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戊井 純(いぬい ぴゅあ) 彼女はいわゆる、「子作りには関心のあるものの子育てには関心が無い両親」の元に生まれ、僅か1歳で天涯孤独の身となった。 親の愛情が足りなかったせいか、はたまた生来の性格からか人とは滅多に口を利かず、児童養護施設で飼われていた「ヌヌーピ」というビーグル犬とひたすら話す日々を送っていた。 職員はそんな彼女を気味悪がり、彼女もまたそんな場所の居心地が悪かった。 ある日、集団行動せず職員に「言葉がわからないの！？ そんなだから、犬みたいにあんたを捨てたのよ！」と体罰を受ける。 彼女は施設から逃げ出す事に決め、「ヌヌーピ」と共に開いていた裏門から、外の世界に飛び出した。 そんな飛び出した外の世界で、彼女は愛犬と共にトラックに轢かれ、帰らぬ人となる… …、はずだった。両者の散った血肉が路上で交わり、幼い想いと生きたいという衝動が彼女に『感染』するだけの力を与えた。 現在UGNチルドレンとしてUGNに所属し、彼女は生きている。 その胸の中で、体躯の中で「ヌヌーピ」を感じながら。 彼に誓って強く生きる。 『悲しみの乙女』クリア。 13本目のゾーディアックウェポン『乙女の悲しみ』の完成に、親友の天塚さやが巻き込まれた。 処女やなんだと騒動を乗り越え、彼女とのキズナ（友情の方）を深め？クリアーした。

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