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○生い立ちとして本人が３～４歳の頃に両親を冬峰　軍（ふゆみね　いくさ）殺害され、そのまま誘拐されている。 そのときのショックか本人は以前の記憶がほぼない。 名前すら覚えていない状態である。また、彼女自身にも傷が付いており、胸元に大きな十字傷が付いている。 　 　冬峰　軍は誘拐した直刀を剣士という名の人殺しに育てた。 一般教養は全くないが裏世界の適応性と常識は十二分にあるため、ある意味では教養は高いと言える。 当時、彼女自身の生きる糧が善を殺すことであった。 また冬峰は直刀の他にも3人の子供を教育しておりその全員が善とは血のつながりはない。直刀は末っ子であり、兄妹の名は一番上から、長刀（ながと　♂）、直刀（なおと　♀）、曲刀（まがと　♂）と言う。 直刀が善に拾われた際にはすでに長男、長女はおらず一つ上の曲刀だけだった。直刀は１５の時、曲刀に襲われそうになったが善によって救われている。 　そして、兄妹・善は共に裏組織の戦闘員として働いていた。が、次男、曲刀が善を殺害、善の所持していた式刀・零毀を奪い逃走している。また他の兄妹も善から刀を奪い取っている。 善の殺害時、居合わせた直刀は曲刀を撃破し善の最後を看取っている。 また、その際。実は善が直刀の両親を殺害したわけではなく長女の直刀が殺害したことを打ち明ける。 善は黙秘していたことに対する謝罪し冬峰の全員を恨まないでほしいと言うことを願った。またそれについて直刀はそれを許し約束をしている。 その際に善から一振りの日本刀を残される。後の直刀・葉毀である。 　組織にも入らず、ただただ己が鍛錬に打ち込んでいた直刀は一番最初に困ったことは衣食住だった。善が死んだことで元住んでい た場所も住めなくなり、放浪しつつその日暮らしをしていた彼女だったが、護衛として雇われた先で衝撃的な出会いをしその元に志 願・就職する。 　それは揉めごと解決屋である。護衛先であっためがねを掛けた神父の格好をした男は周囲が相手を殺している中で唯一敵も死者を出さなかった。 また敵は全て殺せと言う依頼主にすら一喝。ここにいるもの全てが私の友人であるとし、誰一人として殺させなかった。 その姿こそが善が求めた生き方であると考え付いた。 　神父は何も知らない彼女を雇い、人殺しではなく一人の女の子として生きてもらえるよう日々教育している。また神父は変態あり、よく何もしらない彼女によくコスプレをさせている。 本人一番のお気に入りは程よい肉付きの健康的な脚で、色白で肌のキメが細かなものが至上らしい。 それのメガネにかなう脚を持ったのが直刀と言うことだ。彼女の脚にかなう美しさを持った子はいないとまで断言している。 ○直刀自身の趣味として、草木や動物を愛でることがある。そのため動植物に関してはある程度の知識と理解をもつ。最も好きな 花はカミツレで、好きな動物は猫である。その中でも三毛が一番好きなようだ。１５歳の誕生日に買ってもらった動植物大全を愛 用している。 　また夜半になると星を眺めることを好むようで、よく屋根の上で眺めている。10歳の誕生日に買ってもらった天体図鑑を未だに 大切にし、時まれに開いている。 　また特技として水泳が得意である。曲刀が泳げなかったのに対し、彼女は刀を持ったまま一般人と変わらぬ速度で泳ぐことが出 来、疲れを知らないようだ。 どんなモノも目聡く見つけるようで子供ながらに曲刀を見つけ、どこまでも追いかけていったこともある。 また曲刀は手を抜いたわけではない。彼自身パルクールを用い、本気で逃げたもののなぜか発見されると言う恐怖を味わっている。 その際はしょうがなく、仕事に連れて行ったが仕事の光景を見た直刀が泣き出し林檎飴を買うまで泣き止まなかったと言うこともある。 ○彼女の好物として、抹茶、林檎飴、餡団子、イチゴがある。 嫌いなものは、薬とゴーヤである。炭酸飲料は飲めなくもないが飲むとむせて苦しくなってしまうのであまり飲まない。 また、食べ物ではないが電子機器は全く使えず、根本的にセンスがないとしか形容できない。 ○本人は常にホットパンツを履いており、寒い日はオーバーニーを履いてでもホットパンツである。本人曰く、好きではいてる訳 ではないが、なぜか神父が買ってくるのはいつもこればっかりなんだ。それに神父が言うには近頃はこれが人気らしい。 （決してそんなことはありません。神父の趣味です。） と困り顔だった。寒いので他の服がほしいそうだ。 また、どの季節でも関係なく藍色のPコートを着用している。これは、内側の背面にホルダーを装着されており葉毀を隠せるようになっている。 外ではいつもフードをかぶり、葉毀を隠している。夏は前を開け、なるべく熱がこもらないようにしている。 ○よく使う剣技として三歩破軍がある。一手目で相手との距離を全力で詰め、二手目で相手の獲物を薙ぎ、三歩目で仕留める。と言ったとても分かりやすい技である。 対極として、流葉（りゅうよう）を苦手とする。相手の動きを最小限で交わし、相手の死角となる位置から討つ。と言う技だ。曲刀が得意とする。

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