいけない。だからいつも顔を目を覗き込んで様子を伺った。それは彼にとって苦痛ではない。むしろ当たり前のことだ。顔色を伺ってばかりだったから、貧乏くじを引きがちだった。不満がなかったわけではない。しかしその感情を表に出すのがべらぼうに苦手だった。それほどまで、優しく育ってしまった。 が、しかし！ 極彩色の経験で彼は学んだ。馬鹿には常識が通用したいと！！！ 常識の通用しない馬鹿野郎共(主に黒羽根元親と北条骸)に振り回され、感情を揺さぶられ彼は思った。 「もう、考えるのをやめよう。」 他人なんてクソ喰らえだ。知らんもんは知らん！他人のために自分を抑え込む必要なんてない、利己的に生きてやる。失敗を積み重ねてやる。恥をかいてやる。そして地を這いつくばってでも、自分のやりたいことをやり通す！まだ整理ができていない感情と後悔をバネにして今、今度こそ彼は大空を羽ばたく烏になるために、一人 前を向いて歩き出した。 秘匿内容 国島泉那は北条骸を助けるため、ブルーインフェクサーに転向した。 北条骸と密会をしていた青蛇たちに、「北条骸を助けたければ、あいつのことを知りたければ鳥黒の衆を辞めてブルーインフェクサーに入れ」と言われたのだ。何が何だかさっぱり分からなかったが、俺にしかできないことらしい。尊敬しており、そして一年間ただただずっと守っていくれいた彼を次は自分が助ける番だと思い、そして借りを返すために鳥黒の衆を辞めることを決意。 自分が本当にやりたいことを突き通し、今度は北条骸を守り抜くことで、本物の烏になりたいと思っている。彼の思う烏とは、黒ではなく、あくまで「手段を選ばず、たとえ自分が犠牲になってでも最後まで自分がやりたいことを突き通す人」のことである。だから彼にとって青だか黒だかなんてどうでもいい要素に過ぎない。 ……少しだけ、青蛇たちに、渋沢に「お前が適任だ」と言われたのが嬉しかったから、という理由も含まれる。 自分がひとつ行動を誤れば、北条骸は死ぬ。命がかかっていることを忘れないよう、3年前のように右手に腕時計をつけた。爆発なんてしない。するはずがない。けれど体はいつ死ぬか分からない恐怖を覚えている。常に背後を含めた周囲と腕時計に意識して行動する。 無彩色 国島泉那のイメソン ピースサイン/米津玄師 どうか無彩色で烏になれますように。

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