タグ： めろう 異性が苦手

「オレは猫屋敷。なげーから凱でいい。」 「お前、腹減ってんのか？なんか作ってやるよ。何が好き？」 【4-3 異性が苦手(D)】D=3 どうしても異性とうまく話ができない。異性に対する<言いくるめ><説得><信用>にそれぞれ-10%。 【学生：家庭科が得意】 3年　寮生 料理研究部　所属、委員会　無所属 誕生日：9月9日 性格はつっけんどんだが、ちゃんと人のことを思いやることが出来る子。 料理が得意で、暇があれば料理のことを考えている。 幼少期から両親がおらず、カトリック系孤児院『銀の家』に預けられる。 性格は荒んでいるが、自分を育ててくれているシスター、そして銀の家に対して恩義を感じているため、家事の手伝いを行ってきた。 特に料理を担当し、日に日に腕が上がっていった。 ――凱は生まれてから、母親から虐待を受けていた。 暴力・暴言・育児放棄・無視・精神的虐待・性的虐待……あらゆる虐待を受け続けていた。 虐待が発覚したのは、6歳の時。小学校に入学する年齢にも関わらず、どの小学校にも手続きがないことに不審に思った市役所職員のおかげであった。 市役所職員は自動保護団体員と警察とともに家庭訪問をし、凱を保護することができた。 凱の母親は19歳という若さでその身に凱を宿した。父親は不明、中絶することを拒んだ母親は、両親の反対を押し切り、凱を出産。 それを機に両親から見放され、彼女は一人凱を育てることとなった。 水商売で日銭を稼ぎつつ、一人で育児をこなす。20歳の娘には到底不可能といえる事だった。 ストレスにより薬物に手を出し、その影響で凱に暴力を振るうようになった。殺人を犯したく無いという一抹の思いと、凱の生まれ持った知性が、6歳まで生きながらえさせたと言える。 凱には頼れる親戚がおらず（祖父からは誰の子かも分からない存在として疎まれている）、結果として孤児院に預けられるに至った。 精神的ショックにより、20歳前後の女性に恐怖を覚えており、触れられることを非常に拒んでいる。 シスターは老齢の女性だったため、ショックが少なく比較的まともに話をすることができる。 孤児院の子供たちとシスターの優しさにより、凱は現在何事もなく高校に通うことが出来ている。

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