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クトゥルフ PC作成ツール
きゃりっじのかい
ID:5154962
MD:996c632ed8c0fbf6f61a91d5b3b3a08e
きゃりっじのかい
タグ:
ぐぐぐ
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生まれ・能力値
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CON
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その他増加分
一時的増減
現在値
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CON
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APP
SIZ
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EDU
HP
MP
初期
SAN
アイ
デア
幸運
知識
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SAN
現在SAN値
/
(不定領域:
)
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技能
職業P
/
(うち追加分:
)
興味P
/
(うち追加分:
)
表示
初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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通常表示
<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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通常表示
<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
%
%
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
------ よせてはかえさず、夜のくに キャリッジの怪 ランガンとジョージに ◎死人の隣に座って欲しい ◎クローズドサークルが楽しみたい ◎探偵ごっこができる ◎KPCに殺されそうになる ◎ {} ・ El Nefro Zumbon ♪ Les jours tristes -------------------------------- CoC キャリッジの怪 プレイ人数:1人(タイマンもしくはソロ) 形式:クローズド[第6版準拠] プレイ時間:2時間~ 推奨技能:目星、医学または応急手当 あったら使える場所がある:乗馬、運転(馬車) ※なくてもよい 目が覚めると扉の開かない馬車に揺られている。 車内にはあなたとあなたの知人、そうして見知らぬ男。 見知らぬ男は深く寝入っているようで微動だにせず、 知人は暇を持て余したように探索者に話しかけてくる。 脱出の糸口を見つけるために KPCとおしゃべりしたり探偵ごっこをしたりするシナリオ。 ------------------------- ❏改変について ・時代や舞台を変更→〇 シナリオはイギリスをぼんやりと想定していますが、馬車がある時代・土地であれば自由に改変していただいて構いません ・7版改変→〇 ・改編案を二次配布→× ❏探索者について 新規・継続不問です。どちらでも楽しめます。 また、NPC(KPC)とは既知・初対面どちらでも構いません。 基本的に「自分たちで旅行に行ける/移動ができる」探索者を想定していますが、 シナリオ上齟齬が無さそうとKPが判断し、KPとPLの間でうまい具合に擦り合わせが可能そうなのであればどのような年齢職業の探索者でも大丈夫です。 こんな人に向いてる ・探偵ごっこをしてみたい ・密室空間でおしゃべりを楽しみたい ・ちょっとドキドキしたいひと ❏KP向け注意事項 このシナリオには下記の要素が含まれます ・シナリオクライマックスシーンまでのNPC/KPC成り代わり ・流血表現 ・死人と同じ空間で過ごす ・PCが確定で傷を負う 詰め込んだ癖 死人の隣に座る/クローズドサークル/ミステリーもどき/探偵ごっこ/化け物に殺されそうになる 【背景】 探索者たちは何らかの用事があってとある街へと訪れる。 