タグ： 消し炭

締切破り常習犯作家。 締切2日前になって｢そうだ箱根旅行に行こう｣と思いついて即座に行動に移すぐらいには自由人。 軽薄。美人を見かけるとついつい声をかけてしまう。大抵口説くのに成功してそのままホテルになだれ込む。 長い黒髪を緩く結わえて後ろに垂らしている。 ｢作家だからね、和服を着てなんぼだろう｣という理由でいつも身につけているのは和服である。 黙っていれば見た目も申し分なく、また独特の雰囲気があるためか、ファンからは寡黙でミステリアス、知的な人間だと思われているが決してそんなことはない。ちなみに編集部からはこの方向で売り出したいとのことで、サイン会などでは絶対に好き勝手話さないでくださいと念を押されている。 奔放な性格と誠実さの欠片も見られない軽い発言の多さで女性関係でのトラブルはそこそこ多い。彼のマネージャー(守谷)の胃には頭が上がらない。 ヒモ適性が高い。 一度、過激なファンに腹部を刺されて事件になり、入院を余儀なくされた。病院に慌てて駆け込んできた守谷に対して一番いい病院の個室で高級フルーツの詰め合わせを美味しそうに頬張りつつ、｢やあ守谷くん、君も食べるかい？｣と声をかけてきた。刺されても全くめげない。 ペンネームは草津壮一郎(そうづそういちろう)。こう見えて(？)ホラー作家である。 ｢やっ、守谷くん！久しぶりだねえ、元気？うん？締切？さあて、なんのことだか俺にはさっぱり...｣ ｢ねえきみ、よかったら俺とお話しないかい？なんだか無性にきみと話したくなっちゃったんだ｣ ｢もしもし守谷くん？今ちょーっといいかな。いやぁ、実は、昨日の夜に会った子の家にお泊まりしてるんだけどさあ、目が覚めたら足に枷がつけられてたんだよねえ。え？ああ、いや、最初はスマホも手元になかったんだよ。あの子もダメだって言って頑なに渡してくれなくってさあ。でもちゃんと話したらわかってくれたみたいで今こうしてきみに連絡できてるわけだけれど。ということでさあ、守谷くん。頑張って助けにきてよ｣ ※以下シナリオネタバレ含 ※CoCシナリオ｢こゝろ｣秘匿内容あるためKP以外閲覧非推奨 祖父の家に幼い頃預けられていたおじいちゃんっ子。家を空けがちな両親の代わりに面倒を見ていた祖父は宗一郎にとって両親よりも身近な存在であった。甘やかしてくれる祖父に存分に甘えまくり、それが悪い方向に作用した結果出来上がったのがこのヒモ適性極高適当へらへら男である。 ただ、両親よりも身近で恩義のある祖父の言葉は素直に受け入れる。弓道を真面目に習ったのも祖父が喜んでくれるからである。 祖父が跡を継いでもらいたがっているのは知っている。本人としては叶えてあげたい反面、今時道場を経営してもどうしようもないし、特別弓に興味があるわけではないというのが本音。どっちつかずのままで保留にしている。 幼い頃に会った静という少女に一目惚れしている。彼女と会ったのは一度きりだが、その時の記憶が未だに鮮烈に残っている。ずっと初恋を引き摺っていることが中々に気持ち悪いという自覚はあるがまぁ人間そんなもんだろう。ただ幼い頃の数少ない綺麗な記憶を汚したくないと無自覚に考えているのか、これまで自分から関係を持った女性たちの中に彼女を彷彿とさせる容姿の者はいない。 ｢母さんも父さんも俺のことはどうだっていい。わかるさ。世間様の目を気にして拵えたはいいけど扱いに困ってたんだろう？まあ別にどうでもいいし気にしてないよ。赤の他人みたいなものだからね｣ ｢...ごめんねじいちゃん、じいちゃんの気持ちはわかるんだけど、でも俺は、……もう少し、待ってくれないかな｣ ｢じいちゃん、どこ行ってたのさ。いきなりいなくなったらびっくりするだろ？｣

※歌詞を引用、及び記載することは禁止となりました(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
↑ページ上部へ