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冷静沈着な思考を持ち、規律を重んじる人物。 「言葉」を戦闘時の武器とし、周囲のあらゆるモノに対して命令を告げることでその状態を支配し、戦術に編み込む。 数年前までは一介のUGNエージェントに過ぎなかったが、当時支部長をしていたおばあちゃんオーヴァードが老齢を理由に自ら引退したことでポストに空白ができ、その席へと新しく就くことになった。戦闘能力そのものは他のエージェントに劣るが、その堅い性格と冷静さが指揮官向き（あるいは事務仕事向き）であると評価されて、辞令を渡されるに至る。しかし結局のところ、ソウルイーター事変以降規模の縮小したこの支部において残っていた者は少なく、その中で最も所属年数の長かったのが彼であり、それらは表向きに整えられた理由だった。ただ、奈切絃は本当の事情を察しつつも支部長という役割へ前向きに取り組んでおり、実力で選ばれたのだと上に認めさせることをひとまずの目標に据えて日々努力を重ねている。引退した先代の老婆は、オーヴァードとしてもエージェントとしても自分を鍛え上げてくれた、まさしく自分の師匠と認める存在ではあるのだが、組織に属する者としてけじめをつけるために支部長就任以来、他の部下と同じ態度で接している。 憧れのオーヴァードは「兼 啓光」。ファフニールとの激闘は当時の八岐支部に所属していた者たちにとっては伝説的な逸話であり、彼に憧れを抱くエージェントは多かった。しかし時は流れ、そんなかつての同僚たちのほとんどがいなくなってしまったことに寂しさを感じている。FHの魔の手から八岐町を守った英雄の姿こそが自身の到達すべき目標だと奈切絃は考え、彼のように誰かを守れる人間になりたいと思っている。 たまの息抜きは騎士道小説を読むこと。 言霊解放」 「希望を抱く者の名のもとに、奈切絃が世界に銘じる」 竜鱗 「【口づけ】【秘密】【悪魔の壁】。我に宿りてその奔流を留め、湛えよ」 援護の風、ウィンドブレス 「【踊り】【天使の糧】【あたかも風のように】彼の者の道に風の祝福を与えん」 癒しの水 「【憂いもなく】【水の戯れ】【わが人生は愛と喜び】。彼の者を包み、傷の苦しみを浄化せよ」 サイレンの魔女 「【魔笛】【束の間の幻影】【誰も寝てはならぬ】」 マシラサイレン 「【弔鐘】【彼岸花の幻想】【来たれ汝甘き死の時よ】」 黒の棺 「【沈黙】【石の花】【主人は冷たい土の中に】」 起源は「理想」

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