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特徴表 1 10 予期せぬ協力者 6 9 行方不明の家族 クトゥルフ2015より 精神科医 〈EDU〉×20 英 ﾋﾃﾞ おちゃらけた性格の高校生。口癖は坂本龍馬のような「〜ぜよ！」とよく言う。 飄々と振る舞うが、裏表のある性格。学内で裏は基本的に出すことはない。仲の良い友人らにも出すことは無い。 よく「にゃはは」と笑う。 身長が低いことがコンプレックスのようだが、自虐ネタをよく用いる。 極度の面倒くさがり屋。他力本願をモットーにしており、自ら行動する時は、それが「自ら」のためになる時である。 以下秘匿HO 【秘匿ハンドアウト】 クオリアは嘲笑う HO3： あなたには、高校生活3年間より過去の記憶が無い。 気が付いたらこの島にいて、この学園への門を叩いていたのだ。 しかし、自身の名前やパーソナルデータといった一般的なこと（好き嫌いや得意なこと、中学までの学問の知識や一般常識等も含まれる）は完全に理解しており、記憶の中では会ったことがない家族の名前や顔といった情報についても知っている。 支給されたスマートフォンで本土との連絡を取り、映像付きの通話をしたこともある。 特に日常生活において、このことが支障となったことはない。 しかしあなたはこの奇妙な感覚を、気味悪がられるだろうという思いもあり、周囲には隠してきたのだった。 そして、あなたはこの高校生活において、良く夢を見るのだった。 その殆どは悪夢であり、時には恐怖で眠れぬこともあった。 世界を覆う黒い影、暗室の中で次々と死んでいく同級生たち、何かとてつもなく巨大な怪物が自分たちを嘲る声――。 それらの夢の結末は、いつも一つである。 世界はどうしようもない運命によって滅び、自分たちもまた誰一人として生き残ることはできない。そんな夢だった。 あなたはそのような夢を見続け、漠然とした不安を抱えながらこの三年間を生きてきた。 この夢のことも、記憶の件と同様に、誰かに相談したことは無い。 またあなたは、HO4に対して特別な興味を抱いている。 理由は分からないが、HO4を見ていると心がざわめき立つような、あるいは強く惹かれるような、そんな気がするのだった。 あなたはそんな種々の事情から脳科学、あるいは心理学を専攻し、自分自身の夢や感情の秘密を解き明かそうと考えたのだった。 ◆以下、HO3に開示する補足情報 ※「記憶が無い」について…… どのような過去を持っているか、どうやって生きてきたかなど、周囲にどのように伝えているかは自由にしてもらって構わない。 ただし、HOにもある通り、それらは全て探索者自身の捏造ということになる。あるいは、他の人の話に合わせているだけか……。 いずれにせよ、あなたの記憶は高校3年間より以前には存在しない。 記録は有っても記憶が無い、もっとわかりやすく言えば「思い出が存在しない」状態と言える。 他プレイヤーと、事前にキャラクターについての打ち合わせがあるかもしれないが、上記のことを加味すること。 ※「悪夢」について…… あなたは、度重なる悪夢によってその正気を脅かされている。 正気度を、POWから算出される初期の値から予め-15しておくこと。 【行方不明の家族:秘匿ハンドアウト】 この秘匿ハンドアウトはシナリオの内容に準拠し作成されたものである。 このシナリオ内で消化できるものとしてPLは認識してもらって問題ない。 HO3の君は、本土に家族を残し学園ヴェリタスへやってきた、"らしい。" らしいと言うのは、高校3年間の記憶がない他、学園で初めて連絡を取り合った「家族」と呼称される存在からこう言われたからである。 「私たちは本当の家族ではなく、血の繋がりがない。確かに私たちは貴方を満15歳まで育てたが、貴方は私たちに囚われず自由に生きて欲しい。学園都市ヴェリタスで将来を担う人材として羽を広げることを、私たちは誇らしく思う。どうか身体には気をつけて。元気でね。」 どうやらこの「家族」は、本土から離れるこのタイミングでこの事実を君に伝えたかったらしい。 君がこの後、この「家族」を名乗っていた人物たちと連絡を取り合い続けたかは任せる。 が、 記憶もなく、家族と思われる人物たちから血の繋がりがないことを伝えられた君は、 孤独だ。 君の目的は以下の通りだ。 「孤独を癒すこと。」 「自分にとって、"家族"とは何か見つけること。」 この追加秘匿ハンドアウトは、本編の秘匿内容にも関わるものとなっている。喋るタイミングは見極めること。そして、卒業式前(シナリオ本編開始)まで、これらの情報を他探索者に喋ったことは無いという扱いにしてもらう。注意してセッションに挑むこと。 苗字について 家族の記憶が無かった(実際に入るらしいが)ために、自ら命名。ﾋﾃﾞという下の名前も定かではない。そこでHIDE(訳:隠す)という名前からとる。苗字も読んだままハイドとした。偽りの名前である。 自身はこの名前はこの学園だけの名前であるという風に割り切っており、外に出ればまた別の名前、つまりは別の人間として生きることを望んでいる。 記憶喪失について 記憶喪失であることを不幸には思っていない。むしろ、記憶を失う前の自分に迷惑がかかってしまうことの方が気にかけている。そのために偽りの名前「ヒデ」として別人を装っている。 家族について 「ヒデ」にとっては他人である。それが家族であるという事には「ヒデ」自身の前の人間が関わっていたことであり、自身は何ら関係の無い人間であると思っている。しかし、「ヒデ」より前の人間に迷惑をかけたくないため、家族(家族ではないが)として接している。 「(本州に戻ったら雲隠れでもするかな…迷惑になるだろうし)」 孤独について 「本当に僕は1人きり？」 「この学園都市には友人がいるだろ…。」 「それは「ヒデ」の友達でしょ。」 「記憶喪失より前の僕は友達なんかいた？… あれは家族なの？…」 「知るもんか。今はヒデなんだ。」 「「ヒデ」ってなに？」 性格 裏表ではない。恐らくヒデが自らヒデより前の人間を自身の中に構築した二重人格者である。 前の人間 少年のようなあどけなさが残る。一人称が「僕」 これはヒデが勝手に作りだした妄想にすぎない。 高校生活3年間を通して、急成長をし英と大差ない年齢まで上がっている。 通過シナリオ クオリアの嘲笑う 僕は英であり、僕である。そして、アポロンもまたアポロンである。 これからは、偽りでもヒーローアイドルでまた世界を幸せにするにゃ。 「かなうちゃーん！愛してるぜよ！もちろん英も僕も！」

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