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輪道知氷(りんどう はるひ) 死体修復士 23歳 男 ホルマリン漬けの心臓HO3 死体修復士として活動する青年。あまり感情を表に出さないクールな性格。 その腕の良さから23歳ながら多くの死体修復に携わっている。物静かだが上司にも臆することなく意見を述べるため、周りをヒヤヒヤさせることも多い。 真面目故に頼まれると断れないのでよく仕事に追われている。しかし仕事人間なので苦ではない。食事を忘れることも多々ある。 死体修復士を目指すきっかけとなったのは、幼少期に自身が殺人事件に巻き込まれたことである。 美男美女として有名だった彼の両親を逆恨みした犯人が、3人で出かけているところを襲いそのまま監禁。知氷だけでもと両親が逃がそうとした際に犯人と取っ組み合いになり、その勢いのまま犯人は両親を殺害してしまう。犯人は人を殺してしまったことに恐怖を抱き、知氷を置いて逃走した。 閉め切った暑い夏の時期の部屋だったこともありすぐに両親の死体は腐敗していき、彼はそれをただただ見つめるとことしかできなかった。疲れ切って涙を流すことも、声を出して助けを呼ぶこともできず、異臭騒ぎとなり数日後発見されるまで両親の腐敗した死体と過ごしたのである。 助け出された後、｢ぐちゃぐちゃの死体は嫌だ。｣と言った幼い彼の発言を汲み、死体修復士によって腐敗した両親の死体は修復された。腐敗が進んでいた為元々の両親の姿とはかけ離れてはいたが、修復するその工程を見て幼いながら凄いと思ったのが死体修復士を目指したきっかけである。それ以降死体修復士を目指してただひたすら勉強し、そして現在見事その夢を叶えた。 その経験のこともあり、最近多い事件の腐乱死体を見ても動揺せずただ淡々と仕事をこなしている。あまりまだ認知されていない職業ではあるが、遺族の為に死体を修復することに誇りを持っている。 チョコレートが好き。食べる頻度が高くなると少し疲れている合図である。 一人称｢僕｣二人称｢あなた、君(年下)｣ 以降秘匿バレ 死体修復士として活動する傍ら、病院にて医者のような仕事にも携わっている。それ故に多忙な毎日を送っていると言っても過言ではない。 最近よく手伝いとして出入りしているのは久慈病院である。臓器移植の成功率の高さやその手術件数の多さには関心を示している部分もあるが、その辺は専門外であるためあまり気にしていない。ただ気になるので勉強は是非させてほしい。 多忙な毎日を過ごす中で、その病院で出会い、いなくなってしまった｢アオイ｣と再び会いたいと思っている。身体も精神面をボロボロだった彼に｢自分が生きていてもいいのか。｣と問われた時、｢生きて駄目な人なんていない。僕はあなたに生きてほしいと思っている。｣としか自分は返せなかった。彼の問いに対してその返しで良かったのか未だに分からない。ただその言葉で落ち着きを取り戻してくれたのは良かったが、その翌日にいなくなってしまったことを考えると何か間違えてことを言ってしまったのでは？と思っている。そのため再び彼と再会し、忘れ物なのか分からないが彼のベットの傍にあった黒色の石を返すとともにまた話がしたいと考えている。 ■PC3：死体修復士 真夏の夜、あなたは今日もしたいを修復していた。 この時期の死体は厄介だ。匂いも状態も悪い。 悪態をつこうにも『腐乱死体』の修復をしなければ。 ■PC3：死体修復士（エンバーマー） あなたは大体一年程前から、死体修復の仕事以外にも、人命救助や患者のメンタルケアなど医者の様な仕事を請け負っている。 慢性的な医者不足である昨今、上から何とか助けてくれないかと頼まれたのだ。 そのため、近くの病院を転々と手伝うようになってしまっている。 中でも足しげく通っているのは『久慈（くしげ）病院』である。 久慈病院とはこの都市で随一を誇る大きな病院であり、中でも医療界で有名になっている事柄の一つは『移植手術の成功率と多大な手術件数』である。 臓器移植が必要になった患者は、この病院に入院することが多く、現にそれによって救われた命も多い。 この久慈病院と関わりを持ち出したのは、何かの事故によって患者が溢れた際、臨時として救護を依頼されたからだ。 そして、そこであなたは顔に重傷を負った患者に出会う。 その患者は何度か自殺を計り、メンタル的にも肉体的にも常にギリギリの患者だった。 あなたはそれを献身的に看病し続け、ある日その人物から「自分が生きていてもいいのか」と問われる。 それを肯定するような言葉をあなたは患者に告げた。 落ち着いたらしいその患者は、不意に「アオイ」と言葉を漏らした。 名前の様だった。 けれどその翌日からアオイは病院から姿を消し、それっきりあなたは会うことはなかった。 彼を探しているわけではないのだが、また会えたら良いとあなたは思っている。 アオイが居なくなったベッドの傍には『黒色の石』が転がっており、それを出会った時には返してやろうと考えていた。 ★AF：『黒色の石』…なんの石だかは解らない。表面はとても堅そうだが、中は液体の様だ。何をしてもその液体が何であるか確かめようがない。

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