タグ： 壊胎

国内でも比較的有名な金融財閥である御門財閥の御曹司。都内の公立大学の経営学部に通っている。趣味は最近始めた料理と昔から続けているバイオリン。 家が裕福だったこともあり、生まれてから経済面において不自由した事は無い。しかし両親は政略結婚だったため夫婦仲は冷えきっており、生まれた子供に対しても2人とも無関心で、幼少期から愛情に飢えていた。そんな両親の関心を引く為に小さい頃は屋敷内で騒ぎを起こすことも多かったが。だがある日、悪戯の過程でついた大きめの怪我の心配すらされなかった事で子供ながらに悟り、それ以降は比較的真面目に過ごしている。 5歳の時、世話係としてやってきた海は屋敷で出会う初めての(比較的)歳の近い相手だったこともあり懐きかける。しかし、出会って早々煽られ倒したことで好感度は著しく低下した。その後も世話係という割には雑に扱われたが、色々教えてくれたり世話自体は焼いてくれたので、最終的には口も態度も悪い兄貴のような存在になった。また、家柄を気にせず遠慮無く接してくれる唯一の相手でもあったため、気兼ねなく文句を言ってくれたり叱ってくれる事に嬉しさも感じていたが、本人には絶対打ち明けまいと思っている。 家柄のせいで誘拐されかける事が小さい頃から何度もあったが、『自分の身くらい自分で守れ』と海から実戦形式で若干スパルタ気味な護身術指導を受けた結果、やられる前にやれるようになったので一応感謝してはいる。

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