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HO3：刻印物「君は知っている/予備の担保」 「わたしの事はどうぞ気軽にレンリちゃんと呼んでいいですよ。 　どうか比翼の鳥のように仲良くしてくださいね」 「ゴミはゴミ箱に、汚いものは綺麗に。誰でもしていることですよね？ 　それが物か人かなんて些末なことじゃないですか」 一人称：わたし 二人称：あなた、下の名前呼び捨て 好きな物：飴、優しい人、小動物 嫌いな物：酸っぱいもの、悪人 特技：体を動かすこと 苦手：勉強、体の大きい動物 比較的大人しく慎ましやかだが、時折周りの度肝を抜くような突飛な言動をすることがある。 奇抜に振る舞いたい訳ではなく本人は至って真面目なので、なおさら奇抜に見える。 当人も自覚しているが、一般常識に疎い部分があり、周りとずれた発言をする時もある。 ある事情から讙に対して大きな恩義を感じている。 自分の仕事が誰かの幸せに繋がるなら、どんなに手が汚れてもそれでいい。汚れは綺麗に、ゴミは纏めてゴミ箱に。誰でもやってる当たり前のことを人間にもするだけ。 罪悪感とかそういうものは皆無に近しい。 数年前に転がり込んだ自分のことを受け入れてくれた組織には感謝しており、メンバーのことは自分の宝物のような物だと公言している。 思ったこと感じたことを素直に口にしてしまう裏表のない性格で、好き嫌いが顔に出やすい。 ↓↓↓HO3秘匿↓↓↓ 幼少期から会社に転がり込んだほんの数年前までとある教団で育てられた。人よりも優れた身体能力や精神力はその時に由来している。 瞳の色は本来は左右とも金色だったが、教団での実験や儀式が原因で片側だけ色素が薄くなった。色の抜けた瞳側の視力は若干落ちているが、見えない訳では無い。 ”かみさま”の信仰のため、と称された儀式めいた実験や非道徳的な行為を行い、幼い自分に強要してきた教団には嫌悪感しかなく、当時の生活は今思い返しても何一つ幸せではなかった。 教団については嫌な記憶しか残っていない。 左の脇腹に”心臓に絡みつく蛇”の刺青が入っており、それについて触れられた時は「こう見えて青少年の頃はやんちゃだったのです」と嘘か本当か分からない真顔で返している。 刺青が視界に入ると嫌でも当時の生活を思い出すため、出来るのなら消してしまいたいと思っている。 数年前、教団を抜け出して会社に転がり込んだ得体の知れない自分を受け入れてくれた讙には、表面から見て取れる以上に感謝しており、讙の頼みであれば出来うる限りのことはしようと思っている。 自分のものと似た刺青があることから、自分の脱走を手助けしてくれた情報を残したのは彼では？とも思っているが、本人が言わない以上は深く踏み込まないと決めている。 讙が望んだから、という理由もあるが、現在の自分の居場所であるメンバーのことはとても大切に思っている。 教団にいた頃を「地獄」に近しいと感じていた自分にとっては、初めて出来た居場所で、初めて自分を人間として扱ってくれる人たちでもある。 メンバーたちに対しては、「実験動物」のような物だった自分を「人」として見てくれたことや、仲間として受け入れてくれている恩義に報いたい、力になりたいと思っている。

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