タグ： MoMo家の男性陣

中学3年生。空手部所属。 昔から幸運な事にばかり巡り合い、何一つ不自由のない生活を送ってきた青年。 今まで宝くじに当たった回数は、両手両足の指では数えきれない程。そのうち、一等賞の五億円を当てたこともある。商店街のガラガラでハワイ旅行とテレビを当てたのは今年で２回目になる。 また、自分が乗り遅れたバスが走り出した瞬間に爆発したり、家が3回ほど放火にあった際は全て抽選で当たった旅行へ出かけていた。 （ちなみに、爆発したバスに兄は乗っていたし、放火にあった際は兄だけが家にいた） 彼の運の良さを周りの人間も分かっており、学生生活でもその運の良さは発揮された。 くじ引きで七七七が引く席は窓際一番後ろの席。名簿順で座っても一番後ろの席であり、彼の周りの席にはクラスでも人気の女子生徒が集まりがちだった。また、彼を贔屓している先生ばかりが担任になった。 そんな出来すぎた生活を側から見ていた生徒たちは仕切りに七七七のことを「運だけの男」と呼んでいた。 そんな七七七の嫌いな言葉は「運も実力のうち」である。七七七は自分の「運がいい」ところが何より嫌いだった。 どれだけテストの対策を取り、努力を重ねても、「先生にテスト範囲を聞いたんだろう」や「山を当てたんだろ」等と陰口を叩かれ、自身の実力を認めてくれる人間は一人を除いて、誰もいなかった。 唯一、自分の努力を見てくれたのは兄の「不幸幸太郎」だった。兄は自分とは真逆で不幸なことばかりに巡り合う人生を送る人間だった。しかし、兄はそんな自分を悲観せずに、「不幸が俺の取り柄やで！」と笑い飛ばすような、そんな素敵な兄だった。 七七七が運しか見てもらえない事に悩んでいた時も「運なんて、おまけやで。七七七が頑張ってるから運が付いてきたんや」とよく励ましてくれた。 そんな兄のような人間になりたい、と七七七は思っていた。 しかし、兄は高校に入学して数ヶ月後に姿を消した。捜索願も出されたが一向に見つからずに、一年の月日が過ぎてしまった。 七七七は兄がまた不幸な出来事に遭遇してしまったと思っており、自分の幸運で助けなければと考えている。 自分の大嫌いな幸運も兄を見つけられるなら、幸運でありたいと思っている。 性格は卑屈。最近は方言で話すのが恥ずかしくて、標準語で話している。時々、方言が出る。 「兄貴に褒めてもらえるように…俺、ずっと頑張ってるからさ…。絶対に見つけ出してみせるよ。大丈夫…俺、運いいから」 願い事：行方不明の兄を見つけ出す。 ※兄である「不幸　幸太郎」は別シナリオで過去の時代に飛ばされており、この世界で七七七が会える事はまず無い。 ーー【通過シナリオバレあり】ーー 『魔法少女希望譚』通過済 その後、『魔法少女希望譚』にて、兄の蘇生を願い、時空移動していた兄を連れ戻す。 しかし、その代償として16年の月日しか生きられない体になった。（2020年11月07日）

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