タグ： 削磨の探索者

アガタシノブ。県家の第一子・長男。下に受験生の妹(JK)がいる。 通いやすさで選んだ地元のヤンキー高校に首席で入学。その高校で、のらりくらりと三年間を過ごしていた。治安が安定して悪いため、ケンカに巻き込まれるなどの経験もあり、反射的に攻撃を回避する動体視力はそこで鍛えられた。どちらかといえば理数系。 年末年始などの帰省シーズンには実家に集まって、年上の伯父らを相手に賭け麻雀を打っており、互いの小遣いやお年玉を賭けて勝負している。容赦なく金を巻き上げてくる汚い大人に少しでも勝てるように、と対抗手段としてイカサマスキルを磨いた。麻雀をする頃には、親戚のおっちゃん共にはある程度酒が入って酔いが回っていることもあり、成功率はそれなりである。※もちろんバレて罰符を食らうこともある。 現在は私立大学の経済学部に通う学生。選んだ理由は就職に強そうだからという意外と堅実な理由。しかし、特にどこで働きたいという明確なイメージがあるわけではない様子。得意科目は英語。日常会話をすらすらとできる程度の習熟度であり、スラングまでペラペラである。大学でも、必修科目である英語の講義が免除されていた。 身体の刺青は大学のサークル仲間の腐れ縁が彫ったもの。丁寧に彫られた分、消すためには相当な額の手術代がかかることが予想される。これ以来、MRIも撮れなくなってしまったが、本人はあまり気にしていない様子。 大酒飲み、珍しい技能 「あがたで～す」 「いや……そういうの、あんまよくないんじゃない？」 「刺青？ああ、コレ……友達に入れさせて、って言われたから、入れさせた。MRI撮れなくなるな、とかも思ったけど……別に、病院とか嫌いだし。いいや～って思って」 「英語は何となく文法さえおさえとけば読めんじゃん」 「病気で苦しむのとか、辛くてキツそうだし……ある日突然、交通事故であっけなく死にたいよ。ついでに死亡保険でがっぽがっぽ、的な。ハハハ。まあ、刺青のせいで死亡保険入れないこともあるらしいけど」 「あー……待ち受け、気になる？これ、うちの実家のインコとハムスター。つくねとハム。……何、その顔。別に俺が名付けたわけじゃないんだけど……」

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