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全体振り直し2回 個別降り直し3回(POW11→11→14とINT10→14) 2010のエンジニアベース 特徴表:オシャレ(いつも身だしなみに気を使っている。APP+1) 一人称は私。心の中や本音が出た時だけ俺。 基本的に全ての物事は彼の中で自己完結している。 九条穂の完全で完璧に完結されたテリトリーを侵食しようとする者がいたとしても、彼には関係ない。 なぜなら九条穂という存在は既に出来上がっており、何者かが入り込む隙などないのだから。 しかし、そんな九条穂が構築されたのはほんの3年前である。 幼少期から高校時代まで穂は約12年間、穂はずっと水泳をしてきた。 しかし今から3年前の高校2年のある日、自分に同性のストーカーがいる事に気付く。 今まで女子に言い寄られることはあっても、同性にそんな目で見られたことなどなかった。 イレギュラーな事態に混乱した穂は、血眼になって犯人を探したが、結局見つからなかった。 人前で脱ぐのが嫌になり水泳はやめた。 今日を最後にしようと決めた日の夕暮れに一人で泳いだ。 泳ぎきり、壁に手をついた瞬間、何かに負けた気がして、穂は久々に泣いた。 この日以降、九条穂に感情的な涙は存在しない。 その後穂の心を侵したストーカーは捕まることはなかったが、穂が上京した事で問題は解決した。 この過去は完璧なはずの九条穂の唯一の弱点であり、忘れられないトラウマであり、今の穂を築き上げる礎となっている。

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