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「本日からどうぞよろしくお願いいたします マスター」 最新型アンドロイド　HO1のパートナーロボット 対戦闘向き 筋力も体力も申し分なく、造形も良しとされている。(それは本人も自覚済み) まさにハイスペック ハイクオリティの男性型アンドロイド。 彼は常に笑みを絶やさない。一人でいる際はそれこそアンドロイド特有の"無表情"であるものの、近づけばにこり、と笑みを返してくれる。 アンドロイドにしては人間に対して親しみ深く、愛想がいい。 （第一印象からして人に悪い印象を与えることは少ない） それどころか彼は誰の意見も否定せず、大体の物事を"一つの意見"として受け入れる。 まるで博愛主義者のようである、と、彼を知るものはそう語る。 なんでも受け入れる性格のため、たとえどんなボケでも冗談でも真摯に受け入れ肯定する素振りを見せる。 「ええ 例えどんなに鈍足でも 愚鈍でも 私は貴方を否定することはありません 」 「確かに それも“一理“ありますね 現に貴方がそう思っているのですから」 「へえ 人間は恥じると穴に入りたがる習性があるのですね それなら貴方専用の穴でも掘って差し上げましょうか」 「皆さんに対する感情は”親愛”です ええ 勿論 嘘ではありませんよ」 また、人間の残した芸術品や美術品に深く興味を示している。 音楽や骨董品、様々なジャンルが存在する中で彼が特に惹かれるのが"絵画"だそう。 画材/気候/年数/心情/情景/手癖…一枚のキャンバスから様々な感情や描き手の置かれている状態について知れる絵画は、彼にとっては大変感慨深く、興味が尽きないようである。 「私も偶に 筆をとって描くことはありますよ ほら 」 ただし、当の本人の美術センスは破滅的である。（一瞬にしてホラーアート） ____________以下、秘匿____________ 梛の「死に対する恐怖」について 梛は“写真“や“映像“が苦手である。 さらに言うのであれば“故人“や“遠い昔“の記録に底知れぬ不安を抱くことがある。 絵画に対してはそんな感情を抱くことは無いものの、“死“をテーマにした絵画(オフィーリア等)や既に故人である描き手についてなどを詳しく追求した際は若干の不快感を示す。 ただ上記はあくまで「苦手」「困惑」「不快」であり「恐怖」ではない。 ただ、アンドロイドらしからぬ感情の揺れ様と言うだけの話である。

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