タグ： こげぬ

文学部。尊敬する作家は太宰治。 高校時代、ネットで仲良くなった友人が啓都大学を目指していることを知り、自分も同じ大学を目指すことにした。 元々、田舎独特の過干渉(どこにいても人づてに情報が漏れたり、恋愛に知らない人から口を出されたり、仲良くない人から急に話しかけられてグイグイ来られること)が苦手で、早くここから出たいと考えていたので京都という今の知り合いが誰もいない環境はプラスに感じた。 普段から無音のままイヤホンをつけ、音楽を聴いてますアピールで人との接触を避けたり、外出を嫌ったりと生粋の根暗でコミュ障。 クォーターで見た目が華やかなため、人に声をかけられがちだが基本的には音楽を聴いているフリで無視する。 それでも無理やり会話をさせられた時に方言が出てしまい、「見た目とギャップありすぎ！笑」「英語話しそうなのにめっちゃ訛ってるじゃん！」と笑われ、内心(お前らも同じ訛りだろ)と悪態をついたが、それを話したらもっと笑われるかも、と怖くなり話すのをやめてしまった。 また、逃げ道だったネットでも、通話をした際に青森弁(南部弁多め)を馬鹿にされ笑われてしまい、ますます話すこともひとが苦手になった。 常に相手が自分の話し方をバカにしているんじゃないかと様子を伺っている。 特に心を許している仁乃には意識せず方言のまま話すが、それ以外の人の前では何とか標準語で離そうとするので余計に話し方が拙くなる。(二条にも方言で話すが、自分から話しかけようとはしない) 店員さんに話しかけられるのも苦手なので買い物は通販、しかも置き配が出来るかどうかで選んでいる。 食材もネットスーパーでしか買わない。 図体は大きいが、外にいる時はビクビクと仁乃の後ろに隠れている。 歩く時も仁乃のカバンや裾を軽くつかみソワソワと落ち着きなく歩く。 不器用＋実家にいた時に自炊をしたことがない(カップラーメンでいいやという感じなので放っておくと食べなかったり、レトルトで済ましてしまう)ので、仁乃のご飯を毎回ワクワクしながら待っている。 任せ切りは申し訳ないのでお皿出しはする。 実家は割と裕福な方なのでお金には困っておらずアルバイトもしていないが、お金に無頓着すぎて所持金が毎回中学生のお小遣い並に少ない。 【仁乃との出会い】 上記で記載した、啓都大学を一緒に目指していた友人とアパートを借りて二人暮らしする予定だったが、入学式に来ておらずLINEも電話も繋がらなかった。 既にアパートは契約してしまったし、これからどうしよう…と落ち込んでいた時に声をかけてくれたのが仁乃だった。 リンゴを貰ったが丸かじりしかしたことないと答えると「切ってやる！」と笑い、更に一緒に暮らしてくれることになった。 長野県は元々リンゴ生産量のライバル県で学校の授業でも耳にすることが多かったし、仁乃自身も訛りが入った話し方をするので心を許すのに時間はかからなかった。 【技能について】 回避、キック →青森は相撲やウィンタースポーツなど足腰が強くなる遊びを良くするため。 応急手当 →転んだり、怪我をしやすいので。 包丁を持たせてはいけない男。 聞き耳 →人の話を聞く気がない。関わりたくないので低め。 図書館、目星 →授業はとりあえず書かれたものをそのままノートに書き写すタイプ。 図書館、歴史、人類学 →文学部なので作家や文学について調べることが好き。 よく1人で本を読んで物語の世界に没頭している。 心理学 →常に人を疑っているので、自分を馬鹿にしていないか本当は笑っているんじゃないか探ってしまう。

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