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【データメモ】 シナリオ開始時天運7=基本3+上昇4。これに誓い+3で最大10 副官名ガデル（アームズ）　士気+1、アーティスト共通特技１つを副官特技として使用 邪紋連結の対象（種別：強化or増幅の邪紋が影響する攻撃）は窮鼠の力、獣の縄張り。不壊なる外皮はたぶん対象外 【設定】 領都を拠点とする薬売りの子として生まれる。父に連れられ旅をすることが多かった。 子爵の謀反に巻き込まれ、商会ごと父を失う。 スラム（旧開発区）で孤児の面倒を見ながら日雇いで食いつなぐ中、混沌核を取り込み、以降は軍の仕事を受けるようになる。 周囲を立てる温和な性格なのは弱者として生きる知恵であり、必要な場合は躊躇わず毒爪と牙を突き立てる苛烈な性格を隠している。 戦闘時は４本の触腕をあやつる。それらは毛皮に覆われ、先端にある狼の咢(アギト)が牙を剥く。 単純に噛みつくだけでなく投げ飛ばしや絡み付きを多用し、移動時の加減速や方向転換にも用いるトリッキーな動きは予測が難しい。 能力の成長に伴い水中への適正も発現した異形の獣。 ※モデルはスキュラ。元の伝承上は下半身が魚で腹部から犬の頭部が６体生えている女性なので、だいぶアレンジしてある。 　ヴィットの触腕が４本なのは両手足と合わせて８本にするため。スキュラは犬の頭部ではなく蛸足で描かれることも多い。 　もっとも実際の蛸足は8本とは限らないし、蛸足で描かれる場合のスキュラはもっと数が多い。 　さらに言えば蛇の頭で描かれることも多いが、強いて言えば毒使いな所くらいしか面影がない。 　このあたりは当初は蜘蛛のイメージだったことの影響も大きい。 　スパイダーマンを作ろうとしたらＤｒ．オクトパスになった不思議。 【行動理念】 １：状況の支配に喜びを感じる 　味方は庇護し、与えることで充足を得る。 　敵は真綿で首を絞めるように追い詰める。 　いずれも相手の命運を自分が握っている実感を好むゆえの行動で、リーダータイプではなく黒幕系。 ２：利益を重視する 　敵対者や罪を犯した者でも、今後の利益となるなら許す。 　正確には味方をさほど信用していないので、敵を受け入れるハードルが低い。 　結果を得るためであれば、味方や自分をも平気で危険にさらす。 　無力な人々は頼られれば引き入れ、援助を惜しまない。頼ってこない相手は興味がない。 ３：食と薬への興味 　薬商人の出自や食に窮していた孤児時代の影響。 　美食や料理技術よりも、薬草の栽培と香辛料転用、摂食時の反応といった薬草学的側面が強い。 ４：その場しのぎの話術 　長期的視点や政治的知識はなく、その場を話術で乗り切ろうとする。 　裏切りや悪手に繋がりかねず信用ならない性格。 　良く言えば柔軟で即応性が高く、バイタリティに富む。営業向き。 ５：浅く広く 　特技取得は基本的に幅広く行い、、手札を多く揃えることに腐心する。 　コストが嵩むし一部が無駄になることも多いが、何もできない事態を徹底的に避ける方針。 ６：言葉遣い 　一人称は「私」、二人称はファーストネームの呼び捨て、口調はですます調。 　ただし他人の目がある場合は他ＰＣに敬称を付け、低い立場にあることを示す。 　にこやかで丁寧な言葉遣いを崩さない。 これら行動の根底にあるのは「何もできないまま命を脅かされることへの恐怖」 他人はもちろん、自分の持つ能力も信用できない焦燥感を無自覚に抱えている。 利用できず利用されず、自分を受け入れてくれる。そんな誰かに出会えたならば、人生観が大きく変わる、かも。 アンデッド（生存欲求）やミラージュ（支配欲求）、レイヤー（異質な力への渇望）となる可能性もあった。（※メタ的にも） ライカンスロープに目覚めたのは、あるがままに生きる理想を捨てきれていないから？ あるいは邪紋使いの中でも「種の確立」へ至る性質から、父親か、設定皆無の母親の血筋にライカンスロープがあったのかもしれない。

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