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キスエリアスの生兆　ペンちゃん用NPC 長船　光忠 24歳の美容師で人気サロンで働いていた。 明るく柔らかい物腰で幅広い客層に人気があった。 彼の幼馴染の伽羅 廣光は絵画の修復師。 幼い頃から一緒に育ち、互いを意識していた2人は光忠の猛アプローチの末、高校に上がると共に恋人になった。 それから2人、特別なことはなく平穏に幸せな日々を過ごしていた。 だが、ある時2人は見知らぬ部屋で目覚める。 2人のほかに、見知らぬ男がもう1人。 3人は脱出を試みるがどうしても出られない。 そうして徐々に精神は疲弊していく。 疲弊しながらも廣光を励まし、脱出の手段を探し、ようやく1つの出口を見つける。 だがそこで自らの保身に走った男が2人を襲う。 もみ合いになり、男の持っていたペーパーナイフが廣光の首筋を掻っ切ってしまった。 事切れる廣光、発狂する光忠。 井戸から脱出を図った男を追う気にもなれず、呆然と冷たくなった恋人を抱きかかえる光忠が意識を失う間際に聞いたのは 「さあ、君が次のお助けキャラだ。今度はどうなるのやら」といった愉悦を含んだ声だった。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2人は見知らぬ空間に来る前、火事の現場に巻き込まれている。 その際に廣光は崩れた瓦礫で重症を負う。 光忠は炎に肺を焼かれ気道熱傷、一酸化炭素を多く吸い、脳死状態になる。

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