その街では観光地として栄えており、観光客を楽しませる為に馬車が未だ使用されていた。観光が目的か、移動手段として使用したかは任せるが探索者たちはその馬車へと乗ることとなる。 しかしその馬車は人間を狩る為に「歩く妖蛆」が占領した馬車であった。 この歩く妖蛆は少し特殊な存在で、INTが通常より高い(通常値+2~3)。 突然変異的なその能力から、他の個体より好奇心や餌に対する興味関心も高くなっている。 それゆえ、食に楽しみと更なる快感を求めて狩りの前に余興を挟む事にしたのだった。 (勿論歩く妖蛆が持ち合わせる能力全てを駆使して) 探索者はその余興に付き合わせられる事になるだろう。 ★推敲 //経緯 ・ある時期、歩く妖蛆が狩りを始める ・御者を襲う ・人を襲っているうちに余興を思いつく、御者を利用する ・シナリオ冒頭直前、御者を装ってKPCを襲う ・KPCの姿を借りて、PCを襲おうとする (KPCはその後ゆっくり食べようとしていた) 一番初め、歩く妖蛆はたまたま目の前を通り過ぎようとした馬車を“いつもの方法”で襲った。 そして変わり者だったこの妖蛆は、次にこの馬車を使って狩りをする方法を考え付いた。 2人程度の人間にあたりをつけてこの馬車に誘い込む。 一方からは心霊吸引に必要なMPを吸い取り、もう一方とは心霊吸引を行った方の人間に成り代わり食事を行う前に対話をする。 探索者は食べられる直前まで、歩く妖蛆との探偵ごっこに付き合わされることとなる。 ・馬車の中の男は死人 御者 ・シナリオ冒頭からいる馬車の中に居るKPCは歩く妖蛆がなりすましたもの。 ・KPCのオリジナルは軽く催眠をかけられて御者の代わりに馬を御している。 ・ しゃべりかたゆっくりでいい 【メモ】 ◎歩く妖蛆 「歩く妖蛆は胸が悪くなるような存在で、人間の死体が腐敗して緑色、黒、そして青などの色を帯びて、体からは肉片がはがれ落ちているといった外見をしている。並はずれて巨大な鉤づめがこの亡霊の指から垂れ下がり、アンデッドの怪物のまぶたのない眼窩からはむき出しの眼球が垂れ下がっている」――サンディ・ピーターセン“歩く妖蛆” ・短い時間なら通常の人間の外見を装う能力を持っている ・犠牲者の心を読み、それから犠牲者が信頼する人物になりすますことができる。 ・妖蛆は普通の人間のフリを演じる ・MPの一部を吸い取るまで、完全に実体化することができない 心霊吸引 ・妖蛆は血に飢えた怪物 ・抵抗表で対象のPOWと自分のPOWを競わせて打ち負かすことで、心霊的な結合を作り出さなければならない ※シナリオ開始時点で、PCはPOW抵抗で負けている。6MPは吸われていない。 本シナリオの妖蛆は対話を重ねて楽しんで、それで最終的にMPを吸う。 具現化に使っているのはKPC側のMP。一旦0になるまで吸われており、気絶している為 KPCは復帰までに時間がかかる。 ・いったん対象のPOWを打ち負かすと、歩く妖蛆はすぐに6MPを犠牲者から吸い取る →この盗んだMPは自分を完全に実体化することに使用される ・狙った犠牲者のMPをいくらか奪うまで、妖蛆は真の姿を現すことはできない ※PCの首元に歯を立てて、血を奪う描写、のち化け物だと気が付く。 ・歩く妖蛆は実体化して真の姿となったときのみ血の欲望を満たすことができる。 ・いったん妖蛆が犠牲者と心霊的な結合を作り出し、MPの一部を吸い取ると、妖蛆は逃げる事も対面することを避ける事もしない。闘い、できるだけ多くを殺そうとする。犠牲者を殺したのちは、異界の次元へと戻っていく。 ※執拗に犠牲者を追うその修正から、妖蛆は取り逃した獲物(PC)を追う。 『歩く妖蛆、腐敗した怪物』マレモンp18 STR19 CON15 SIZ11 INT12 POW11 DEX15 移動8 耐久力13 db0、装甲なし。ただし歩く妖蛆は真の姿でのみ、火器以外の武器で傷つけることができる。 正気度喪失:真の姿を見て失う正気度ポイントは0/1d10 ~~~~~~~~~~~~~ CCB<=50 忍び歩き CCB<=50 かぎ爪 ※毎ラウンド、鉤爪で2回攻撃することができる。 