タグ： 尾崎 希望（おざき のぞみ）

高校生 吹奏楽部（ユーフォニアム） みつるのことが好き（片思い） みつるとは幼少期のころから一緒 性格 真面目、甘いものが好き 好きな曲 ホルストの「惑星」 特に「木星」が好き みつるの音が好き、みつると奏でる音が好き、みつるのことが、好き。 家出のきっかけ「お母さんにばかって言っちゃった」 雨の日、水たまりだらけの公園、滑り台の下のトンネルで雨を避けて泣いてるのぞみちゃんをびちゃびちゃなみつるくんが迎えに来てくれたことがある。 自分のためにびちゃびちゃになりながらも必死に探してくれたことが嬉しくて、悲しみの涙が嬉しい涙に変わった。 みつるくんは家出の理由を聞くでもなく怒るでもなく、ただ私の話を聞いて一緒に罪を背負ってくれる、そのために私に手を差し伸べてくれるんだ。と感じてそこからみつるくんに対して特別な感情を抱くようになった。 「やっぱりここにいたんだな」 「やっぱりって…？」 「いつも二人でここで遊んでただろ」 「でもだからって…もっと遠くに行ってたかもしれないよ？」 「お前ならここにいたかもしれないからさ」 「どうしてそんなになってまで…」 「靴が濡れただけだろ」 「でも…！靴だけじゃなくて服も…髪も…！」 「いいから、早く乾かさないと風邪ひくぞ」 「私よりみつるの方が濡れてるのに…！」 「だから早く一緒に帰って温まろう」 「でも私家出してきたから…」 「なんで」 「お前の母さん心配してたぞ」 「お母さんが…？」 「（黙ってうなずく）」 「でも私、お母さんにひどいこと言っちゃった」 「なら俺が一緒に謝ってやるから」 と言って迎えに来てくれたことを今でも覚えている。

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