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一ノ木 仄(いちのき-ほの) ＊3f51b5 ソープスクール HO3 一ノ木先生は優しく話してくれる 職業:養護教諭 基本ルルブより聖職者+医師としての技能に職業Pを振り分け 　保健室の先生。 　表情筋が硬く、口角が一定以上上がらないためたまに誤解されるが、話してみると凄く優しい。 【通過シナリオ】 ・ソープスクール　エンドC ・三須歌神社への参拝　凶 ・宴と黄昏 ・かすかにあやし/KPC　GOOD END 【各種ダイス】 ・傾いた感じの癖字を書く（choice） ＊以下HOバレあり 　昔から親戚中をたらい回しにされ、どこにも居場所がないことを自覚していたせいか、早く独り立ちしたいという思いが強かったのと、冒険はしたくない、安定していたいという願いから教師に。どうせなら保健室の先生がいい、全体行動を統率するより、助けを必要とする生徒との距離が近い場所がいい。かくして、大学卒業後すぐ養護教諭になった。お世話になった親戚にはちょこちょこお金を返して完全に縁を切る形をとり、一年前くらいに全部の家から縁を切っている。 　自殺した女子生徒について。保健室でよく話をしていた。あったかい飲み物でも飲みながらのんびり喋るだけ。というより彼女の話を聞くだけ。喋っているうちに泣きそうになったら泣いていいし、自分に話すことで何か軽くなるならなんでも喋ってくれ、頼みがあれば何でも聞くからそれも言ってくれと常々伝えていた。 　もちろん、彼女の辛さが少しでも取れるのであれば、という思いからの行動だが、その一方でこんな気持ちもある。誰かの秘密を握ることに言い知れない快感がある。言いふらすわけでなし、どこかに話を流すわけでなし、ただその人が自分だけに喋ってくれた話があることがどうしようもなく嬉しくて、それによって何か満たされたような気分になっていた。彼女についてもそうだ。だから彼女の話は何でも聞きたかったし、彼女の力になれるなら何でも嬉しかった。 　それを、彼は恋と呼んだ。 　秘密、というものに固執している。自分だけにもたらされる情報や行動や感情を全て独り占めすることに異常な執着がある。 　結局彼女とどこまでいったのかというと家に呼んだ。抱きしめてキスをした。……そこまで。もし彼女が自殺していなかったらもっといっていたかもしれない。 　ちなみに彼がつけている指輪は、昔両親が離婚した際に母が投げ捨てて行ったものである。願掛けなのか何なのか、幼い頃につけてからほぼ外していない。件の女子生徒には話してあるし、将来はこれを受け取ってもらえたら嬉しいと思っていた。 小ネタ:靴下に穴が開いても部屋用で使い続けてしまうタイプ。

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