1d6 かぎ爪ダメージ ・歩く妖蛆1Rに2回攻撃可能 被害者にかみつくことで被害者のPOWを減らす 何したら盛り上がるかな 大好きなこと 土のようになった人間 何かを手に 死人の隣に座っている 意識なんてあるわけがないのに OP ♪Drawn To Daekness (結構不穏だけどこれくらいでいいでしょう ・よるのなか、 ※ //PC = きさめ //KPC = さら //SX =彼 //KSX =彼女  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 普通にはじめた方がそれっぽいよ OP ♪ Run To The Church 全体の流れ ①起きる ②現状の整理 ③男の死因を考える ④男をよく探索する ⑤新聞が出てくる、御者だと気が付く ⑥じゃあ今運転している人は誰? 【01/導入】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ※KPはシークレットダイスを振る。 これは歩く妖蛆と探索者のPOW対抗ロールだが、便宜上歩く妖蛆が成功したものとする。 (PCはシナリオ開始まで気絶しているので時間的な猶予も十分にあるだろう) ♪SE 馬車の音 ♪Photographs 薄白く、湿気を含んだ空気が肌に触れる。朧気ながら霧の気配だと思った。 車体の揺れる音、次いで馬の蹄の音が聞こえてきて、段々と意識が引き上げられていく。 どうやらいつの間にか寝入っていたようで、あなたの身体は起床後特融の、ぬるま湯につかっているような倦怠感がまとまりついていた。 意識を空気になじませるように2、3度瞬きをすればようやっとこの場の景色が見えてくる。 室内をぼおと照らす頼りない光。 起毛の、赤くやわらかな2人掛けの座席が向かい合って全部で4人分。 側面にはガラスのはめ込まれた窓と扉があって、全体的に内装はどこか古めかしい。 必要最低限の狭さと外からいまだに聞こえる馬の蹄から、ここはどうやら馬車の中らしいと推測できた。 探索者をいれて乗客は3人。 あなたは運転席を後ろにして右側の席に座っていて、隣には見知らぬ男がいるがこちらは深く寝入っているようで微動だにしない。 向かいに座っているのは黒いスーツに身を包んだ黒髪の男。年齢は20代中盤~後半といったところだろうか。 彼は既に目覚めていたようであなたの小さな身じろぎの気配に気が付くと、視線があった。 「…よく眠れたようだね」 【探索可能箇所】{KPC}/見知らぬ男 ぽーん SEあれば ※補足 もし時計などを確認するなら夜中の3時頃であると分かる。 携帯端末等は圏外。コンパスも使い物にならない。 ▶KPCに話しかける/見る 「いや、こんな小さな空間で静寂と二人きりなんて、退屈で死ぬところだったよ」 「丁度お喋り相手が欲しいところだったんだ」 +流れで自己紹介をする KPCは目が合えば話しかけてくる。数言交わした後は眠る前の話をしてくる。 「……なんだかぼんやりするんだ。君はここに来る前の事を覚えているかい」 〈アイデア〉 覚えていない。直近の出来事の記憶がすっぽ抜けており、どういう経路をたどって今ここで馬車に乗っているかが全く思い出せない。 「俺も状況が把握できなくて混乱しているんだ…。ここが馬車の中で、今がおそらく…夜、だという事は分かるんだけどね」 {KPC}の視線を辿って窓に視線をやる。 ガラス越しに外を覗いてみれば、濃霧の隙間に木々が見える。 残念ながら星空までは見えないが、辺りが暗い事から確かに今は夜で、林の間の小道を走っているようだと分かった。 〈目星〉 背後を振り返れば、横長のすりガラスがある。 注視すれば御者だろうか、運転席に誰かが座っている。 ぼおっとランタンの明かりが影を揺らめかせているが、すりガラスのせいでどんな人物かは分からない。 あなたが声をかけてみようとすれば、「声をかけてみても意味は無かったよ」と聞こえる。 「寝ているんだろうかね」 ▶見知らぬ男 萎びた黒いコートに黒い帽子を目深に被りその端からはくすんだ金髪が少し覗いている。 寝入っている間に帽子がずれたのか、目元を暗い影が覆っていてその表情は窺い知ることができない。 〈目星〉 顔ばかりみていて気が付かなったが、よくみてみると腹部にナイフが突き刺さっている。 (※男は帽子の下に歩く妖蛆が噛み千切った傷を抱えている。PLが帽子を取り除く前にうまく腹部のナイフへ誘導したい。) あなたが驚いた事に{KPC}も気づいたのか、ああ、と声を漏らす。 