タグ： 音火（ねこしぃ）

(職業は2010暴力団組員参照) 職業技能技能：言いくるめ、隠す、心理学、目星、キック、拳銃 趣味技能：回避、聞き耳、応急手当、図書館、芸術(歌唱) ｢Family isn’t defined only by last names or by blood. It’s defined by commitment and by love.｣ (家族は名字や血縁だけで定義されるのではない。それは献身と愛によって定義される。) ──by Dave Willis name：Éléonore Calandra（エレオノール・カレンドラ） 愛称：エレナ color：ブルー・メディテラネ(#00569B) birthday：9/7 flower：ハマナス「悲しくそして美しく」 オレンジ「美しさ」「優しさ」「寛大」「気前のよさ」 song：『Unstoppable/Sia』『Hey Brother/Avicii』 ──────────以下、Aconit秘匿あり閲覧注────────── ■about 生まれは南イタリア、地中海に面した街アマルフィ。父と母と4人兄弟の長女として生を受ける。フランス系イタリア人。共働きの両親に代わり兄弟の面倒を見たり仕事の手伝いをしたりと、溌剌とした性格だったこともあり貧しいながらも幸せな生活を送っていた。 幼少期の頃から歌が大好きで、たまに市街地へと足を運んでは美しい海を前に歌を口ずさんでおり、将来はオペラ歌手としてナポリの歌劇場の舞台に上がるのが夢だった。 しかし、10歳の時に人生の転機が訪れる。 国の不景気により生活も一層困窮することとなり、女でありかつ見目もよかったことから、本人の預かり知れぬところで他でもない両親によって人身売買組織に売られてしまう。両親も決して娘を見捨てた訳ではなく、お金持ちの家に売られれば、あわよくば彼女自身も今よりは裕福な暮らしが出来るかもしれないと考えた末の判断だった。(が、結局は娘を売ったという罪悪感に対しての口実だったのかもしれない) 自分が売られたということに気付いたのは、イタリアから出港する船に乗せられ、遠くアメリカのニューヨークまで連れてこられてしまった後だった。 失意のどん底に突き落とされた彼女は、ただ、大人たちの思い通りになってたまるかという強い意志だけで枷を外し逃走。無我夢中で追っ手から命からがらに逃げ延び、そのままスラム街で身を隠すこととなる。両親に売られ兄弟たちとは離れ離れとなり、それと同時に大好きだった故郷を失ったことは、幼い彼女の心を閉ざさせるには十分過ぎる経験だった。それからは、自身以外の誰も信用せず、繁華街を歩く金持ち相手に盗みを働き、時折その身に傷を負いながら、金品を売り飛ばした金で食料を得つつ文字通り毎日泥水を啜りながら必死に生きてきた。 そんな日々を繰り返し続けて2年経った頃。いつものようにスリをするために夜の繁華街へと足を向け、酒場から出てきた1人の男をターゲットに据える。それが他でもない、若かりし頃のリチャードだった。彼がマフィアのボスであるなどと無知な子供には分かるはずもなく、隙を突き彼が手にしていた高価な物をひったくるも束の間、控えていた数人の取り巻きに容易く取り押さえられることとなる。 身寄りの無い子供1人、裏社会の人間ならば殺すことに躊躇いも無いだろう。銃口を向けられながらもしかしその精神の強さ故か臆することはなく、さながら野生動物の如く拘束に抗いながらリチャードに対し悪態を吐いていた。その豪胆さが気に入られたのか、はたまた同情されたのか。もしかしたら単なる気まぐれだったのかもしれない。そのまま組織へと連れられたことにより、構成員として加入することとなった。(本人は勝手に連れてこられたようなものなので、最初こそ野良犬の如く暴れた) これだけ悪意をぶつけながらも自分を受け入れてくれていること、ほぼ同時期に自分と同じように連れてこられたリーのこともあり、疑心と敵意も徐々に和らぎ、次第に心を開いていった。特に自身のことを気にかけてくれていた、今は亡きリチャードの妻(HO1の母親)にはかなり懐いていた。 組織の構成員として日々仕事をこなしていく中でも大好きな歌だけは変わらず、幼少期の頃のように近場の海へと足を運んでは歌を歌っていた。それを見兼ねていたリチャードが、ある日エレナに一つ相談事を持ちかけた。 「今日は酒場で大事な取引がある。しかしどうやら、歌姫が欠席らしい。悪いがエレナ、代わりに舞台に立てるか？」と。 困惑しつつもボスの相談であるなら断るわけにもいかず、今まで着ることがなかった綺麗な衣装を身に纏い、舞台で歌うこととなった。とうの昔に諦めていた小さい頃の夢が叶えられたこの時の彼女は、故郷を離れて初めて、人前で涙を流したという。 それ以来、時折シマの酒場へと顔を出しては気まぐれに歌を披露したりしている。 現在に至るまで、ボスへの忠誠心やファミリーへの愛情は薄らいでおらず、古参幹部として組織を支えている。頭を使うのもドンパチやるのも積極的だが最近は病気のせいでやや控えめ。病気のことに関してはニコラスにしか話していない。 ■etc ・スラムにいたときは女の子だと判別出来ないくらいボロボロで溝鼠のような様相だった。 組織に加入した後、リチャードの妻から｢女の子なんだから、綺麗にしなきゃだめよ｣と言われてから見た目や口調を戻していったが、口の悪さだけは完全には直らなかったようで、今でも頭に血が昇ると暴言が出たりすることも。 ・リチャードとの邂逅時は『離せクソ野郎！』『うるせぇ！禿げろ！！』などとかなり口汚く罵っていたため、現在でもたまにからかいのネタに持ち出されたりする。 ・首から下げている天然石のネックレスは、リチャードの妻から貰ったもの。美しい地中海の青を閉じ込めたような色。初めて酒場で歌わせてもらった際に送られた品で、肌身離さず大切にしている。 ・喫煙者。喉を痛めるのが嫌だったので、付き合いの場でのみ軽く嗜む程度だったが、病気にかかってから本数が増えた。日々身体を蝕んでいく病が原因で咳き込むことが多くなったため、それをタバコのせいだと誤魔化し周りに心配をかけないようカモフラージュしている。 《関係性》 ■リチャード 30年前に拾われてから今に至るまで、言葉に表せないほどの恩を感じている相手。血気盛んだった若い頃の彼には、それに続く形で彼をサポートしていたタイプ(彼と同じくエレナも血の気が多いタイプだったので、リーとかからは呆れられてたかもしれない)。 彼と彼の家族、そしてファミリーのために生きて死ぬことを心に決めている程には忠誠心が強い。が、接している時は普通にタメ口だし軽口を言ったりもする。 呼称：正式な場ではボス、二人でいる時はリチャードだがたまにリック(愛称)で呼ぶことも ────────── ■リー・チェン 30年前のほぼ同時期に初対面。(リーが6歳、エレナは12歳の時) 彼の面倒を見るよう任された当時はリチャードへの反抗心からかなり難色を示したが、リーもまた、自身と同じく人身売買によって家族や故郷を失ったということを知り、それ以来は彼のことを親身に気にかけるようになった。元々下の兄弟がいたこともあり面倒見がよかったため、血の繋がりは無くとも本当の姉弟のように育った。 30年を経た今でもその関係性は変わっていない。 呼称：リー ────────── ■ニコラス・ジェノアード 組織に加入した時期からの知人。 食事もろくに食べられなかった環境で長いこと過ごしてきたせいか、組織に加入した当時は栄養失調でまともに成長出来ていなかった為、リチャードに連れられ通わされていたのが、当時彼が研修生として勉学に来ていた病院だった。 そこから顔馴染みとなり、彼が正式に病院の医師として勤務するようになってからも何かと世話になっている。スティーブンと共に定期的に飲みに行ったりもする。自身の病気のことに関しても直ぐに彼に相談を持ち掛けていたり、多少の弱音を吐いていたりと、組織外の人間では彼女のことを一番よく知る存在であり、ファミリーの人間以外で彼女が一番信頼を向けている相手でもある。 呼称：ニック ────────── ■スティーブン・アメル 出会いは15年ほど前。 酒場で歌っていた時に声をかけられて以来、どこかウマがあったのか仲良くしている。ニコラスと3人でお酒を飲みに行くことも多い。 呼称：スティー ────────── ■その他構成員 基本的にはHO4のことも含め広く皆のことを可愛がっているが、女の子（ジジやシェリーやノア）に対してはかなり甘い。 ────────── ■HO1｢コリン=Q=サルヴァトーレ｣ 自分の恩人の息子であり、尚且つ慕っていた人の忘れ形見とも言える存在であるため、表にこそはっきりとは出さないが何かあった時身を挺して庇うことも厭わないほどには大切に想っている。（ただしリーほど過保護ではない） 呼称：リン ────────── ■HO2「アルノルド・フランチェスカ」 HO1の親友であり片腕ということもあり、大きな信頼を置いていることとかなり実力を評価している。（二人で飲みに行くこととかもあったらいいなとPLは勝手に思ってます） 呼称：アル ────────── ■好きなもの 歌（ジャズ）、酒（ウィスキー）、魚料理、リーが淹れたお茶、ファミリー ■嫌いなもの 脂っこいもの、ファミリーを傷つける存在、しつこい男 ────────── 一人称：アタシ 二人称：アンタ 【公開HO】 あなたはファミリーの古参だ。HO1が小さい頃から世話をしている。(40代) 【非公開HO】 あなたは病気を患っている。 名も知らぬ原因不明の病は静かに、だが確実にあなたの身体を蝕まっているのだ。 そして、体に花のような模様が日に日に広がっていく。痣の大きさは、首下から腰あたりまで。 衣類を着れば周りからはわからない程度。 この症状が現れたのは二週間ほど前からだ。 身体の節々に感じる痛み、そして抑えきれない咳。身体の倦怠感はひどくなっていく。 だが皆を心配させないために、誰にもこのことを告げていない。 ・長く生きてることから博識だ：＜歴史＞＜ナビゲート＞の初期値を50とする ・病気を患っている（CON-2） ・精神が安定している（POW＋1）

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