タグ： ワンルーム・ディスコン

楽しいことが大好きな薬学科の学生。調合が趣味で、いつも片手間に何かしらの薬を作っている。 性格は楽観的で能天気。好奇心旺盛で、楽しければいい！という行動理念のもとで生きている。 時たま無自覚サイコパス的思考をかますことがあるためそこそこ危険人物である。 言えばどんな効能の薬でも作ってくれる、所謂どら◯もんのような存在。 基本的には温厚で物怖じしない。 良くも悪くも平等主義で、男だろうが女だろうが子供だろうが老人だろうが全く関係なく同じ対応をする。 他人に対する興味が薄く、悪意や好意に鈍感。図太い。 頻繁に家を訪ねてくる楓のために玄関の鍵をかけていないらしい。 本人曰く「取られて困るものないし楓も楽だしいいでしょ。」との事。 基本触れられる、触れる事を嫌う節があるが、友人３人からのボディータッチは平気らしい。自分から触れるのは抵抗あり。 両親は既に他界している。 一軒家住みだが一人の時は基本地下室から出てこない。そのため地上1、2階は生活感のない清潔さが保たれている。本人は掃除が苦手。 地下室は魔女の家みたいな雰囲気。大鍋と材料棚と化学器具でごっちゃごちゃ。 材料棚の上には二つの頭蓋骨が大事そうに置かれている。 「やあこんにちは。僕は空五倍子漆。よろしくね」 「風邪でも引いたのかな？これをあげるよ。…ん？いや、ただのよく効く風邪薬だよ？」 「僕は薬が好きでね…1g単位のズレで効能が変わる調合の奥深さ！素晴らしいと思わない？」 「これ押せばいいの？……なんか光ってるけど、これ当たり？」 「枢君って裁縫出来たんだっけ。じゃあお願いしようかな……。……ん、なんでそうなったの？え？」 「ありがとう夏。ただ小さいんだよね。夏の服って」 「ユーレイ？いないいない。大丈夫大丈夫。」 「盛り塩効くならかけ塩はもっと効くんじゃない？というわけで楓、お祓いしようかそーれっ」 「痛い。痛いってば。ごめんって。手を出すのはよくないと思うなぁ」 「神輿……？要る？それ」 「そんなことより僕の薬飲んでよ。え？ダメ？そう言わずほらほら」 僕/君/君達　176cm/56Kg/5月5日生 好きなもの:刺激の強い食べ物　嫌いな物:乾物 好きなこと:調合、製薬、実験　嫌いなこと:楽しくないこと 特技:機械いじり、科学関連全般 以下過去設定 厳格な両親のもとに生まれ幼少期から厳しい教育と束縛を受けてきた。 母親は成績こそ全てと考え、父親は外面ばかりを気にする人物だったため、全てを完璧にこなさなければいけなかった。 暴力暴言はしょっちゅう浴びせられてきた。ちなみにその過程で大半の感情を無くしている。残ったのは憎悪と悲哀の感情のみ。 本人は感情を無くしていることに気づいていないので、普通に嬉しいと言ったり楽しいと言ったりする。 ただそれはAIに似た回路で成り立っているもので、経験則からこういう場合はこう感じるのが普通だろう、と考えた上での行動である。 薬学にのめり込むことで辛さや苦しさを忘れられていたため、薬学が大好きだし、実際天賦の才がある。 両親が他界したのは小学四年生の頃。 事故死した両親の頭蓋骨を地下室で保存している。薬を作っているのは、いつか両親を生き返らせ自分の手で殺すため。 友人には信頼を置いている、と本人は感じているが、実際利害問題で成り立つ感情を信頼と誤認している節がある。 本物の感情を前にすると自分が何なのかがわからなくなり、正常ではないと気づかされてしまうため、無意識に人とは一線を設けて付き合っている。 そんな中でも仲良くしてくれていた幼馴染にはなんとか歩み寄ろうとしている。が、根っこの部分ではあまり芳しくはない。 父から受け継いだ思考により女性には弱みを見せないが、これも無意識によるものなので平等主義であることには変わらない。 それもあり数少ない男友達の枢をそれなりに大事に思っている。ので自分のことも多少話すし陰ながら力になろうとはしてる。 枢の本質までは理解していないが、自分と同じではないにしろ似たような線引きをしていることには気づいているので、いつかそれが薄れた時には話をしたいと思っているらしい。

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