「気づいていなかったのか」 「その男、死んでるいるよ。俺たちは――ずっと死人と馬車の中に閉じ込められてるんだ」 自分はどれほどの時間これの隣で寝ていたのだろう。 死人と近距離で乗り合わせていた事実に衝撃を受ける。SANc★1/1d3 (※むやみに触れようとした場合、一度はKPCより静止の声がかかるが(イベント:「死体に触れようとした場合」)それでも尚ここで帽子を取ってしまった場合は、順番は前後するがそこから出せる情報は出していく。) 【02/ Q 男はなぜ死んだ? 】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ※「男が死んでいた」情報を得た為、新たな選択肢が解放される。 【可能な行動】KPCの証言をきく、男を観察する ▶【KPC】の証言を聞く 「俺が起きた時には既にこの状態だった…。寝入っているにしても不自然なくらいに動かないから、じっとみているうちに体が、筋肉が全く動いていない――呼吸をしていない事に気が付いたんだ。」 Q 死因は? 「まだ調べていない。{PC}が起きていない状態で色々して、万が一現場が失われたら…それに俺が気が付かなかったら。真相はずっと闇の中に消えてしまう。」 「まあそれ自体は俺は構わないんだけど、ただそれじゃあ面白くないと思ってね」 「君だって気になるだろう? 真実というやつが」 Q 何故起こさなかったのか 「声はかけたさ…。君と、それから御者の人どっちにも。」 「だけどそれでも状況は変わらなかった」 「御者は応答しないし、君も起きなかった。それで諦めたんだよ。…今すぐ起こしたとしてもどうせ現状は変わらない」 「なぜ男が死んでいるのか、犯人は誰なのか、なぜここは密室空間になっているのか――ゆっくり考える事にしたんだ」 ※KPCによって発言を変えて貰っても構わない。 ※『声をかけた』の部分については嘘である。歩く妖蛆は全ての準備を終えたあと、探索者が起きるのをじっと待っていた。 ▶男を観察する 高貴な出自の風貌ではないだろうが、服の品質をみるにそこまで安っぽいものを着ているわけでもない。 ※これは御者の服だが薄暗さで判別する事はできない。 あとあと職種が判明するフェーズがあるので、それまで情報を出すのは控えておきたい。 しかしクリティカルが出たら情報を出してもいいかもしれない ・〈医学〉 死後硬直のピークは過ぎているように思える。おそらくだが、死後一日経つか経たないか…といった所だろうか。 ・触ると宣言があった場合 体温はほぼ無い。夜の寒さよりかはぬるいが、生者のそれではない。 ※歩く妖蛆が御者を襲ってから一日程度経っているとする。 ※狩りが失敗した時の為の保存食かつ、”探偵ごっこ”のタネの役割でこの死体はここにある。 ※〈応急手当〉で出る情報→さっきまで生きていたという事はないだろうが、 腐敗が見られないことからそんなに時間も経っていないが分かる。 ・〈目星〉、身分証を探す、もしくは服のポケットなどを探すなどの宣言がある 何か無いかと男の着ている服を触っていれば、胸ポケットに厚みがあるのに気が付く。 どうやら年期の入った皮の手帳のようだ。 ぱらぱらと中を見てみれば、日記のような記述がメモ程度に書かれている。 後半の方には新聞のスクラップとメモが数枚挟まっていた。 [日記のような記述] 〇月×日 最近飲み仲間の数人が連絡が取れなくなった。 警察も来たが、乗り捨てをするようなやつらではないのに。 何事も無ければいいが…。 [新聞のスクラップ] 20XX年XX月XX日 昨夜未明、イギリス、XX街にて行方不明者が出ていることが報告されている。 ここ一か月の間に同じように複数人が失踪しており、警察は事件として捜査を進めている。 [メモ] ●1人目 観光客、32歳男性、アメリカ、サラリーマン ●2人目 XX街在住、49歳女性、イギリス、主婦 ●3人目 観光客、60代男性、日本、カメラマン [手帳の走り書き] 年齢や職種に共通点は無く、無差別犯行の可能性が高いが、 いずれにしても店や観光地からの移動中に足取りが途絶えている。 …と好奇心でここまで調べてしまったが、僕は探偵ではない。 これ以上深追いするのは良くないかもしれないな。 何であれ、馬を走らせている最中に襲われたらたまったものでは無い。 気を付けなければ。 ▶▶死体に触れようとした場合(最初の一回目) 「危ない」 静止の声に思わず伸ばそうとした腕をひっこめた。 