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迦羅(から)。男。31歳。公務員。 話し方は穏やかで丁寧だが、性格は粗野で恣意的。自分に優しい人と従順な人とイヌが好き。 激辛党。迷冥市役所近所のラーメン屋に週3で通っており、入店と同時に店主が自分限定メニューの44辛である「死屍街」を作ってくれる。(通常メニューは1-10辛で一番街、二番街etcと表記される) 自分の容姿に特段頓着はないが、何かと人と被るのが好きじゃないので好き放題伸ばしたり染めたりしてる。まず公務員だと思われない。 俺/君or苗字か名前呼び捨て 職業技能:警察・刑事(2010) をベースでとったつもりだったんですが、拳銃→サブマシンガン 説得→言いくるめなど好き勝手やっています 本当に申し訳ございません 問題あれば変えます 〇特徴表 3-7 俊敏 どんな時でも、鋭く素早く状況を把握できる。<回避>の成功率は通常の[DEX*2]ではなく[DEX*5]である。 5-8 大酒飲み 酒にはめっぽう強く、酔いにくい。アルコールを毒のように扱う場合、探索者はすべてのアルコール関連のPOTを2分の1(端数切り上げ)にする。 ようこそ！迷冥市都市伝説課へ！ →END5 ミッドナイトスウィート →END A 生還 真夜中のサルーテ →生還！！ ラストグラス 以降HOバレ ▼HO1　都市伝説 あなたには家族も兄弟も、ましては名前すらなかった。孤児というものだろう。迷冥市役所の都市伝説課に保護され、そこの職員とともに過ごしてきた。 だからあなたには「本名」がない。都市伝説課でつけられた「呼び名」だけがある。 あなたは長く都市伝説課に所属している。都市伝説課ではあなたより長くいるのは先輩兼同僚 の「きさらぎ」のみだ。そもそも課のルールにより今この課が何人いるか把握はしていないが、大抵は顔馴染みだ。 それは HO2 にも適応される。あなたはなぜ HO2 が都市伝説課に配属されたか知っている。 ぼんやりとした記憶だが、怪奇現象が多発している家があるから調査しに行って欲しいと言われ向かった。どこにもあるような変哲のないアパートの一室。そこには小さな子供がいた。親からどうやら虐待を受けているようであざは酷く食事もまともに取れていないようだった。 すぐに児童相談所に連絡したがこれと言った援助は受けられず。 真夏の暑い日のことだ、あなたがいつものように子供が生きているか確認した時だ。子供は床に寝そべるようにして死んでいた。そばにはあなたの似顔絵が描かれていた。あなたはその時こう望んだのだ。 「生きていて欲しかった」 それは望まぬ形で叶った。 HO2 は俗に言う都市伝説、噂としか実体のない存在でこの世に生き続けた。そうしてあなたと巡り合った。いやあなたがそう望んだからこそ HO2 は存在しているのだ。 HO2 の存在を消してはならない、あなたは強くそう思うだろう。 HO2 はこのことを自覚しておらずあなたがばらしてしまうと存在が揺らぎ消滅してしまうかもしれないことを念頭に置いておいてほしい。 面倒を見てくれる年上はいても、友人らしい友人はほとんどいなかった。 学校にも通っていなかったからそれが普通で、寂しいと思ったこともなかった。 仕事で向かったアパートで、HO2を見つけた。彼の有様はひどいもので、世間の事情に疎い自分でも虐待児だと一目でわかった。 話すたびに情が沸いた。歳こそ離れていたが、友人がいたらこんな感じだったのかなとも思った。 何とかしてやりたいが管轄外だった。児童相談所に持ち掛けてもまるで役に立たなかった。 それなら身元のわからない自分を育ててくれた彼らのもとへ、都市伝説課へ連れ出してしまえばいい。難しいことはその後考えれば良い。 しかし遅かった。彼は部屋で眠るように事切れていた。枝のように細い手、その先にあった似顔絵から、目を離せなかった。 結局あのアパートで起こる心霊的な現象を解決した記憶はない。彼を救ってやることもできなかった。あの場に残してきたのは後悔だけだった。 生きていてほしかった。せめて輪廻の先で幸せでありますように。願掛けのように自分の髪を伸ばし始めたのその夏の日から。 ところが彼は生きていた。自分の願い、もとい呪いのせいで。 彼を本当の意味で殺してはいけない。自分のエゴのせいで正しくない形で生き続けていた彼に、真実を伝えて消滅させるなんてあまりに勝手だ。 最早自分が何をすれば一番彼の為になるかなんてわからない。結局全部自分が傷つかない為なのは、なんとなくわかってる。

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