タグ： しそのは LOST

「かくれおに」にてロスト 下記、基本性格と深層心理、死亡状況 基本性格と深層心理 基本性格は淡泊で、取り組み等に無気力。幼さ故の粗野があるものの。貸し借りに関しての義理を重んじているため。 弱みをあまり魅せたがらず、貸しは作らないようにする。 兄弟の悠陽とは仲が特別よいわけではないがそれでも彼にとっては間違いなく唯一の家族である。 学校・児童養護施設内で当番、係活動を課せられた際に真面目にこなす傾向にあり。物事に対して真摯ではある模様。 先生の言う事もきちんと聞く、しかく、いじめにより学科活動や課外活動の成績は芳しくないようす 深層心理 姉の悠陽が若干の依存体質を持っている事を無自覚ながら理解をしている。 その上で自身の自立と悠陽をその上で正しく守れる力を付けたいと思う。 ただ鬱陶しいタイミングや自身の整理がつかないタイミングでは彼女の明るさや繕える気持ちを「羨ましくも苛つく」と自覚している。 自身が承認されたいという気持ちを抑えており、その気持ちを隠すように「自分は世間から認められざる存在だ」と言い聞かせる。 また、自身の願いと行動により悠陽へのいじめや妬みは彼が一身に控えていた。そのためか生傷が絶えない。 彼の死後に彼女がいじめられたり等はしていない。　ただただ可哀想に。と言われる彼女の背中を彼は知らない。 死亡状況 黒川ミツヤ：男 中井ヒイラギ：男　と同卓 とある日、姉に委員会があり兄弟と別の帰路になった道義はクラブ活動の集まりの後帰宅しようとするも昏倒され、深夜の学校に幽閉される。数々の危機を躱し、最終的に教諭に扮したナタを持った連続殺人鬼と交戦。三人で走って逃げようと駆けだしたところ 平均よりも遅い足の速さだった道義は二人を見送る形で学校に取り残される。 幾度かの回避をするが凶刃に倒れた道義は小学生の拙い応急手当も空しく命を落とす。 その時彼が漏らしたのは　嘲笑　だ。 「ああ、こんなもんかよ」 彼の口には言葉すら紡げる熱はない。緋色の髪色の彼はだが、そう笑った。 思えば笑い話の種にもならないくだらない不幸だった。両親はいない。児童養護施設でたった一人の兄弟と共に生活をした。 学校の同学年からはいじめられ、近隣の住民やどこぞの親御には好奇の目で見られた。 何より、それをもう一人も受けたことも気に食わなかったし、あいつが気丈に笑っているのもむかついた。 そして。たった二人のクラブ友達も、「この一人さえ無事ならば」と闇に消えていった。 いい子ちゃんのあいつらだから警察にでも行ったのだろう。もう。帰ってこないとも思ってた。 でも、その気持ちをくみ取ったのは嘘じゃないのは知ってる。死のうとしてる俺をよそにもう相対する敵から親友を守ろうとして 俺の事なんて死ぬ瞬間は見ていやしないんだ。 悠陽。お前なら見てくれたんだろうか。 そして笑ってくれるのか。…いや、見せられない。恰好がつかない。男の意地が汚く呻く。 ああ、ばかばかしい。さて、あっ気なく死のう　もう奴らは俺を見てないから。

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