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阿久津 実(あくつ みのる) ●特徴表 1d6→6, 1d10→4 「実は生きていた」 生き残るすべに長けている。死からの生還("クトゥルフ神話 TRPG"64ページ)のチャンスが通常の次ラウンド以内ではなく、5ラウンド以内に伸びる。 撫子(なでしこ)会系三次団体、林崎(はやしざき)組の若頭(現在は組長)。背中に龍の入れ墨を入れている。 一条誠とは幼馴染である。高い志を持って警察官になった誠とは裏腹に、この汚れた社会の仕組みをぶっ壊すために裏社会へと足を踏み入れた実。 幼馴染である一条誠の担当事件を調査して彼の検挙率アップに貢献する一方、誠からは暴力団関係の摘発情報を流してもらっている。 常に冷静で思慮深く、打算的な性格。自分に関わりのない物事には強い関心を示すことは少ないが、誠をサポートするために自ら積極的に動いて協力を惜しまない一面もある。極道入りしてからはインテリヤクザとして頭角を現した。しのぎのためにはインテリジェンスが必要であるとした上で、極道の本質がヴァイオレンスであることも理解しており、時には強引な手法に訴えることもある。運動神経は人並み以上のものを持っているが、プロほどではない。 好物はイチゴショートケーキ。嫌いなものはイチゴジャム。 ・昔の事 出身は孤児院。両親不明。生後間もない状態の誠と3歳ほどの真が孤児院の玄関先に捨てられていた。名前は孤児院の院長先生が付けてくれた。○○孤児院。色々な孤児が集まり血縁関係は無いが、慕われる院長(ゆうこ)先生のもとで兄弟たちと幸せに暮らしていた。しかし、そんな幸せな日々はそう長くは続かなかった。誠が10歳、実が13歳のある日、おつかいを頼まれた2人は街へと向かう。帰ってくるといつもと違う、異様な孤児院の雰囲気に2人は違和感を覚える。頼まれて買ったものを投げ捨て急いで孤児院へと入る。そこで見たのは院長先生と兄弟達の変わり果てた姿だった。その時、背後で物音がする。2人が振り向くとそこには赤黒い色で染まった何かを持った者がいた。その者は焦ったのかそのまま逃走。2人はまだ若く、何もすることができず、ただただ呆然としているだけだった。しばらくして、地元の警官が見回りにより発見し殺人事件として処理された。2人は一生懸命に証言するものの、混乱していたのだろうと取り合ってもらえず、犯人が見つからないまま徐々に担当警察官も少なくなり、迷宮入りとなっていった。 院長先生や兄弟達を失った悲しみ、自分たちの証言を耳にも入れず取り合ってくれなかった警察や犯人への憎しみや怒りが込み上げる。そんな腐りきった世の中をぶっ壊し変えるため、誠は表社会の「法の番人」、実は裏社会の「闇の住人」としてそれぞれの道で、2人で、この世界を変えるため成り上がっていく。 これはそんな物語。 〇通過シナリオ ・夜のけだもの ・刀を作ろう ・関亭からの脱出

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