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日本人。大学生。現在は留学中。 自称、怪盗であり、オーヴァードでもある。 一見育ちの良さそうな好青年だが、性格はどこか飄々として掴み所がない。 “怪盗”の姿では芝居がかった言い回しをする。 父親もまた、その筋では有名な（？）泥棒であった。 母親はいない。彼が幼い頃に家を出てそれっきり。 父親もまた世界中を飛び回っており、滅多に家に帰っては来なかった。 祖父母やお手伝いさんに育てられた（めちゃめちゃ資産家だった）。 父はレネゲイド関連と思しき美術品や骨董品を主に集めており、家の地下倉庫にはそれらの品が沢山積まれていた。 「なんでそんなもん集めてたのかはよくわかんないな。 　一回聞いてみたけど『お前の母さんを探すためだ』って言ってたけど、それとどうつながるのかはわっかんねー」 （※この辺特に詳細な設定はない。完全な雰囲気） 12、13歳の頃、家にあったレネゲイド関連の遺産から感染してオーヴァードに覚醒。 祖父の古くからの使用人の一人がUGNともうっすら繋がりのあるオーヴァードだったために、レネゲイド関連の知識は彼から得た。 オーヴァードであることは祖父とその使用人以外には隠しつつ、父母が不在なこと以外は何不自由なく暮らしてきた。 しかしそれでも、日々何か物足りなさを感じていた。 なにかが「欠けている」感覚。 自分が自分たるに不足しているピースがある。 「なーんて思春期あるあるな悩みを厨二っぽくいってみたけど、まあよくある話だよなぁ。 　逆に、オーヴァード特有の『衝動』ってやつの影響もあるだろうから、ある意味レアケースかもだけど」 何かを見つけるキッカケにでもなれば、と大学進学を機に海外留学などをしてみた。 その留学先でひょんなことから（未定）、PC③と出会い、その仕事を手伝うことになった（詳細未定）。 そして、そこでピースの嵌る音がした。 彼が盗みを働くのは、存在するかもわからない、欠けたピースを追い求めるが故に。 「オヤジの後を追うとか跡を継ぐとかそんなつもりはないけど、血は争えないって感じなんだろーか。 　オヤジのことは別によく悪くも、よくわからんって感じなんだけどな」 しかしそれでも、埋まったピースはあくまで一片。 満ち足りたとは言い難い。 彼は未だ、探し求めている。 自分の欠けを生める残りのピースを。 あるいはそれは、 「“運命”、ってやつとか？　はは、我ながらロマンチストだなー」 ●戦闘スタイル 自分の体内で作り出したナイフを重力制御で敵へと投じる。 ナイフといっても、時にそれは煌めく紙吹雪であったり、観衆を驚かせるトランプであったりする。 彼の“仕事”はいつだって、エンターテイメント性を帯びている。 「そうでなければ、“怪盗”とは言えないだろう？ 　その姿も、操る刃も変幻自在！ 　幻影の一片こそが我が唯一の武器にして、我が求めし無二のモノなれば、 　“ファントム・ピース”と、そうお呼び下さいませ」 ●想い人 飄々として掴み所がなく、皮肉屋というほどではないがどこか冷めた所もあるが、それはまだ出会っていないが故。 そのピースを見つければ、あるいは掴み取ろうとするならば、その隙間を埋める炎さえ灯れば。

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