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クトゥルフ PC作成ツール
鹿野弾
ID:2146278
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鹿野弾
タグ:
スルメ創作
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SAN
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技能
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興味P
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初期値の技能を隠す
複数回成長モード
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<戦闘技能>
成長
戦闘技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
回避
キック
組み付き
こぶし(パンチ)
頭突き
投擲
マーシャルアーツ
拳銃
サブマシンガン
ショットガン
マシンガン
ライフル
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<探索技能>
成長
探索技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
応急手当
鍵開け
隠す
隠れる
聞き耳
忍び歩き
写真術
精神分析
追跡
登攀
図書館
目星
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<行動技能>
成長
行動技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
運転(
)
機械修理
重機械操作
乗馬
水泳
製作(
)
操縦(
)
跳躍
電気修理
ナビゲート
変装
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<交渉技能>
成長
交渉技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
言いくるめ
信用
説得
値切り
母国語(
)
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<知識技能>
成長
知識技能
初期値
職業P
興味P
成長分
その他
合計
医学
オカルト
化学
クトゥルフ神話
芸術(
)
経理
考古学
コンピューター
心理学
人類学
生物学
地質学
電子工学
天文学
博物学
物理学
法律
薬学
歴史
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戦闘・武器・防具
ダメージボーナス:
名前
成功率
ダメージ
射程
攻撃回数
装弾数
耐久力
その他
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所持品・所持金
名称
単価
個
価格
効果・備考など
価格総計
現在の所持金:
、 預金・借金:
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パーソナルデータ
キャラクター名
タグ
職業
年齢
性別
身長
体重
出身
髪の色
瞳の色
肌の色
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その他メモ
鹿野弾(ろくや だん)。 『警視庁特殊犯罪捜査零課』通称『鹿野班』の名の下にチームを束ねるリーダー。 人の上に立つものとして相応しい分の高い基礎能力を持ち、決断力、行動力、柔軟性、臨機応変さに優れている。 それというのも、弾の父の教育があってこそのものであった。 弾の両親は弾が物心つく前に事故で亡くなり、身寄りのなかった彼は施設に預けられた。幼かった弾にとって両親の記憶は非常に曖昧なもので、事故に立ち会ったわけでもなかった故か、多少のショックは受けこそすれ立ち直るのが困難なほどではなかった。 施設での生活が2、3年続いたある日、弾を引き取りたいという男が現れる。「鹿野響」と名乗る老齢の紳士であった。 弾は響との生活にすぐ慣れることができた。奥さんを早くに亡くしたのだと寂しげに笑うそのシワの多い目元と、ほのかに漂うタバコの匂いが印象的な男だった。 響は熱心に、厳しくも暖かな愛情をもって弾の世話をし教育を施した。彼の穏やかで洗練された言動は幼かった弾にとっても魅力的で尊敬の念を抱かざるを得ないものだった。 弾は柔軟な思考力と活発な行動力を持った聡明な少年に成長する。 ある時から響は弾にこう教えを説くようになった。 「人の上に立てるような人間でありなさい」と。 