タグ： 不幸堂 いぬいの探索者

HO2「不幸を買う者」 あなたは不幸を売ってくれる店があると聞き、その店が「華譚街(かたんがい)」にあると突き止めている。 そこまでの情報を得るためにある程度《中国語》に親しんだとして、《中国語》に+10%のボーナスを加算してよい。 ----- ギャンギャン系男子。 一人称「俺」、二人称「お前」 どちらかというと高圧的で態度は悪いがなぜか憎めない奴。（ほんとか？） 特徴表2-4　愛書家 　あらゆるジャンルの蔵書をもっている。図書館に＋２０％。図書館に出かけなくても自宅の書庫で図書館ロールが可能となる。 特徴表5-8　大酒飲み 　酒にはめっぽう強く、酔いにくい。アルコールを毒のように扱う場合、探索者はすべてのアルコール関連のPOTを２分の１（端数切り上げ）にする。 ----- 職業技能→私立探偵 高校を卒業してすぐに開業（宝くじで大金が当たったため資金には困らなかった）、探偵として働いている。 探偵としての技能は未熟だが、だいたい持ち前の幸運でなんとかなっており、それなりに評判もよい。 猫探しが上手い。 言いくるめ、鍵開け、心理学、追跡、図書館、法律、目星 ＋次から１つ　聞き耳、写真術、値切り、こぶし　→聞き耳 特記：隠れるに＋１０％のボーナス ----- 彼の人生は幸運に満ちていた。 宝くじや福引きには大体当たるし、席替えのときは好きな子の隣になれるし、テストはヤマが当たるし、マークシート方式のものは勘でだいたい点が取れる。 これまで生きてきた中で、自分自身が不幸だと思ったことはない。 彼には４歳下の妹がいる。 妹は生まれつき難病を患っており、幼いときからずっと入退院を繰り返している。1年ほど前から、病状が悪化して、長期入院している。人工呼吸器をつけてやっと生きているというような状態が現在も続いている。 いつしか、妹がこんなに幸せになれないのは、自分が幸福を奪っているからだと考えるようになった。 そうだとしたら、自分が不幸になればいい。 高校を卒業した後、私立探偵として働きながら、やっと不幸を売ってくれる店の情報を手に入れた。 これで、妹のことも幸せにできるはずだ。 彼に自覚はないかもしれないが、心のどこかで、両親が妹につきっきりであることに寂しさのようなものを感じており、不幸を買うことができたら、もしかすると、両親が自分にも関心を向けてくれるのでは？という淡い期待もあったりする、かもしれない。 -----

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