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HO2：化学の先生 貴方は化学を担当している教師だ。日々の授業の他、生徒の学習指導や生活指導にもあたる。幼い頃から呼吸器の障害があり、時に発作を起こしてしまう。体調不良を理由によく保健室を利用して休んでいる。 ───────── 黒髪に橙の瞳の中性的な雰囲気の女性教師。 学習指導や生活指導も行っており生徒と会話する機会も多い。また、年齢も比較的若く友好的な性格のため生徒達とは仲良くしており、名前と姓の頭文字から「モモちゃん」と呼ばれている。 森嶋は1人でいるのが好きで、授業がない時は化学室にPCを持ち込んで仕事することが多い。昼食も化学室で1人で食べている。また、体調不良のとき以外にも仮病で保健室を訪れていることもある。森嶋を探すなら職員室よりも化学室か保健室を探したほうが賢明だろう。 生活指導を担当する割には、不健康な生活を送っている。元々呼吸器系の障害があるくせに森嶋は煙草が好きだ。化学準備室の鍵のかかった薬品庫にはしれっとピース缶が置かれているが、吸う時は流石に学外の喫煙所まで赴く。シガレットケースを服の下に持っており、中には6本ほどの煙草と呼吸器内科から処方されている薬が入っている。 煙草については周囲から呼吸器が悪いのにやめた方がいいと散々言われているが、元々悪いのでこれ以上良くならないならもはや吸おうが吸わまいが同じ事だと開き直っている。ただ、持病や喫煙のせいで咳込むことも多いので普段はマスクをつけて生活している。 森嶋は典型的な運動嫌いの読書好きだ。汗をかくような事柄は総じて嫌いで、夏だったり辛いものだったりそれは多岐に及ぶ。読書は好きだが自己啓発本や創作の類はあまり好みではなく、論文やレポートが好きだ。化学専攻だが、その他理系分野にも多少興味はあるため、地質学や物理学、薬学や医学についても知識は持ち合わせている。 以下、秘匿。 ▽孤児院 貴方は孤児院で暮らしていた過去がある。元々は産みの親の元で生活していたが六歳の頃に起こった事故を境に孤児院に引き取られたのだ。そして十歳の時に新しい親代わりの両親の元で暮らすようになった。 貴方は何故か孤児院にいた頃のことが思い出せない。綺麗にその記憶だけが無いのだ。親代わりの両親曰く「頭をぶつけたから」らしい。 ▽毒の器 貴方は赤子の頃から毎日毒を摂取し続けてきた。親から当たり前のように与えられていたのだ。毎日の食事やおやつに微量の毒が入っており、産みの母親は嬉しそうに毒の入った瓶を幼い貴方に見せながら「これが神聖な蛇の毒よ」と言い、食事にその毒を加えた光景をなんとなく覚えている。 孤児院に引き取られた以降は毒は摂取していない。 ▽過去の事故 六歳の頃、貴方は目の前で親しい人が死ぬのを見た。貴方が口付けた食べ物を親しい人が口にした時にその人物は顔色を真っ青にし、痙攣しながら口から激しく吐瀉物を嘔吐して死んだ。産みの母親は怯える貴方を優しく抱きしめた後、死体をどこかに隠した。その後、キッチンで何かを煮込む母親の後ろ姿を覚えている。そういえばあの日の夕食に煮込み料理は無かったはずだ。 ▽HO1のこと 貴方は初めてこの学校でHO1と出会ったはずだが、どこかで会ったことがあるような気がする。 ▽特記 ・貴方は幼い頃の事故のことが忘れられず、自分の体液(血液、唾液、汗、その他など)が他人に害をもたらすのではないかという恐怖感がある。 ・孤児院を出たあたりからどうも呼吸器に障害があり、たまに発作が起こることもある。キャラクターシート制作時にCONを-1する。 ・貴方は化学を中心に理科系の学問が得意だ。化学の初期値は50、物理・生物・地質学の初期値は20。 ▽NPC 貴方は定期的に呼吸器内科に足を運ぶ。貴方の担当医は土居という男だ。無精髭を生やした彼の口調は軽っぽく、年齢が伺えない不思議な男だ。彼から処方された薬を貴方は定期的に摂取している。 ▽処方薬 貴方は病院から処方される薬に依存している。幼い頃から同じような薬を服用し続けてきたため、薬がないと貴方は非常に不安になって激しい発作を起こしてしまうのだ。 ────────────── 産みの母のことは正直幼い頃の記憶すぎて最早なんとも思っていないが、毒の摂取については感謝こそすれ恨みはしていない。化学に携わる者として毒物について詳しいことは得であったし、何より毒の耐性が多少なりとも付くのはメリットの方が大きい。ただ、何故毒を服用させていたのか、あの毒が一体何だったのかは未だにひどく気になっている。 毒の服用による弊害として自分の体液が他者に害を及ぼすのは余りにも迷惑千万極まりないので体液が接触する可能性のある場面ではなるべく他者と関わるのは自分からは避けるようにしている。また、そのために（唾液が他者に付着するのを防ぐため）普段からマスクをつけて生活している。 親しい人が死んだあの日の光景は今でも曖昧だが夢に見る日がある。あの死体はどこに行ったのかを考えると心がざわつく。そんな日は大抵大汗をかいて起きるので夢を見ないよう眠剤を使う事も多々あるがあまり効かない。 孤児院の記憶が無いことは気にかかるもののどうしても知りたいわけでは無いのであまり積極的に知ろうとすることはないだろう。子供が頭をぶつけるなんてよくある事だ。 HO1のことをどこかであった気がすると感じる理由については少し気になっている。記憶が欠けていることも関係あるのか、それとも本当に気のせいなのか。普段は発作が起こったときお世話になるのだが、時々ただ、彼と話したいがために保健室に仮病で赴く事もある。 土井先生のことは担当医として信用しているし頼りにしている。自分と違い医学を専攻して学んだ人間の方が多少齧っただけの知識を持つ人間より信頼に足るのは当然のことだろう。何より、自分はその薬がなければまともに生活することすらできないのだから。 【HO2秘匿】 HPを-3することによって自ら出血させたその血で攻撃することができる。相手に血を付着させることができるかは拳 or DEX*5ロールにて決定。成功した場合は相手に毎ターン1d5+1のダメージ。（使用前の時点でHPが3以上減っていた場合はさらにHPを減らす必要はない）▲ HO2：肌が異常に痒い。見てみれば肌の一部がまるで爬虫類のようになっており、額に三日月型の印が刻まれていることに気がつく。APP-1 永久喪失。SANc(1/1d3)。また、蛇のような硬質な肌を一部手に入れたことによる装甲+1。しかしその肌を他者に目撃された場合他者に SANc(1/1d3)が入る。▲

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