タグ： 空と月 傀逅

田舎の山奥に住んでいる少年。影山海斗とは幼馴染で、親友……だった。 【影山海斗と朝陽空の関係】 空は小さな名家、朝陽家の子息。幼少期から朝陽式武道を叩き込まれて育った。 周囲が仰々しく空を特別扱いする中で、唯一海斗だけが対等に接してくれた。 そのことを大変嬉しく思っており、その時から海斗とは親友になっている。 しかし、時が経つにつれ、名家の人間とただの人間が対等に接していることをよく思わない者たちが現れた。 その者たちが海斗を責め立て、遂には親までもが海斗と空を引き離そうとする。 二人の仲は良かったが、海斗は空が自分にないものを持っていることに対し、勝手に劣等感を抱いていた。 「本当は自分たちは住む世界が違うのでは？」そう考えていた心は、大人たちによって肯定されてしまう。 その為、中学生に上がるころから、海斗は空を突き放すようになった。 「なんで？どうしてなの？海斗！！」叫ぶ空の声は、もう海斗には届かなかった。 そうして二人はすれ違ったまま、海斗は村を出て高校へと行く。 それから1年後。別れてからずっと連絡をとっていなかった空から、急に連絡がくる。 【京都】 高校生に上がるとき、幼馴染の親友が村を離れていったので、僕も同じように村を離れることにした。親は僕が外に行くことに強く反対したけど、僕は我が弱い方じゃないからね。結構な大喧嘩をして、ほぼ勘当みたいな結果で家を、村を出てきた。 京都に親戚の果林さんがいることを知ってたから、行く宛はなんとかあった。無理をいってることをちゃんと謝って、バイトしたり家の手伝いをちゃんとやりますってお願いしたら、受け入れてくれた。 本当はそんなことしなくていいよって言ってくれたんだけど、それじゃ僕の気が済まないからね。 そんなこんなで、僕は村を出て、今は京都で高校2年生として暮らしてるってわけ。 そしたらさ……。僕は、とある女の子と、出会うことになったんだ！ 君は信じる？ 僕の話。 ーーーそして、京都である少女に出会って、2年後。 【羽星市】 空は少女と出会い、『誓い』を交わして二人暮らしを始める。 喧嘩も仲直りも繰り返し、仲を深める二人だった。 特徴： 勉強家　勉強熱心。EDU+1 素早さ　素早くなった。DEX+1

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