「……時間のたった事件現場で一番恐ろしいのはなんだと思う?」 「その死体で増殖した細菌だ、迂闊に触れるのは危険だと思うがな」 ※本当に危険であれば同じ空間に居る事自体がよくないし、口を布か何かで塞ぐべきだ。 NPCはそこまでは言わない。なぜならこれが詭弁だからだ。頭の傷はなるべく最後まで見つからない方がいい。 〈知識〉-20 人間は、生きているうちは自分の持っている免疫で病気を抑えているが、死後はその免疫が活動しなくなっている為衛生的に触るのはよくないと思い出す。変な病気にかかりたくないのであれば触らない方が賢明だ。 「……触れなくてもできる事は沢山ある。例えば、表面的にじっくり観察するとかな」 【02/ Q 刺殺、あるいは…… 】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 探索者が手帳から顔をあげれば、向かいで{KPC}も神妙な面持ちで何かを考えているようだった。 「腹部に刺さっているナイフ……これが死因なのだとしたら、」 「犯人は……俺か君という事になるのだろうか?」 「だって――この部屋はずっと密室だ」 そういって、{KPC}は扉に手を添えて開けようとした。 しかしいくらノブを回して押したり引いたりしても、彼の言う通り扉は開かない。 〈目星〉 他に脱出経路はないか、馬車の中をもう一度一通り確認する事が出来る。 窓ははめ殺しで天井や床に出られるような扉の代わりになるようなものはない。 入出経路は馬車入口の扉のみだ。その扉も今はどんな仕掛けか開く気配は無い。 (はめ殺しとはずいぶんな響きだとは思わないか?物騒というかなんというか) 〈アイデア〉〈鍵開け〉:同情報 扉の鍵をよく確認してみれば、鍵はそもそもかかっていないことが分かる。 なのに開かないのだ。いったいどうして。 ※霊障 ※鍵が開かないのではなく、歩く妖蛆が鍵が開かないようにしている。★どうやって? 言葉に出す事で深く認識させている。 ▶ほかの場所を見る(任意) 【他、探索可能箇所】窓の外、床、壁 ・窓の外 霧が立ち込めている。夜なせいなのか、人の気配もしなければ野生動物の声も聞こえない。 相変わらず探索者の背後の曇りガラス越しには御者と思しき影が揺らめいている。 ・床 特に異常は無い。泥一つ落ちていない綺麗な床だ。 ・壁 丁度男の席の近くの壁とKPCの座っている座席の近くに一枚ずつ、ありふれた映画か劇団のポスターが几帳面に貼ってある。 〈目星、アイデア〉日付は最近のものだ。不自然な齟齬はみあたらない。 ※上記の情報はどれもこの場で乱闘が起きていないと示すもの ★ 脱出経路が無いと分かると、とりあえず落ち着こう。とKPCが言いだす。 ここは人気の無い道だし、扉は開かない。 御者がいるようだけどきっとうたたねでもしているんだろう。 事件は始まっているが、今すぐ自分たちが殺されることはない。 それに頷いて、あなたは一旦腰を下ろすことにした。 しかし、その時。 道端の小石か何かに躓いたのだろうか――馬車がぐらりと大きく傾いた。 そうして、貴方の隣に座っていた男が貴方の方へとなだれ込んでくる。 顔を目深に隠していた男の帽子が、重力に耐えられず貴方に降りかかってきた。 今まで顔は見ていなかった事を思い出して、 そういえば彼はどんな顔をしているのだろうと見てみれば、そこには悍ましい光景が広がっていた。 男の頭部の3分の1ほどは齧り取られたようになくなっており、骨や脳みそが肉の隙間に見え隠れしている。 一体どうしたらこのような状態になるのだろうか。思わず背筋に悪寒が走る。SANc 1/1d4+1 【探索箇所】頭部、腹部、衣類 ▶頭部を見る 〈医学〉〈応急手当〉:同情報 刃物などで切断したような断面ではない。そう、それこそ何かが齧りついたような…そんな傷跡だ。 ▶腹部を見る 〈アイデア〉〈医学〉〈応急手当〉:同情報 ナイフで刺されている箇所からはさほど血が出ていない。 もし死因が刺殺であればその出血量から服に血がにじんでいてもおかしくないのだが、服はナイフで切り裂かれていて、ただそれだけだ。 【証拠:血が出ていない患部】を入手する。 ※クリティカル、もしくは血が出ていないのがおかしい…の話になる 〈目星〉肌の干からびに気が付く。 【証拠:干からびた肌】 ※事実:腹部にあるナイフでてきた傷は死因ではない ▶衣類を見る 林の隙間から月の光が差し込んで、暗くて見えなかった部分まで視認できた。 ※ここで職種が判明する。 歴史〉〈知識〉:同情報 御者の着ている服に似ていると感じる 【03/ Q 本当の死因は? 】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 「まるで探偵みたいだな」 「……腹部に刺さったナイフは本当の死因では無かったわけだ」 「しかし、なぜ?」 「状況も証拠も不十分だ。見えていない部分が多すぎる……だけどPC,もし君なら」 「ここで何があったと考える?」 「ねえ、何かわかった?」 「教えて探偵さん」  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ♪ ※KPCを疑う 「…成程。犯行は可能だとして、動機は? 僕はこの男の人を知りませんよ」 「探偵というのはどうして推理を披露するのかしら」 「私は前から気になっていてね」 「」 「だけどセオリーは違う。それは何故?最後に聞かせてください」 「僕はチャンスだと思っています」 「さいごに、探偵を美味しくたべる為の絶好の機会」 「おしゃべりの後の食事はさぞ絶品でしょう――そうは思いませんか?」 ★ 頼りない室内灯が、彼を照らす。 口元には薄ら笑いを横たえて、只々あなたの方を見ていた。 馬車ががたりと揺れる。 彼はゆるりと立ち上がると、探索者の肩へ緩やかに手を置いて、そのままゆるやかに圧をかけてきて… 「ああ、面白かった。面白かったが――」 「そろそろ腹が減った」 「ここまでだ」 そう笑って、口元だけでなにか一言二言つぶやいた。 途端身体が硬直するような、全身に力が入れられないような、妙な感覚に襲われ脳が混乱する。 いつかの金縛りみたいに体が動かない。それでも目だけはなんとか動かす事ができて、それが余計不安を募らせる。 目の横で、可愛らしく口をあ、とあける気配がした。 彼女の伏せられた長い睫毛と小さく開いた口が近づいてくるのが視界に入って、 ――瞬間。激痛が襲う。 遠慮もなしに深く深く歯を突き立てられて、肉を抉って血を啜られている。 暴れ出して目の前のこれを振り払いたいのに、身体はぴくりとも動かない。 止まない痛みがからだ中をぐるぐると駆け巡り、逃げる事もできないせいで気がくるってしまいそうだった。 HP-1d3、MP-6、SANc1/? ※この後に控える戦闘/チェイスターンを考えると、歩く妖蛆には真の姿を現してもらう為にPCを襲う必要がある(歩く妖蛆は実態化しないと攻撃があたらない) {KPC}が離れる気配がして、疲弊を感じながらも目で追えば、ぽたり。 頬になにかが垂れる。 それは皮膚だ。彼の口端が、肉が腐るようにしてとろけおちて、それがあなたの肌をつたう。 なのに彼はそれに構わないといったようにあんぐりと開いていって。 落ち行く皮と皮の隙間から覗くそれは、虚空だ。 虚空が今まさにあなたの頭に覆いかぶさろうとしていた。 彼という仮初の姿が剥がれていく。 肌は黒と、緑と、青などの色を帯びていき、気分が悪くなるほどに、それは強烈な腐臭をまとってあなたの前に現れた。 この亡霊は、{KPC}を装ってあなたを食す機会をらんらんと狙っていたのだ。 歩く妖蛆、腐敗した怪物の真の姿を目撃した探索者は、SANc 0/1d10。 ⓵正気 馬車が揺れる。 誰か助けを。そうだ御者は、運転席には御者が乗っていた筈だ。 すがる気持ちで運転席側のガラスを無理やり身じろいで見やるが御者の影が無い。 そもそも最初から御者は居たのだろうか。曇りガラス越しの見間違いだったのか。 ここは本当に馬車の中なのか、目の前にいる“これ”は…… 混乱と恐怖が脳みその中を埋め尽くしていき思考の余暇を奪う。 漠然と死を感じ、そのあまりの得体の知れなさに諦念すら抱いたかもしれない。 ただひたすらに、目の前の光景を受け入れるしかできなかった。 ②狂気 馬車が揺れる。 脳内を野性的な恐怖と渦巻くような混乱が埋め尽くして埋め尽くして埋め尽くして、 しかし、いつまでたっても決定的な衝撃が襲ってこなかった。 恐る恐る目線を回せば、化け物の腹の中央に鉄の棒が突き刺さっている。 「彼女を好き勝手にされるのは……少々困るな」 乱暴に引き抜くように動かされた鉄の棒に連れだって、踊るようにして怪物の体は馬車の外へと放り出される。 深いため息をつき、少しの怪物の泥を浴びながら、彼/彼女は振り返った。 「大丈夫か?