「人の上に立つというのは並大抵の努力では叶わない。もちろん立候補するだけなら誰にでも出来るだろう。だが、皆の信頼と皆への信用を持ち得てこそ、リーダーというのはその力を発揮できるし真のリーダーとして認められる存在になれる。お前にはそういう人間になって欲しい」 それに、と響は目を細める。 「お前には、お前には正しい道を、誰に屈することなく歩いて欲しいんだよ。…私には歩けなかった道を」 弾は、その時の響の真意を理解していなかった。だが、響の期待に添えることならなんだってしたいとそれだけは強く思った。 弾は響の教え通り、リーダーと呼ばれる立場に積極的に立候補するようになった。グループ活動では班長を希望したし、クラスの学級委員長になれるよう努力もした。部活動や委員会、生徒会においても彼は常に長であった。 もちろん、ただ立候補するだけではない。自身の考えを押し付けることなく、皆が平等に意見を述べられるよう常に周りに目を配った。皆に認められるよう信頼を得られるよういつも言動に気を遣った。そうすることで自然と、弾の周りに人々が集まるようになり、どんな場面においても弾を差し置いてリーダーはあり得ないと、皆に言わしめるまでになっていった。 弾は、自分がリーダーであるために努力することを苦に思わなかった。生来の気質に合っていたというのもあるし、単純に人を采配する立場に面白みを感じていたというのもある。しかし何より、響に認めてもらえることが心から嬉しかった。 弾が高校生になると、響は頻繁に体調を崩すようになった。同世代の男よりずっと若々しく健康体な響だったがそれでも年齢には抗えない。弾が三年生になるころ、響は肺炎をこじらせ入院を余儀なくされた。 ある時、響は弾に自室の整理を頼んだ。 「私がまだ元気なうちに、お前が要ると思うものを譲りたい」 弾は滅多に響の書斎に入ったことがなかった。入らないよう言い聞かされていたわけではなかったが、なんとなく簡単に立ち入ってはいけないような気がしていたからだ。 弾は手際よく、響の整理された部屋のものを更に細かく整頓した。その最中、彼は偶然それを発見する。鹿野響がかつて警察であったこと、弾の両親の事故から一ヶ月後に辞職願を出していたこと、両親の乗っていた車に過失はなかったこと、事故の要因、揉み消し、上からの圧力、承諾、不正、後悔、償い…… あらゆる書類、何通もの手紙、何冊もの日記……。 弾はただ呆然と、部屋中に広げたそれらを眺めた。そして天を仰ぎ静かに涙を零した。 「いつか、言おうと思っていた」 響は弾の目を静かに見据えながら語りはじめた。 「お前の両親の車にぶつかったのは、当時の警視総監の娘が嫁いだ男、そして私の同僚であり大切な友人でもあった男が運転する車だった。警視総監は娘と婿と自分の立場が危うくなるのを恐れた。私は丁度その時、それなりの地位にいたものだから、事故の真実を隠す役割を課された者の一人とされた。 私は苦悩した。正義と友情を天秤に掛けられたようなものだった。…いや、そんな綺麗なものじゃない。友情を言い訳にして上からの圧力に屈してしまった。それだけだった。大切な友人は私の行為を友情とは受け取らず、ただただ蔑んだ。そんなことは頼んでいないと一蹴された。彼はすぐに警察を辞した。私も、もはや警察として働く意味を見出せず、後を追うように辞職した。 幸か不幸か、お前の両親に事故の不正を問いただすような近しい親戚がいなかった。だから今まで、不正が不正とバレずにここまで隠し通せたのだ。そして、お前の存在も長いこと知らないままだった。 あの夫婦に子どもがいたのだと聞いた時、私は更なる罪悪感に囚われた。自分のしたことをあんなに悔やんだことはない。大切な友人も信用も失い、途方に暮れた。そして荒れた生活の末、決意をした。お前を引き取って育てようと。せめてもの罪滅ぼしをしようと。 これがどんなに自分勝手な行為かは私自身がよく分かっていた。ただのエゴであり、独りよがりの贖罪であることは十分理解していた。でも何もせずにはいられなかった。お前を立派に育てあげることで、自己満足にしかならない赦しを得たかった。そしてこのことをお前に打ち明け、然るべき裁きを受けようとも考えていた」 響は深く息を吐き、また続ける。 「…だが私は弱かった。お前との生活がこんなにも楽しいものだとは思わなかった。 妻との間に子どもはできず、そして早くに先立たれ長年孤独だった故か、誰かと一緒にする食事はこんなにも美味しいのだったのかと驚いた。 私は怖くなった。お前にこのことを打ち明けて、またあの時と同じように軽蔑されることを。私の元から離れ、お前と過ごす楽しい日々が終わってしまうことを。だから…だからずっと打ち明けられないままだった。こんな形で伝えることを、どうか許して欲しい。……そして本当に、すまなかった」 響はベッドの上で身を起こし、弱々しく頭を下げた。弾は何も言えず、ただただ黙しているのみだった。 それから3日後、響は静かに息を引き取った。 吐く息の白い、師走の早朝だった。 気持ちの整理なんてつかなかった。