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※『海が枯れるまで』HO2 ※HOの秘匿内容含むプロフィール全文掲載/ネタバレ注意 名前：十畝みさき(そうね・みさき) 　尾凰島に住む15歳の少年。海のような青い瞳。標本作りが趣味。父は十畝湊(そうね・みなと)、母は十畝灯(そうね・あかり)。 ・光の加減で時に溟海の瑠璃紺に、時に浅瀬の白群に変わる海のような瞳を持つ(蛍光灯の下では群青色)。物心ついた頃からこの色合いで、本人は「自分の目、めっちゃ綺麗だしかっこよくない！？」と気に入っている。そのため髪や帽子で隠すことなく晒している。 ・島育ちでのびのびと育ったため、少々物の言い方に遠慮がない。意図せず相手のプライバシーに踏み込んでしまうことも。でも相手が気分を害したのが分かったらちゃんと謝れるいい子。 ・標本作りが趣味。幼い頃、父親がお土産としてくれた「ニシキオオツバメガ」の標本に感動。最初はお小遣いで市販の標本を買ってコレクションするだけだったが、やがてそれだけでは飽き足らず自分で標本を作るようになる。基本の昆虫標本から始まり、今では魚や両生類・爬虫類の透明標本にも手を出している。いつか剥製も作れるようになりたい。え、最近はレジンを使った標本もあるの！？何それやってみたい！！ ・一般的な年齢として小学校の低学年生ぐらいの頃から作り始めたので、腕前はアマチュアなりにいい線いってる。でもまだ商品(製品)としてお金を出してもらえるか？となると本人的には微妙なところ。いつかお父さんに教材として使ってもらえるぐらいの出来映えのやつを作りたい。 ・南国に近く温暖な気候で自然豊かな尾凰島の生物相は多様で幅広く、標本の対象選びには困らない。磯に野原に、海に山にと網とカゴ片手に自転車を駆る姿が島民によく目撃されている。 ・自宅の冷蔵庫に標本に加工する前の生き物をしまって保存している。この間お父さんがそこに入ってたムカデに驚いて牛乳瓶落としちゃったので、そろそろ自分の部屋に保存用のミニ冷蔵庫がほしい。 ・やや完璧主義で、美しいものを愛する芸術家気質。幼い頃、標本の「ニシキオオツバメガ」から見出した『永遠に留められた美』は、その姿を何度も脳裏に繰り返す内にやがて啓示となり、信念となった。なので透明標本やレジン加工の標本も好きだが、ピンで刺し、台紙に留め、額縁に収めた昆虫標本が一番好きである。死骸の蝶々の強張った足を解し、羽を広げる作業に言葉にはしづらい楽しさを感じている。 ・なお、美しさを永遠に留めたいということは、ある意味では美しく保存することこそが好きであるということでもある。そのためホルマリン漬けやミイラ等はぶよぶよ・しわしわになってしまうため好きではない。ただし死後に美しさを取り戻すエンバーミングにはちょっと興味がある。でもそこまでして人間のこと美しく保存したいとは今のところ思っていない。 ・好きな食べ物はカツオのなめろう。島の漁港で買ってきたのを自分で捌いて作る。 ○尾凰島 　びおうとう。南の方のどこかにある島。四方を海で囲まれており、たとえ望遠鏡で見ても対岸に陸地は見えない。自然豊かで海・山共に多様な生物相を持ち、もう少し交通の便がよければ沖縄や宮古島等と競ってもおかしくない有名観光地になっただろう。珊瑚礁が近くにあるため、砂浜は白く目映い。入り江が天然の良港になっており、海産資源が豊富。牧場もあるため乳製品や肉類もある程度島内で自給自足できている。 (PLメモ：名前の由来はビオトープです。生き物が沢山いるという特徴を考えていたらこの言葉が浮かびました。また、凰の字は違うけど台湾にいる「玉竜尾鳳蝶(または寛尾鳳蝶)」という蝶と偶然にも名前が似ました。台湾の国蝶で、綺麗だけどめっちゃ珍しい蝶らしいです。) ○両親の名前 　父親は十畝湊(そうね・みなと)、母親は十畝灯(そうね・あかり)。母の旧姓は台(うてな)。 (PLメモ：湊≒港、灯台と海に突き出た陸地の端≒岬にちなんだ名前です。) ○ニシキオオツバメガ(※Wikipediaより) 　「世界でもっとも美しい鱗翅類」。分類上は蛾だが、発見時蝶に間違われた程に色鮮やかな羽を持ち、また昼行性である。幼虫はアルカロイドを含む植物を食べて成長するため、成蝶も有毒である(派手な色彩は捕食者に対して有毒アピールするためとされる)。産業革命期のイギリスではその翅を加工した装身具があったとか。 ○通過シナリオ 『海も枯れるまで』END１

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