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　UGN独立部隊：救命団第3部隊隊長を務めるエージェント。部隊の中でも最古参の一人。 　かつての陸軍大将を曾祖父に持つ家に生まれ、幼少期から厳格に育てられた。礼儀作法、学問の他「健全な精神は健全なる肉体に宿る」との教えから刀剣術を学び、その過程で幼いながらも強い責任感を持つ性格が形成された。 　転機となったのは11歳の時、彼女の住んでいた街に偶然FHの研究所から逃げ出したジャームが襲来した事だった。潜在的にレネゲイドウィルスに感染していた青葉は登校中に自宅の方向からワーディングの気配を直感的に把握し、嫌な予感を感じながらも家に戻るとそこには異形の怪物が家の敷地に入ろうとしているところだった。ワーディングの影響下で上手く動かない体を引きずりながら、正義感の強さと危機意識から怪物に向かっていった青葉だが、常人の身でジャームには適うことはなく物置となっていた蔵まで弾き飛ばされ重傷を負う。そこで偶然曾祖父が使っていたという刀を見つけ、その刀から説明できない力－レネゲイドの気配を本能的に感じ取った青葉は、意を決してその刀を握った瞬間、EXレネゲイドとして覚醒していた刀に体の中で眠っていたレネゲイドが呼応、オーヴァードとして覚醒した。 　オーヴァードとして覚醒した事でワーディングの影響を受けずにジャームと戦う事が出来るようになったものの、覚醒したてであることに加え先に負った怪我の影響もあり苦戦は免れず、最終的には自身の衝動を制御できず暴走してしまう。万事休すかと思われた時、彼女の目の前でジャームが弾け飛んだ。青葉が薄れる意識の中で最後に見た人影。それは、後に彼女が所属する事になる救命団の団長となる女性、サターニャの姿であった。 　次に目を覚ましたのはUGNの息がかかった病院の一室だった。大怪我を負ったものの一命を取り留めた青葉の元に、ジャームから自身を救ってくれた女性―サターニャが訪ねてきた。彼女からオーヴァードとジャーム、UGNについての（少々ふわっとした）説明を聞き、人々の日常を脅かす存在と己の未熟さを知った青葉は、自身もUGNの一員として人々を守る道を志そうと決意した。 　後日、傷が癒え改めてお礼を言いに行こうとサターニャの元を訪れた際、突如彼女から「私の部隊に入りなさい」とストレートに勧誘されることとなる。どんな部隊なのか、そんな簡単に入れるものなのか、そもそも団長だったのかなどと言う疑問を尋ねる間もなく流れに押し切られ、僅か11歳と言うん年齢でUGN独立部隊：救命団第3部隊の隊長という役職に任命されてしまう事となった（もっとも、就任当初の第3部隊は隊長1人だけだったのだが）。自分は隊長を務めるには若すぎるのではないかと感じながらも、元々の真面目さもありそこからの5年間ひたすら隊長として相応しくなるよう精力的な鍛錬を行いながら任務にも励む日々を続け、現在に至る。 　戦闘では元々学んでいた刀剣術を生かした白兵戦を主とする。特徴的なのは相打ち上等のカウンター戦術であり、敵の攻撃に対して回避を捨て全力で斬り返すという荒業を多用する。また、オーヴァードとしては吸血欲求に分類される衝動の持ち主だが、それを逆用し斬り合いの中で返り血を浴びる事により、あえて衝動を昂らせ自分のレネゲイドを意図的に活性化させるという手法を編み出している。

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