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被疑者である島田亮二の供述調書　 　 　暴行、窃盗事件につき、平成00年0月0日　警視庁新宿警察署において、本職はあらかじめ被疑者に対し、自己の意思に反して供述をする必要がない旨を告げて取り調べたところ、任意次のとおり供述した。 　1：私は、7月12日午後９時20分ごろ、東京都新宿区３丁目14番の雑居ビルの5階の飲食店「501号室」で店員の男性を殴ってしまい全治5ヶ月の怪我をさせ、金品を盗んだことで取り調べを受けています。本日は事件発生当時の状況に付いてお話します。 　2：私は、事件当時、以前の店でビール６杯、ウォッカ８杯を飲んでおり、気分が高揚していました。 　3：店内でひどく騒いだせいか、男性従業員に退店も求められましたが、それに私はひどく腹を立て、従業員をビルの外へ呼び出し、近くに置いてあったビール瓶で頭を殴りました。その後従業員は黙って私を睨んできましたが、そのことに私は激昂し何度もビール瓶で殴り、動かなくなった従業員の財布を自身のポケットに入れ、八王子区の家まで帰宅しようとしました。 　4:早足で駅まで向かおうとしましたが、新宿駅でお巡りさんに声をかけられ交番まで任意での同行、のちに従業員への暴行が発覚した次第です。 　5:殴ってしまった男の人が大怪我ということを後から知り、大変申し訳ないことをしたと反省しています。 被疑者島田亮二に対するメモ ・職業は土木作業員。主に工具機械担当だが、勤務態度は悪く親方と口論になることが多かったという。 ・同僚の話によると、酒癖の悪さは普段からで酒の席での喧嘩はしょっちゅうだったという。 ・取り調べでの様子も、口では反省しているような言葉を並べるが、態度は全くその色を見せていなかった。

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