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猫至上主義者。この世界には猫とそれ以外という2種類の生き物しかいない。 宝飾品が貴重なD国において、瞳は高値で売れる財産の一つだ。物理学研究を行っていた父はうまく成果を出せなかった。破産寸前にまで追い詰められた一家は、桑愉の飼い猫を売る決断をした。彼女は美しい金色の瞳を持っていた。 それを知った桑愉は発狂。引きこもっている間に世界情勢がきな臭くなっていく。人を殺すことを嫌悪していた父が心労で倒れたあとは、桑愉が研究を引き継いだ。父の技術を戦争に応用した彼は、軍部に重宝される存在に。桑愉は戦争によって自国が滅亡すればいいという野望を持っていたのである。 猫さえ幸せに生きられない世界なんて滅びてしまえばいいんだよ。 愛猫は珠。玉のように美しいという意味を持つ。桑愉の左目がはめ込まれており、彼の野望の行く末を見守っている。技術研究所所長に就任した際に作らせた。「この娘（このこ）」「あの娘（あのこ）」と呼ぶ。 桑愉の左目は義眼。元々の瞳の方にだけ眼鏡をかけている。瞳の金色をごまかすため、ではなくすぐに目を潰せるように。眼鏡の装飾は人口宝石（ものすごく高価）である。 祖父にクレー射撃を習ったために狙撃が少々できる。別に持ち歩いてはいない。 好きな食べ物はコーヒー（眠気覚まし）・プロテインバー（体重維持）・サプリメント（必要な栄養素）。 思想以外はごく一般的な人間である。雷が怖い。それに関連して花火も怖い。 死刑囚になったのは自分の力が足りなかったから。珠を取り上げられても瞳を与えている故に取り乱しはしなかった。 D国について（追記予定） 主義・主要産業・大戦における立ち回り：成果主義国。国益最優先のため、経済状況は豊か。格差もそれほどない。工業（武器・自動車・航空機・インターネット端末・家電など）やIT産業が盛ん。一昔前は養蚕や被服産業で国益を賄っていた。独自の輸出ルートを持っていたりいなかったり。 地形：周りを海で囲まれている。孤島のように見えるが、海底トンネルで各国と繋がっている。トンネルは複雑に入り組んでおり、ルートはD国の人間しか知らない。 食生活：主食は米。魚と野菜中心。養鶏も行われている。湿気が多く、食材が傷みやすいため塩漬けや酢漬けにして保存する。。 文学や映画、音楽、絵画などは国民の精神衛生を保つために政府が許可したものだけ流布している。 各国への印象（追記予定） ・A国：お得意様。戦争を引き起こしてくれたことに感謝している。早く滅びてほしいな。 ・B国：たくさんの国を巻き込んでくれたことに感謝している。早く滅びてほしいな。 ・C国：技術を広めてくれたことに感謝している。早く滅びてほしいな。 ・D国：憎き自国。滅ぼしたい。 「ねえ、君は猫が好き？」「私とあの娘はいつも繋がっているんだ。だから寂しいと思ったことは一度もない」「雷の音がする……！　怖いから布団をかぶっていいよね？！」 【加工された時の時計】 『時の時計』を小型化・軽量化したイス人の発明品。 見た目は赤い宝石が散りばめられた銀色の勲章。 本来の”時の時計”は使用するための手順が存在するが、本勲章はイス人の手により加工され、「針を行きたい時代へ合わせ、MP5を消費する」と「所有者を望んだ時代へ肉体ごと転移させる」アーティファクトと変化している。

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