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蹂躙するはわが手にて。 HO4：D国の技術研究所所長 戦死者の8割は貴方の開発した兵器により亡くなった ＿＿貴方は天才技術者であり、科学者であり、発明家である。 A国に多大なる武器提供をしていた為、貴方の国は戦争において最も政治的・経済的に成長し発展した。 「戦争というのはね、一つの大きなビジネスでもあるのだよ、ン?」 CV:森川智之(ボンドルド卿[メイドインアビス],吉良吉影[ダイヤモンドは砕けない]) 物心ついた頃から機械類等に興味を示し、過去の知識を読み漁っては其れを組み、ばらし、また組みなおしたりとを繰り返して知識を得た。 銃に関する知識も同上である、部品さえちゃんとしてればその場で作れるレベル、どういうことだよ…。 それと同時に彼の血縁者がひとつの経営者であった名残がちらつく。それ故運用と対価、取引にも五月蠅いヤツ。 逆に言ってしまえば需要と対価さえ渡せば、律儀に、妥協せず武器の提供をするだろう。 それが誰かの目についたか、はたまた血縁のそれか、大学の卒業後は軍のエンジニアとしてあらゆるものを作ることになる。 純粋に発明家として、それもいち研究員として成果を挙げたかと思えば、 トップとなり、祖国の軍やその上の人間にすら繋がりを持った途端にその本性は現れるのだ。 彼は天才技術者であり、科学者であり、発明家でもあり、そして───武器商人でもあった。 傍らで研究所長として、守衛のため、もしくは蹂躙のためにあるような武装を作り上げた。 機械兵器も、科学兵器も、果てには毒殺兵器ですらも。 その兵器で、どれだけの血が流れていたのか、犠牲の数など知ったことではなかった…否、自覚有る故に加速させた。 先の情勢で、人類は、特にA国はそれを効率化するものを求めていた、当然狙ったかの如くその取引に応じた結果、D国も政治的、経済的な栄えを得たのである。 自身の作った「商売道具」が、祖国含めたあらゆる犠牲という惨たらしい対価を得ている事は認めつつも何も心を痛めていない。 何故なら、どのみち人は血を求める野蛮な種族であるのだから。 何故なら、文明と経済の急激な成長には、何かしらの戦火というものが存在していたから。 先の戦争の燻る結末は、本人としては一時の飢饉にすぎないと思っているが、果たして……。

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