タグ： ハッピーいぬちゃん

大正X2U令嬢×使用人 HO・使用人ベース 家族代々財閥に仕えている使用人。 七つ歳下のお嬢様のお目付役兼世話役を任されている。 二人の主従は彼女が産まれたその時から始まり、以来共に同じ屋敷で育ってきた。 人に仕えて生きていくことに疑問を持ったことはなく、これが運命であると受け入れている。 この時代の男性にしては背が高いが、猫背気味のためあまり高い印象は受けない。 陰鬱でとっつきにくく、近寄りがたい雰囲気を持っているが、本当は主人の身を親身に案じている情に厚い従者である。 器用貧乏。見かけと内面のギャップで損をしている男だが、内外にコネを持ち、ほどほどに仕事はうまくやっているようだ。 昔は下町の方で悪い遊びを嗜んだこともあったが、「使用人の品格が財閥の品格に繋がる」と説教をされてからは大人しくしている。 恋ではなく愛としてお嬢様のことを慕っている。 彼女を幸せにすることが自分の使命だと信じて疑わず、彼女が死ぬその時まで傍に仕えるつもりでいる。 しかし平民というこの身分ではとても彼女と釣り合わないことも自覚しており、彼女の本当の幸せのためには、自分の存在が重荷となってしまうのではないかとも考えている。 どうか言わないでくれ、と願いながらも、もしも彼女が望むなら身を引く覚悟もしている。 また、彼女にもらったものはどんなものでも大切に箱にしまっている。どんぐり、四つ葉、絵本、似顔絵などなど……。 幼少期は懐かれていたものの、現在は少し意図的に距離を置いている。彼女からは嫌われてしまったかもしれない、なんて思っていたり。

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