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江戸っ子八ちゃん。自称、江戸時代から来たVtuber。 文化5年(1808年)、人を乗せて運ぶ篭屋にぶつかった八は死んでしまった！ 男は寺に暮らしていたが、何故か現代（2000年代）において自殺に失敗した若者の体に乗り移ったことに病院で気が付く。 入院生活を終えて保険証に記されていた自室に戻ると、その部屋にはPCとギター、そして大量のお笑いのDVDが置いてあった。 日記を読むとどうやら両親の事故死を機に上京しミュージシャンを目指し、そのままミュージシャン崩れの売れない芸人のようなものをやっていたらしい。 天涯孤独の身に生まれ変わった男は、とりあえず現代を満喫することにした。 ネットサーフィンを繰り返す日々のなか、男はYoutubeにのめりこむ。 「Vtuberってのおもろいなぁ…」 現代知識を吸収しながら、男は気が付くと若者の残した遺産でPCを新調し、VR機材を購入した。 自称、江戸時代から来た男。江戸っ子八ちゃん爆誕の瞬間である… 前職宗教家のネットタレントとしてキャラ作成。 江戸時代、落語家は寺社や神社の門前で客を呼びつつ話をし、お金を払った客にだけ話の落ちを話すことで日銭を稼いでいた。 それを聞くのを楽しみに日々過ごしていた八は寺の掃除をしながらひとりでに口ずさんだりするうち、寺によく出入りしていた上方落語家の話し方を覚えてしまい、江戸にいながら上方の言葉を覚えるようになった。 その結果現代においては江戸っ子といいながらも当時の関西弁で配信をしている。 当時の話をすれば当然ながら学者よりも詳しく、日常に即した話ができるため、歴史マニアのリスナーからは「配信時のキャラのブレなさ」について非常に高い評価を得ている。また時折現代とは異なる漢字の読み方をしたり、現代ではマイナーになっている諺を当たり前のように使うなどしており、その都度説明を求められたりスパチャをもらったりしている。 当時は山田浅右衛門とも知り合いで、彼の介錯した仏さんを世話したり、仏さんの臓器を取り出して高値で売るのを手伝ったりもしていた。そのため多少医学にも詳しい。 どうやら保険証などを見るに、彼が乗り移った現代の男は「田篭 一八」という名であり、上京したのち21歳で睡眠薬を服用し自殺を図ったらしい。その後八が換わってからは3年ほど経過しており、Vtuberとしての活動は1年半ほど、個人勢で12万人のチャンネル登録者を抱えている。今年からはある程度の広告収入を得るようになったため、確定申告の勉強をし始めた。(経理) また江戸時代は庶民はけがや病気の際に寺の坊さんに助けを求めることも多く、医学や応急手当などの技能を多少取得している。 当時から星を見るのが好きであり、最近の望遠鏡などの天体観測道具の発展具合に驚きつつも勉強を進めている。 現代ではイベント参加時用に、アバターの画像と名前、Twitterアカウントのかかれた名刺を持っているが、普通に人と出会ったときにも渡しがちである。そのため、中身のわかっているVtuberの一人としてネット上では扱われている。

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