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「初めまして、馬籐紫吹って言います。よろしくお願いします。」 「あー……、まぁ、色々あったんです。」 「……ふふ。皆、消えてしまえばいい。――僕の影が、世界を覆う。」 　真面目、やや天然、本が好き。 平凡……から少し滑り落ちてしまった、どこにでもいそうな青年。 ・経歴 　歯科医の父と、外科医の母のもとに生まれた。幼少の頃は両親の影響もあり医者を目指そうと勉強を頑張ったりしていたが、小学生の頃母の勤める病院で医療事故が発生。患者の主治医であった母は責任を問われ辞職、のちに自殺。父親も荒れ、彼の周囲からの目も厳しいものとなってやる気を無くしてしまった。 　その後は漫然と、しかし周囲からのチクチクとした視線を受けながら学校生活を何とか送っていたが、高校1年生の初めにレネゲイド関連の事件に巻き込まれ、オーヴァードとして目覚める。以後UGNのエージェントとして活動している。シンドロームに関しては、はじめキュマイラを含むクロスブリードとのみ診断され、ウロボロスシンドローム保持者であったことが判明したのはつい最近のこと。覚醒以後初めて遭遇した大きめの事件で“ミーアキャット”猫川美亜と共同戦線を張り、以来連絡を取り合うほどにはなっている。 　中学校以降あまり勉強に身を入れていなかったため成績は普通。しかし幼いときには勉強ばかりしていたため運動はあまり得意でない。また視線から避けるために図書館に通っていたため本が好き。 　エリートとして見られていた時期、周囲の視線が一気に厳しくなった時期、そしてオーヴァードとして一般社会から半ば弾き出されている時期と経験してきたため、ごく普通に生活している同級生に若干僻みを感じている。 ・性格 　基本的には真面目、ただしたまに天然を発揮することがあったり、周囲を見る目が若干歪んでしまったため発言の曲解をしてしまったりする。また本から言い回しを引用することもある。発言の曲解と同じ理由で、人との距離の詰め方、ないし友達の作り方に苦手意識を持っている。半分情報屋として付き合ってくれる猫川美亜とは案外良い関係なのかもしれない。猫川以外の友達はほぼいない。 ・能力 　ベースはキュマイラのもので、優れた自己強化能力を武器に戦う。しかし代名詞ともいえる獣化能力は持たず、生来の運動神経の鈍さ、経験の浅さから戦闘能力はそこそこ。ついでに自己強化を行うと身体が歪にごつくなるため、好き好んで戦うことはあまりしたくない(現実逃避にはなるし、真面目であるため最低限以上に戦闘は行うが)。また対抗種としての力も自覚しており、そちらは物語のような能力ということで少しだけ気に入っている。 以下、メモ書き ・ウロボロス由来の能力は世界移動時の後発発生。『武器』=スネークブレード+アンチマテリアルライフル ・元ネタとしては「はてしない物語」主人公。ただしBB繋がりで一部(主に名前とコードネーム)に別のものが……。 ・戦闘の特別な描写は(現状)特には。(世界移動前時点では)一般的なキュマイラの白兵アタッカーって感じ。 アームド演出

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