君――どうやら一歩遅かったようだけど…」呼吸を整えながら、そう言うだろう そう言って安心させるように微笑む。 その顔を見てあなたはやっと思い出す。まるで頭の中の霧が晴れるように。 自分はこの街に観光に来ていた。そこで珍しく馬車というものをみつけて、 それに相乗りを申し込んできたのが目の前のこの男だった。 道中些細なことをいくつか話したが、現地の人だという彼の話に聞き入ってしまい いつの間にか仲良くなったのだった。 ★男の顔を見た時に、馬車に乗る手配をしてくれたのはこの男だったと思い出す、とか それで服も仕事着のそれであることを同時に思い出す、とか 【04/ A 刺客 】  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ そうして話をしていた時の事だった。 ぎ、ぎ、と馬車の軋む音がする。後ろの方からだ。 貴方たちははっとして互いの顔を見合わせた後、 最早扉の意味をなしていない入口の板をどけて、車両後部の方を覗き見る。 そこには、みるにも悍ましい、先ほどの化け物が執念深くへばりついていた。 まだ食事を諦めていないのだろう。 「前方に逃げよう」 前方の運転席へと移動しようとする。 がしかし、馬車のぐらつきが強くなりうまく前方に出られない。 2人が協力して運転席へとたどり着いた時、馬の異変に気が付くだろう。 目はちばしり、息も荒く、そして何より鬣を振り回しながら一心不乱にただただ道を進んでいる。 徐々に上がっていくスピードに、探索者は後部の歩く妖蛆の恐怖に充てられたのだと気が付くことができる。 化け物からは逃げなければいけない。 だがしかし、このままでは馬がケガをしたりコースを外して馬車が停まってしまう可能性がある。 探索者は、なんとかこの状況を切り抜けなければならない。 闇がいっそう深くなる。 酷く濁ったその皮膚が、暗闇に浮かんではあなたを逃がすまいと。 馬は走る。狂乱に足をばたつかせて。 ▶CHASE TURN ※「勝利条件」と「条件の詳細」についてはPLに開示してもよい。 勿論開示せずにKPの裁量で情報を小出しにしていってもよい。 セッションが盛り上がる方法を選んでいただければ幸いです。 【勝利条件】 ・歩く妖蛆から逃げ切る ・歩く妖蛆のHPを0にする ・上記のどちらかを達成 馬をなだめるとマイナス補正解除、スペシャル以下で+10の補正。 ナビゲートと説得 二人の合わせ技 カーブ 【歩く妖蛆から逃げ切るには】 ・歩く妖蛆は現状馬車の後部へ張り付いている。 探索者たちはなんらかの方法で張り付き状態を解除させ、 そこからさらに2マス以上離れる必要がある。 【歩く妖蛆のHPを0にするには】 ・歩く妖蛆は執念深く探索者を追ってくる。 現在は馬車後部へ張り付いている状態だが、 馬車を止めたら運転席までやってきてしまうだろう。 探索者は馬車を止めずに、歩く妖蛆に攻撃する必要がある。  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ 走っていた馬が 2人の間に沈黙がおりたころ、睫毛についた霧の名残のしずくがきらめいた。朝日が山を越えてきたのだ。 顔を上げれば、いつの間にか森の向こうの空は白みがかっていた。 その景色を遠目に、街につくまではどうにもならないと何方からともなく言い出して、運転席へと腰を落ち着ける。 少しずつ日に照らされ輝き始める木々と、遠くの街並みを見つめながら、 二人はゆっくり朝を待った。 了 歩く妖蛆 短い時間ですが、人間の外見を装う能力を持っています。 狙った犠牲者の心を読み、犠牲者の近しい人になりすます事が出来ます。 ーーーーーーーーーーーーーー ~ 罰ゲーム 今日明日 返事貰えるよう 3/9 よるのくに ◎キャリッジの怪 コンセプト:クローズドをつくろう ◎SINISTER コンセプト:AFを変な使い方したい ◎WISE MAN ネクロノミコンを巡った物語。 英語完全版ネクロノミコンが存在したら? ネクロノミコンを巡った2PL 不死と吸血鬼のなりぞ来ない の2PL 力を貸してくれる:契約 HO1:不死 あなたは不老ではないが不死である。 HO2: ~~~ 幽霊屋敷で殺人事件を起こす Aconite のシナリオ I Hear You Knocking (ED
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