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〇職業 俳優から取得。個人的に関心のある技能→回避、図書館 職業p　EDU×10＋APP×10のため職業技能に30＋しています 特記:APP ＋1 ファンに対して〈信用〉10％のボーナス　 〇特徴表 4-6 寄せ餌　（職業p　＋60) 2-9 バイリンガル (70p→英語、デンマーク語) 〇人物 一人称/私　二人称/貴方、夫のことは呼び捨て トーキー映画、舞台を主な活躍の場としていた女優。夫との結婚を機に業界からすっぱりと離れる。 付き合っていたころは少しわがままを言うこともあったが、結婚してからは従順な女性らしい女性。献身的に夫に尽くし、いつも機嫌良くこと。それが結婚するときに己自身に課した誓約である。 夫のことは今でも愛しており、飾らない優しさと少し不器用なところが好き。 何故この結婚生活に限界を感じるのに至ったのか、それは幼いころから引きずっている愛着障害・強迫性障害にある。 片親の家庭で育ち、父親はろくに育児をせず、見目が良かったので稼ぎを得るために娘であるジュリエッタを映画会社に引き渡して養育を放棄した。稼いだお金がジュリエッタには殆ど還元されず、父親のギャンブル・ドラッグ・タバコ・遊び代に消えていった。 そのため、親というより幼い時から近くにいる男の人以上の距離感を親にさえ抱いている。しかし、有名になれば一人立ちして、自由になって、幸せになれると思っていた。そのため、それまでは良い娘を演じようと決意していた。 その後、清純な女優として人気を博すようになってからは家族関係は断絶。また、同業の男性とのお付き合いを繰り返すも、貧困育ちのジュリエッタには煌びやかな生活も、そうした相手の価値観も合わなかった。ただ願っていたのは、飾らない自分を認めてくれる人と結婚して、平凡ながらも幸せな家庭を築きたいということだった。 実際、夫との生活は非常に充実したものであった。しかし、だからこそその日々を失うことを異常に恐れ、夫から見放されることも恐れ、徐々に素の自分を隠して完璧な恋人を演じるようになる。 優しい夫だからこそ、次第に何を考えているのか分からなくなる。何が不満なのか、不満がないなら最早諦められているのか、完璧な妻であらねばならないという自分自身に課した制約で夫の一挙一動が気になり、どう思われているかを歪んだ形で想像してしまう。 結果として、夫のことを愛しているからこそ己を見失っていき、その現状が苦しくて耐えられないために終わらせることにしたのである。 メキシコから離れた後に行きたい国は、ノルウェー。自然が豊かな国で、もう誰にも依存せず、何かを演じることもなく、ただありのままに生きていたいと願っている。尚、旧姓はスプリング。一人で逃亡した後はジュリエッタ・スプリングとしての人生を再開しようと思っている。 「私が好きでやっていることだから、いいのよ。貴方を愛しているから、こうやって貴方に尽くすのは幸せなことなの」 「メキシコ……。ううん、貴方が行きたいのなら。旅行は毎年の楽しみだものね」

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