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どうめき れん / 俺、お前 公式ルルブ：超心理学者ベース　＜オカルト＞＜人類学＞＜写真術＞＜心理学＞＜図書館＞＜他の言語＞＜歴史＞+個人的あるいは時代から1つ 25-鋭い洞察力　優れた感覚の持ち主であるため、<目星>に+30%。 私立大学の史学科に通う1年生。 元々歴史や人類学に興味があり、若干中二病を患っている。 オカルト研究部に所属してからは都市伝説や古来の慣習や文化などに魅了されつつある。 学んだ情報は実際に自分で試してみたりする。 そういうところが中二病たる所以だし、カッコイイと思っている。 話しかけてみれば普通に話すし悪い人間ではないが、声をかけられなければ教室で怪しげな本を読んでいるような学生。 大抵は場の空気に合わせてヘラヘラしていることが多い。 -------------------------　以下秘匿　------------------------- 生まれつき＜哀しみ＞の感情がわからないでいる。 小さい頃に飼っていた金魚のキンちゃんが死んだとき、「次はすぐ死なないやつがいいね」と零した自分を見る母の目が忘れられない。 今までも度々「哀しいときは無理して繕わなくていい」と言われていたのだが、そこで初めて自分が＜哀しみ＞を理解出来ていないのだと気付いた。 自覚してしまえば逆に清々しく簡単であった。 これは＜哀しい＞のだろうという時には静かにして目立たなければいい。 ヘラヘラしてれば大抵のことは誤魔化せるし。 人の哀しみがわからないため、感動系の物語が苦手。 特に夏休みの宿題である読書感想文や、文章題の筆者の感情を問うようなものが出来ない子供だった。 だが、そんな自分でも伝記や時代小説などの『実際にあった出来事』に関する物語には興味を持つことが出来た。 そこから歴史や文化に惹かれていったように思われる。 今では読書は大きなウェイトを占める趣味の一つである。 ●秘匿ハンドアウト あなたは生まれつき＜喜び＞または＜哀しみ＞の感情を失っている。 それによってあなたはうまく生きることが出来ず、心に深い孤独を抱えてきた。 ただあなたは一度だけ感情がひどく揺さぶられる事があった。 それは大正 時代の文豪「咲間葉雪（さくまはゆき）」の小説を読んだ時であった。 何故揺さぶられたのかは定かではない。しかし貴方はそれが＜失われた感情＞によるものではないかと感じた。 　 なお、咲間葉雪は大正４年に、謎の失血死を遂げている。 ―――そんな時、あなたは「本多」にこんな話を持ちかけられる。 　 本多はあなたの心の問題を全く気にしたことが無いようなおおらかな性格で、あなたの数少ない友人の一人である。 「うちの言い伝えなんだけど、六角塔の中に何でも願いをかなえてくれる宝箱があるらしい。 　もしそれがほんとなら俺ら大金持ちになれるじゃん！ 　で、これがその宝箱の鍵らしい。 　でもな、あそこすげえ廃墟じゃん、俺虫とか無理なんだよね！ 　宝があったら半分やるからさ、あそこ夜なら人通りもないし、ちょちょっと行ってきてよ！ 　まあ、なんにもなかったらさ…、メシでもおごるから！」 願いが叶う…その言葉に、＜欠けた感情＞が思い浮かんだあなたは、本多からの提案を受けたのだった。 【特殊作成ルール】 プレイヤーは＜喜び/哀しみ＞、いずれか一つの失った感情を選び、プレイキャラクターはそれに即したロールプレイを行う事になる。 プレイヤーはキャラクター作成時に、以下２つの事柄を決め、キーパーに伝えること。 　①欠けている感情がなんであるか　 　②感情の欠如により、あなたが孤独を背負う事となった象徴的なエピソード。 （例） ＜哀しみ＞がないため、人の哀しみに寄り添う方法がわからず、母を深く傷 つけてしまった過去があり、それをきっかけにして自ら人を避けるようになっ た。 ＜喜び＞がなく、幼少期は笑顔が作れず気味悪がられた。大人になり外面は笑顔を装えるようになったが、心は常に孤独だ。

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