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朝来 成親(あさらい なりちか) 特徴：スポーツ万能・おおらか もうびっくりするくらい家から出たがらない猫背の青年。自宅警備員だが完全なニートでもなく、デイトレードや事務作業を中心としたパソコンで出来る仕事で人並み程度の収入を得ている。引きこもりの割にオタク趣味は嗜む程度で、お茶の時間と家から徒歩数十秒のジム通いというじじくさい趣味を持つ。 性格は案の定常に気怠げでぐだぐだ。一定の生活水準を保っている辺り心底から面倒臭がりでは無いらしいが、覇気が無く陰気な雰囲気を全力で漂わせている。表情は虚無か嫌悪かの二択の場合が多いが、気の置けない相手の前では割と表情豊か。ちゃんと話してみれば意外な程博識で思慮深かったりしないこともない。 何気に普通に運が悪くセルフ寄せ餌の傾向があり、外を歩けば何かに当たる勢い。未だに一人で出かけるとだいたい目的地が臨時休業だったり目的の品だけ売り切れだったり変な奴に絡まれたりする。 それもあってか基本的にかなりの人嫌いで、初手から他人を疑ってかかる性質。多少認知が歪んでおり、他人の大半は自分を嫌っていると思い込む傾向にある。その対象外である信頼出来る人物はごくごく少数に限られている。 もちろんそんな性格をしていてメンタルが強いわけもなく、だいたい不定の狂気を複数抱えている程度には不安定。時折本気を出したり重大な判断をきっちり下す姿を見せたりする事もあるものの、大半は心を閉ざし無理をしている状態なので後で吐きそうになる。その癖様々な事を抱え込む癖があるため、放っておくとどこまでも悪化の一途を辿りがち。 ……なお、現在お付き合い中の恋人の前だけでは、ここまでの前提の大半を覆しふわふわのにこにこお兄さんに変貌する。相手への好意を隠せない照れ屋のわんこ属性が前面に出る他、怖がられないよう柔らかめの口調を心掛けるうちに若干猫を被っているっぽくなっている。 彼女とのお出かけのためなら(比較的)容易に家から飛び出し、(少々背伸びして)彼氏らしい振る舞いを心掛け、(とても努力して)他者との交流も積極的に行う程には惚れ込んでいる。ただしすぐに手を繋ごうとしたり撫でられる事を好んだり、恋人に求めるものは若干幼児に近い。 実質的な自室である書斎は意外と整頓されていて余計なものは少なく、目立つのは大きなパソコンデスクとお高いデスクチェア、収納家具とベッドくらい。デスク上にはこれも高めのパソコンが置かれ、お菓子やらお茶の類やら普段使いのものやら写真立てやらが一極集中している。部屋の中央には何気にかわいくて大きいふわふわラグが敷かれており妙に和ましい。 所持AF： 『結びの指輪』 身につけている際、SANチェックで直葬されるような値が出た場合、即座にSANを5まで回復することが出来る。現在持ち歩いていない。そんな度胸はない。 HO式シナリオ出身：ステータス・技能値に特殊処理は無し 該当シナリオ→ナインルーム：HO2 以下ナインルームのネタバレを含む 元は空手道場の師範代の一人息子。腕前は相当なものだったが父親が指導中の度を越えた体罰で逮捕されたのを機に生活は一変、犯罪者の息子としていじめを受けるように。 なまじ武道に秀でているために抵抗すれば自分が咎められると理解していた彼は、ひたすら無抵抗な哀れっぽい人間を演じる事で自分は無害であるとアピールしながら過ごしていた。 通っていた学校で起こった惨殺事件後もその姿勢を崩す事はなく、今の自堕落な生活に至っている。本格的な空手の稽古からは離れて久しいものの、幼少から叩き込まれた鍛錬のルーティンだけはこっそりと続けている(武道とキックの技能値はそこから)。 ……………という脳内設定をガチガチに固めて生きてきた長月朱里の人格の一人。治験を終わらせた末に妄想通りの肉体を得た。 治験終了直前の騒動で崩壊一歩手前まで精神が摩耗したこともあり、メンタル面は前述した以上に非常に不安定。虐めの経験から忍耐は得意であるものの他人と世界への不信感も強く、反動で元ルームシェアメンバーへの依存が顕著に見られる。内心の人恋しさからか、普段は広大なはずのパーソナルスペースが彼らに対してだけは簡単にバグを起こす。 反面フィジカル面は設定のためか元々素質があったのかかなりつよつよであり、運動神経も普段引きこもりとは思えない程良好。緩めの服に隠した筋肉と凶悪な威力のMAキックがトレードマークとも言える。これが無ければロストしていました。 以前は同じ人格の一人だった矢津おわんに対し、己がいつも通りいじめを受けていれば彼女に罪を負わせることはなかったという負い目と庇護欲、純粋な友愛と恋慕が混じった重い感情を抱えていた。 限界に達した感情を強引に殺して解決しようとする事件を起こした挙句、後の紆余曲折あったデートの帰りに促されてぶちまける形でようやく心情を吐露。思いを受け入れて貰い、どんな事があっても共に乗り越え傍で生きると互いに誓うまでに至る。 なおその結果が現在の浮かれポンチ大型犬ムーブである。相手もお情けで付き合ってくれたのではなく、本当に自分を愛してくれていると最近やっと理解が出来たので捻くれた感情の大半は寛解している。自分が彼女の支えでありよすがでありたいと願い、共に幸せに生きる為に自分を大切にする努力を出来るようになった。 共にあり続ける限り愛情深く相手の気持ちに寄り添う努力を欠かさない恋人ではあるものの、反面引き離した場合何をしでかすか本人にも分からない危うさを持つ。というかこちらもやらかし済。やっぱこいつダメでは？

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