タグ： カノヨ街 HO4 ネタバレ注意

反社会派「ヴィノムス」の構成員 立場は記憶にないが乗っ取りと下剋上を考えている。 元々患者たちの様態を見るために監視を始めていた(鳥居の近くで街を眺めているのはそのため)が 人間の姿を失っても幸せそうにする患者たちの姿にだんだんと心が動かされていく。 しかしその中で起きる内部抗争、人を幸せにするための組織で飛んだ愚かな行為か行われている。 「あぁ、私がみんなを幸せにせねば」 それが皆をこの空間から解放するか閉じ込めるかは皆の気持ち次第なところはある。 でも今は”カノヨ街の奪還”それのみである。 過去の記憶はパスがかけられておりすべてを思い出すことはできないが 昔は精神科医であった、大切な妹もいた。 順風満帆な暮らしだった。 しかし妹が何者かに殺された。 犯人は意味不明なことを喋り続けていた、腹立たしかった。アイツは嘘をついているとわかったから。 でも判決は違った。 責任能力不十分と言われ極刑を免れた。 もちろん再審を求めた、嘘をついてるとも言った。 でもその時言われたのは「家族が殺されたからそんなことを言ってるんでしょ？落ち着きなさい」 生きている中で一番の怒りを抱いた。 もちろん犯人もだが社会の目も許せなかった。 精神科医として、家族として、人間として尊厳を失われた気がした。 一度自殺をしようともしたが死にきれなかった その後どれくらいの時期が経ったかわからないが「ヴィノムス」から招待が来た。

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