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比較的若くして支部長になったチルドレン上がりのUGNエージェント 能力は"対象の強化(狂化)"で、視覚で捉えた対象にレネゲイドで生成したパスを繋げて強化物質を送り込むというもの 自身の評価において能力が戦闘に不向きであり、現場に行くような任務に出るべきではないと思っている 基本的に所長業務もしくは事務作業を主としており、場合によっては調査員に同行する形で調査にでることもある チルドレン時代に短期間の間であったがフローズから教えを受けていた時期があった フローズとは能力の方向性が異なっていたため教わることは限られていたが、それでも多くのことを学んでいった 教えを受けていた期間を明けたあとも友人としての関係を続けていた フローズの性格から個人的な連絡がなかなかつながらず、チルドレン・エージェント時代はフローズが気まぐれで所属地区に立ち寄って来た時にしか連絡がとれなかった。 支部長になってからは支部長権限をうまく使ってフローズと連絡をとれるようになっている（フローズの立ち寄っている支部を確認し、その支部に直接連絡する形） 昨年あたりにアドヴェントレネゲイドやグレイプニルの存在が明らかになってからは、フローズに対して注意するように散々言っていた しかしフローズ本人に響いた様子は見られなかったため、頭をなやませた挙句しまいにはあきらめた 数年前にあったUGN・FH間での大きな抗争の際、30人で構成された部隊のメンバーとして戦った その戦いではFH側の戦力・策略が圧倒的に上回っており、部隊の全滅は避けられないはずのものだった しかしとある起死回生の策により状況は逆転し、部隊は2名の犠牲者を除く28名が生還して勝利を収めた その鍵となった摩未亡に対し功績が認められ、支部長昇進に繋がった なお当の本人は固辞していたのだが、支部長不在（2名の犠牲者のうちのひとり）の支部が生じたことや周囲の説得もあり渋々受けることになった。 なお摩未亡が支部長に就任してからは主に事務関係の業務が捗るようになったとの評判（当然摩未亡の能力によるもの) 裏話--------------------------------------------------------------------------------------------------------- 28名を生還させた起死回生の策とは『単体での戦闘力が高く、侵蝕率も高くなっているエージェント二人を限界以上に狂化して暴れさせる』というもの 策は摩未亡が思いついたもので、それを聞いた部隊長は即座に策の決行を決定した この策により部隊長とエースの二人が狂化され、一騎当千の狂戦士二人+ひたすら狂化し続ける摩未亡と27人のエージェントの混合軍でFH側兵士の猛攻を切り開いていった 最終的にFHの兵士は全滅、狂化された部隊長とエースは抗争の終了後27人の仲間達の手により〇害された なお27人の隊員は涙ながらに二人を害し、二人は既に理性を失っているはずなのにも関わらずうめき声ひとつ上げずに耐えていた 実をいうと摩未亡も(侵蝕率的に)かなりまずい状態であり、あと数秒狂化が長引けば二人と同様に戻ってこれなくなるところだった その能力を強制的に断ったのは理性を失ったはずのエースの手刀だった 摩未亡の脳裏にはこれまで見せなかったエースの優しい笑顔と、離れたところから聞こえた「総員傾注!!部隊長としての最期の命令だ!!俺たちを・・・〇せぇぇ！！」という部隊長の声がいつまで経っても離れないでいる この策は抗争に関わっていた上層部のごく一部が把握している 味方〇しの疑いもかけられたが、「部隊長が決行を決定したこと」「その策がなければ全滅するしかなかったこと」「結果的に勝利を収め平和に導いたこと」などの要素から摩未亡に罪はない、むしろ多大なる功績があるという判断が下された しかし摩未亡本人はあの時にあの策を思いついてしまったことを後悔している

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