大きな爆弾を落として、そのままあっさり逝ってしまうなんて、なんと自分勝手なのだろう。 それでも日々は無情に過ぎて行く。葬儀も相続もその他様々な事務処理も、響の友人や同僚だと名乗る人たちが快く手伝ってくれた。というより、生前に響がすでに色々と手回しをしていたようで、残った者たちが行うべき手続きは微々たるものだった。 弾は胸の中に渦巻く複雑な感情をどう処理すべきなのかまるで分からなかった。友人や周りの大人たちは彼に優しくしてくれた。励まし、鼓舞してくれた。 受験期だったこともあり、先生方も大変心配してくれた。でも弾は、その全ての言葉や対応を他人事のように感じていた。そして鹿野響の存在も、どこか遠くのもののように感じていた。だってもともと、彼は他人だったのだから。 受験生という立場は、弾にとってかえって幸運だった。脇目も振らず勉強に取り組むことで、余計なことを考えずに済んだ。自らに考える暇を与えないよう、ただひたすら勉強した。 そうしていつのまにか雪は溶け、桜が咲き、弾は大学生になった。そして、忙しさから解放された弾は、一気に崩れ落ちる。 大学へ全く行かず、酒やタバコ、ギャンブルに女遊び、世間が眉を顰めるような生活をするようになった。 響から譲り受けた、まだ一度も手をつけていなかったという不正の報酬金とやらをまるで食い潰していくかのように散財した。 楽しくはなかった。それでもどうすることもできなかった。響の犯した罪のこと、自分を贖罪の道具にされたこと、それでも心から愛してくれていたこと、そしてそれらを自分勝手に告白しこちらの言葉も聞かずに逝ってしまったこと……。その全てに憤りや悲しみ、虚しさや後悔、言いようのない感情がごちゃ混ぜに毎晩彼の心を苛んだ。それから少しでも目を背けたくて、無駄な現実逃避を続けた。 しかし、根が真面目なだけあって、そんな生活は2ヶ月と続かなかった。部屋に閉じこもり、虚空を見つめるだけで1日が終わるような日々が少しだけ続いた。何も手につかず、ベッドの上で惰眠を貪る生活は、しかしやはり長くは持たなかった。弾は一向に減らないお金に業を煮やし、長めの旅行に行こうと思いつく。 弾は日本各地、世界各地へと旅行へ出かけた。場所はどこでも良かった。住んでいる場所から少しでも遠いところ、少しでも非日常を感じられるところ、お金がかかるところならどこだって良かった。だが、そのあてのない旅は、弾の気分転換に最適なものだった。普段は見られない景色、触れられない文化、出会えない人々、それらは新鮮で大変興味深く、豊かで新しい経験や知識として弾の中に吸収された。 楽しかった。久しぶりに生きてることが楽しいと感じた。同時に、隣に響のいないことが心から寂しいと感じた。 弾はこれらの旅を通してこれまでのことを深く考えた。見ないようにしてきた自身の中の感情一つ一つに向き合った。そして、今自分が何をすべきなのか大いに悩んだ。 長い長い自分探しの時間を終え、弾はようやく大学に戻る決心をする。随分と時間が掛かってしまったが、彼にとっては必要なことだった。 弾は、響と同じ警察になろうと考えた。響が弾に繰り返し説いた言葉に従おうと思ったから。 響の教えは弾を、響が屈してしまったものから守ろうとするものであったのだ。歪んだ正義を押し付ける世間があるなら、その上に立つことで醜いしがらみを、圧力を、自らの力で乗り越えて欲しいという願いだったのだ。 あの時響が、眉を寄せながらも静かに微笑んだ意味を弾はようやく理解した。 響の仇をとりたいわけじゃない。響の代わりを務めたいわけじゃない。ただ、愛する父との日々を、想いを、願いを、約束を、守りたいとそう強く強く思うのだった。 大学は現役合格したものの、最初の一年はほとんど学校に赴かなかったゆえにもちろん留年。とはいえその後の大学生活ははそれなりに謳歌していた様子。 同期よりも一年遅れて警察学校へと進むが、リーダーとしての性格は依然衰えることはなく、また荒れた時期を乗り越えた故か、以前より肝が座り物事を冷静に捉え確実な判断を下すことができるようになる。 警視庁における刑事としてそれなりの実績を積んでいたことを評価され、零課の班長に抜擢。以降4年間、途中悲惨な事件に巻き込まれたとはいえ現在までチームの良きリーダーとしてその手腕を振るっている。 温厚で器が広く、常に周囲の人々を引っ張って行ってくれる典型的なリーダータイプ。だが必要とあらば物事を瞬時に切り捨てられる冷徹さも持ち合わせている。 零課のみんなを家族のように大切に思っており、彼らを自身の命に代えても守ることが己の務めであると考えている。3年前の事件があってからは特にその思いが強い。 好きな食べ物はきんつば。最近では犬を飼いたいなと考え始めている。 通過 『庭師は何を口遊む』生還
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(Youtubeや歌詞サイトのURLだけ書くことをお勧めします)。
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