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▼ 『忘れがたき天使』からの新規探索者 【概要】 『天使』の絵に執着している芸術家の女性。イタリア人と日本人のハーフでもある。 男勝りで落ち着いた性格をしている。 性格だけでなく、見た目も男性っぽいため、一目見ただけでは性別の判断がつかない。 幼少期に両親を亡くしており、両親を亡くしてからは孤児院で育った孤児である。 今までイタリアに住んでいたが、10年前にネットで見た日本の四季に惹かれ、日本へ引っ越してきた。 4年前に事故に遭っており、視力は低下しなかったものの、その影響で色の欠如や視野が欠けるといった目の病を発症してしまった。 今までは外出することが好きでよく出掛けていたが、目の病を発症して以降は必要時以外の外出をしなくなった。心のどこかでまた事故に遭うかもしれないことを恐れているのかもしれない。 仕事場(アトリエ)兼自宅で一人暮らしをしており、必要時(買い出し等)以外では出掛けないため、ほぼ引き篭り生活を送っている。 きっかけや理由は忘れたものの、今は『自分の見てきた世界を天国に届けてくれる天使を描きたい』という強い思いを抱きながら、毎日天使の絵を描き続けている。また、同時に『届けてくれる天使を描き終えた日に自分の世界(視界)は終わるんだ』と何となく思ってもおり、その思いがあるからか、天使の顔だけをどうしても描くことが出来ないでいるのかもしれない。 【〇人称】 一人称：私(わたし) 二人称：君(きみ)、貴方(あなた)、呼び捨て 【家族構成】 ・父 (故人) ・母 (故人) 【サンプルボイス】 ｢私は先生夢描だ。先生(せんじょう)は呼びづらいだろうし、先生(せんせい)って呼んでよ。その方が私も嬉しいからさ｣ ｢おっと、と...大丈夫？怪我してないかい？(お姫様抱っこしながら)｣ ｢何かあったら気軽に言ってね。私じゃ役に立てないこともあるだろうけれども｣ ｢君は外の世界は好き？...私はね、好き"だった"よ。色鮮やかで、新鮮で、楽しくてさ｣ ｢私はね、この天使の絵を完成させて...私の見てきた世界を天国に届けてあげたいんだ。だから.....この絵を何としてでも完成させたい｣ 〖通過したシナリオ一覧〗 ・忘れがたき天使 (HO1/芸術家) ――――― 《忘れがたき天使 詳細》 【過去の記憶・画材】 あなたは幼いころに家族を亡くしており、孤児院で生まれ育った。 家族のことはよく覚えていないが、施設の職員曰く、あなたの両親は芸術家（画家）だったという。 あなたが現在も持っている絵の具や絵筆はその親から託されたもので、物心ついたときから、あなたはそれらを使って絵を描いていた。画材には全て「ダイヤモンド」と刻印がされており、絵の具は伸びも発色もとても良い。しかし、一般の店でそれと同じものをあなたは一度も見たことがない。 そして絵の具はもう殆ど切れかけている。 【目の病】 数年前あなたは事故に遭った。事故以来あなたは全てが白黒に見え、色を識別できなくなってしまった。 医者には頭を強く打ったことが原因ではないかと言われているが、事故のショックからか、あなたには事故に遭った時の記憶がない。また、ここ1年程は段々と視野も狭まっている。 このまま症状が続けば、いずれ視野を全て失ってしまうだろう。 【天使の絵】 あなたは毎日、ある絵を描き続けている。それは白い羽の生えた『天使』の絵だ。 しかし、天使の顔だけはどうしても描くことができない。 何度顔を描こうとしても、それは形にならず、気付けば筆で塗りつぶしてしまうのだ。 天使の絵を描き始めたのは、目の病を発症し始めた頃であったように思う。 なぜ天使を描こうと思ったのか、そのきっかけや理由は覚えていない。 天使以外の絵を描くこともあるかもしれないが、天使を描かなかった日はない。 あなたは天使の絵を完成させることに、他のなによりも強く執着している。 天使という概念に介在する感情は自由に設定してよい。 【目的】 あなたの目的は、視覚を失う前に、この手で天使を表すことである。 【天使の絵を描く】 天使の絵を完成させるには、以下の工程が必要になる。シナリオでは油彩画を想定している。 ①下地作り（木炭や鉛筆で簡単に形を描き、下地になる色をうすくキャンバス全体にぬる） ②身体や羽根を描く ③顔を描く 一つの工程ごとに＜芸術＞ロールに成功する必要があり、それぞれ作業に一日を要する。 【目の病、事故について】 ・目の病は色の欠如および、視野の欠けである。視力が低下しているわけではない。 ・それに伴って視力自体も低下していることもあるかもしれない。ＰＬが自由に決めてよい。 ・事故に遭ったのは数年前以上とする。これはＰＬが好きに決めて構わない。１０年前以上も可。

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