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違法街で何でも屋をして生活している少年。 物品の調達から交渉、殺人まで報酬次第で何でもこなすが、自分の力量でこなせない仕事は引き受けない。 そのため自ずと仕事の成功率は高く、依頼人から一定の信頼はある。 流水とも仕事の関係で知り合い、それなりにやり取りをする仲ではあるが、仕事以上の関わりはない。 仕事仲間としてはやりやすいと思っているが、信用している訳ではない。 この路地裏で孤児として育ったため、親の顔も自分の誕生日も知らない。知る必要もなかった。 昔1人だけ親友と呼べる存在がおり、そいつの事だけは信頼していた。 ある日2人でとある暴力団と取引をする依頼を引き受け、いつものように仕事に向かったが、仕事は失敗に終わった。 暴力団が提示した報酬の額に目が眩んだ親友は、いともあっさりと風蓮を裏切り気づいた時には暴力団側に着いていた。 裏切りも嘘も殺しですら当たり前のこの街では騙された方が悪。 拷問の末に解放された風蓮は人を信じることをやめた。 そもそもこんな街で「他人を信じること」自体が愚かだった。 この街では人を信じることに何の意味もない。 信じられるのは自分が培った経験、知識、お金だけ。 故に誰にでも平等に、誰にでも友好的に、誰にも心を開かない。 きっと自分は一人で生きて、一人で死んでいくんだろうと思っている。 「僕の名前は風蓮。よろしくね。」 「やぁ、こんにちは。今日はどんなご依頼かな？」 「君に恨みはないけど仕事だから。ごめんね？」 「信じて欲しい？面白いこと言うね！ここでは他人を信じたら負けだよ？」 誕生日：12月3日 誕生花：ラベンダー(不信感) 好きなもの：お金、無機物(裏切らないから) 嫌いなもの：理由のない信頼

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