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「遺書屋」の片割れ　届人 先天性白皮症（いわゆるアルビノ）の青年。 幼い頃両親を亡くし親戚の家に引き取られるが、その特殊な容姿のため腫れ物のように扱われて学校や社会に馴染めずにいた。点々とし、遠い親戚である天之辻 梨々子の所へ来たのは14歳の頃。 日光に極端に弱いため、明かりのない夜を中心に活動している。学校も夜学と通信教育で、友人のたぐいはいない。 口数が少なく、あまり喋るのは得意ではない。口を開くと怖がられることが多いためできるだけ人と距離を取るようにしている。 一人称：俺　二人称：君、あなた 裏稼業に気づいたのは高校3年のときくらい。 梨々子の裏の仕事を目撃してしまい、このまま死ぬか二度と会わないかどちらかを選べと言われ、どちらも嫌だと手伝うようになった。 人見知りがひどく、人と話すのが苦手なため手紙を渡すだけのこの仕事は性に合っている。 口には出さないが義姉である梨々子にはとても感謝している。 3-9:スポーツ万能 1つの技能に+20%、3つの技能に+10%、合計4つの任意の運動系技能にボーナスを加える。 ＜以下ネタバレ＞ 遺書にこだわる理由 自身が幼い頃両親を亡くしたことに起因している。 父親は真面目な人物だったが若年性の認知症を患っていた。症状は日々悪化し、やがて仕事はおろか生活もままならぬようになる。 夫婦仲の良い両親だったが、家庭は緩やかに崩壊していった。 妻である自分の存在がわからなくなる前に、と。母は父を手にかけ殺害し、息子を抱えて無理心中を図った。図ろうとして失敗した。 （強いショックを受けたため彰貴の記憶は曖昧だが、死んだと思っている実は母は服役中で生きている） 日々一つ一つ記憶が抜けていく、できないことが増えていく父の姿を子供心に寂しく思っていた。 その父が少しでも記憶を留めるためにと書きためていたメモの束があり、彰貴に残された唯一の父の形見である。 人を殺す仕事を手伝うようになって、あのときのメモのことを思い出した。 これはまるで父の遺書だと思ったことがきっかけとなり、死に瀕した人の最後の言葉を残してやろうと思うようになった。 梨々子は好きにすれば、という感じなのでそのようにさせてもらっている。 そんな自分が遺書を残すとしたら梨々子宛なのだが。 流石に毎日のことを綴った日記を渡すわけにいかない（日記をつけているわけでもない） その時になったら…と思うものの、どうしようと考えあぐねている。 もし書くとしたら「ありがとう」「後悔はない」「元気で」と言った短い言葉がいくつか並んでいるだけだと思う。 ＜通過シナリオ＞ 「ドロップアウトディスパイア」 遭遇神話生物　バグ・シャース 4ヶ月間　不定の狂気「幻覚」天之辻 梨々子の幻影と旅している。

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