タグ： なこ

年収：350万、財産：1750万 フランスと日本のハーフ。日本で生まれ育ったために日本語を母語としており、フランス語は多少読み書きが出来る程度で、会話はほとんどできない。高校卒業と同時に両親は仕事の都合でフランスへ行ってしまい、それからは交流のあった黒咲家に転がり込んでいる。 最近活躍している若手マジシャンのデニス・マックフィールドとは従兄妹の関係にあたる。彼が日本に滞在している間は頼っている。彼のステージのアシスタントを務めるが、割とポンコツなのでマジックそのものには関わらせてもらえない。生活費の多くをデニスに頼っている。 昔から「踊り」に関わるものなら節操なく嗜んでいた。その一環で日本舞踊を習っていた頃に神楽舞いの巫女を探していた神主から声がかかり、高校生の頃から巫女のバイトを始めた。当初は神楽を舞うだけだったが、根が真面目なせいか神職について猛勉強し、今ではバイトの身ながら神職の補佐も行っている。 一方でダンサーの夢も諦めてはおらず、神事のない日はダンスのレッスンに通っている。体力がないために少しでも無理がたたると体調を崩してしまい、数日間は寝込んでしまう。お布団に拘束される。「放せ！自由にしろ！私は貧弱ではない！ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯ……」 巫女でいられるのは20代までということもあって、いずれは巫女をやめてダンスの勉強のために渡米しようと考えている。 勤め先の神社は規模の大きな神社であり、参拝客の中には外国人観光客も多い。 神社のお札は（何にとは言わないが）よく効くと評判である。しかし全て手書きなうえに丁寧に祈祷が行われるため、作られる数は非常に少ない。神社の関係者の伝手であれば入手は比較的容易であるが、社務所で売られる数はとても少なく、いつ販売されるかの予告もないため、社務所での購入は困難を極める。 高校入学以前、中学生の頃の話をしようとすると途端に話が曖昧になる。小学校時代のことはよく覚えているようだが、中学の頃については「あまり印象にない」と首を傾げてしまう。 「懐かしき我が学び舎」：小学校の同窓会……という名目で集められ、怪異に見舞われるが全員生還。放火した張本人だが仲間が隠蔽してくれたおかげで前科持ちを免れた。ポケット辞書は焼失。 「Ever After」：夢の中でユーリと出会う。枕元にあった原稿は現在ユーリに借りられている。パンケーキおいしい、以外の感想は抱いていない模様。おそらく次に会ったときにはすっかりユーリのことを忘れている。

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