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幼少期から病弱で、部屋にこもっていることが多かった。本を読み、その光景を想い描くことが、絵を描くことが好きだった。読んだ本の絵を描き、両親に見せるととても喜ばれた。色んなものの絵を描いた。楽しくて、褒められると嬉しかった。 学校では絵をからかわれたりすることもあった。それでも絵が好きだった。絵を馬鹿にされることもあれば、絵のおかげで友達ができることもあった。 外に出て絵を描くことも好きだけど、体調が良い時しかできない。月に一度は大きく体調を崩す。そんなときでも紙とペンは手放さない。 紙に絵を描く感覚が好き。でも、デジタルもできないわけじゃない。仕事の依頼は大抵そっち。 蘭胡桃との関係 知らないうちに自分が描いたイラストを勝手に彼女の作品としてSNSにあげられ、挙げ句他人に売って金銭的な利益を得るために作品を使われたことがある。彼女はそれを悪びれもせず、まるで収入になったからとでもいうようにあなたの作品を褒める始末。 ……遠い過去、彼女に絵を褒められたことがある。それは、家族以外の人間に"初めて"絵を褒められた体験だった。だからこそ、彼女がしたことを咎めるなんてことはしない。出版社やファンの人が注意喚起をしたらしくて、長くは続かなかったけれど。もし完全に彼女の名義になってしまって、全ての利益を彼女にとられたとしても、幼馴染み三人にだけ褒めてもらえればそれだけで満足だと笑ってしまえた。彼女に対しては従順で優しい。頼まれたことは全て叶えようとしたくなる。雛の刷り込みだね。ぴよぴよ。 真ちゃん、真くんとの関係 ほんの少しだけ我が儘で素直。蘭胡桃を介して知り合うようになり、同性ということもあり蘭胡桃よりも気安い間柄、だと思いたい。些細な用事で呼んでみたりするが、それは"自分も、こんな事をしても良い関係になれているのだろうか"という試し行動癖のせいである。蘭胡桃が失踪(？)していた数年間で試し行動の加減がどんどん分からなくなり、呼びだして、小さな頼みごとや遊びをして、終わった後は彼らの時間を無駄にしたことへの自己嫌悪に浸っている。ごめん。でも繰り返してしまう。本当にごめんなさい。来てくれる限り見放されてないと安心すると同時に辛くなる。 根本で自分の価値は絵しかないと思っている。 幼馴染み三人が大好き。 一人称：僕 血液型はA、利き手は右。 経験シナリオ 「縁と命はつながれぬ」 「君と歩く夏宵」 「トビコミタイ-累-」 「花葬列車」KPC 「黄泉孕み」KPC 以下シナリオのネタバレあり 「縁と命はつながれぬ」 試し行動でこれから二人の前で自殺未遂を繰り返す。 僕が死んだら悲しんでくれる？　死んで欲しくないって思ってくれる？ 僕にはまだ生きる価値がある？　一緒にいてもいいって思ってくれる？ 常に自分以外の、誰かの気配を感じることになる。 それを恐ろしいとは感じない。 ……くーちゃんが、そこに、いるから。 二人が僕のこと、いらなくなっても。きっと、大丈夫。 必要としてくれるなら、どこにだっていくし、どこにだっていたいよ。 「君とあるく夏宵」 旅行、ついていっちゃダメなんだって。 三人でなら、って思ったけど、それもダメで。 二人の話を聞いたらさ、やっぱりすごく心配されてて、真くんも、ついてきてくれないって。 だから、暫くは、三人一緒で。 そのうちまた、あおうね。 「トビコミタイ-累-」 ごめんなさいごめんなさいごめんなさいぼくのせいだごめんなさいぼくのせいでまさちゃんがごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいぼくのせいでなんでぼくがぼくのせいでごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい なんでぼくだけがいきてるの？ 「花葬列車」 ごめんね、ごめんね、ぼくにできることなら何でもするから。 守れなくてごめん、気づけなくてごめん。 ぼくはずっとここにいるよ。 「黄泉孕み」 死んじゃった人は、もどってこないんだ。

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