タグ： にわ しゅうせい

「密室のパスト」HO能天気 (職業技能はビジネスマンベース) 【以下秘匿内容を含みます】 大学を中退し、何とか入ったブラック企業。 しがないサラリーマン、社畜、ジャパニーズビジネスマン、24時間働けます。 至って平凡な人生だったと思う。 朝早く出勤し、夜は日付が変わるぎりぎりに帰宅する。何ともよくある社畜の図。 上司に怒鳴られ、出来の良い後輩に追い越される、脚色したって喜劇にも悲劇にもならない日々。 しかし死ぬ程までに不幸ではなかった。 唯一の趣味といえば、サスペンスやホラー小説、映画の類でスリルを味わうことだった。 しかしどれも「これはフィクションだ」「自身に降りかかることは無い」と確信できるからこその娯楽であった。 自身が巻き込まれてしまえば別の話。 毎日が怖くて不安で堪らない。 脱出は何度も試みた。何かあれば抵抗できるように監禁されてから体も鍛えはじめた(他にすることも無いし)。 泣き虫には依存している。自覚はある。 それを悟らせないように、相手に不安を覚えさせないように、今日も精一杯底なしに明るく振る舞う。 若干の自傷癖がある。これは監禁前から。 一人称：俺(本来は僕) 二人称：○○(呼び捨て)、君 カラーコード# 「まぁた泣いてるのか？大丈夫だって！○○には俺がついてるだろ？」 「俺のせいだ…僕にもっと知識があれば君の傷は…ごめんなさいごめんなさい…」

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